番狂わせ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

番狂わせ(ばんくるわせ)とは、予期せぬ事態により物事が思わく通りに進まなくなること、またはスポーツの試合などにおいて戦力や過去の実績で上回る競技者や競技チームに対して格下と見なされる側が、事前の予想を覆して勝利することを指す言葉[1]。時には、「奇跡」とまで表現されることもある[2]

概要[編集]

「番狂わせ」という言葉は、江戸時代ころから存在する[3]。「」とは物事の順序を指す言葉で[4]、それが「狂う」ことから「予期せぬ事態によって支障が生じる[3]」「志と異なる[3]」「当てが外れる[3]」「異常[3]」「異変[3]」「尋常ではない様[3]」などの意味を持つようになった。

現代社会の日本では、スポーツなどの勝負事において「番狂わせ」という言葉が使用される機会が多いが、これは相撲番付の下位に位置する力士が上位力士に勝利することを指して「番狂わせ」と呼ぶようになったことの影響と言われている[4]。また、この取り組みでは当たり前のように観客が座布団を投げるのが恒例となっている。格下と見做されるチームや体格で劣る者が、創意工夫をめぐらせて戦力差を補い、「番狂わせ」を呼び寄せる様は真剣勝負の世界の醍醐味とも評される[5]。その一方で、ラグビーユニオンのように強者が順当に勝ち進む可能性が高い競技もあり[5]、身体能力に勝る側に有利に作用するルール改正により、弱者が強者に勝利する可能性がさらに失われている、との指摘もある[5]

類似表現として、「大物食い」がある[6]

英語における用法[編集]

カラヴァッジョ『ゴリアテの首を持つダビデ』(1609年 - 1610年) ボルゲーゼ美術館ローマ
『旧約聖書』によると、当時若者に過ぎないダビデ王が巨人ゴリアテを投石器で斃し討ち取った。

英語において、日本語の「番狂わせ」に相当する上位にランクされた他の競技者を打ち負かすことを意味する語としてupset と giant-killing がある。

Upset

Upsetという単語は「動揺」「不安」など様々な意味を持つが、スポーツや政治の分野では、「番狂わせ」の意味で用いられる[7]。 本来の語源は定かではないが、通俗的には1919年サラトガ競馬場で行われたサンフォードメモリアルステークスにおいて、アメリカ競馬史上最強馬の一頭に数えられる競走馬マンノウォー(1917年生、21戦20勝)を唯一破った馬 Upset (1917年生)に由来すると考えられていた[7]。ところが2002年、『ニューヨーク・タイムズ』 紙のオンライン版[8]データベース全文検索能力を調査していた辞書調査員 George Thompson は、"upset"の動詞名詞の用例をさかのぼって調べたところ、名詞の用例が1877年には存在していたことを突き止めた[9][7]。ただし、1919年のサラトガ競馬場での事件が"upset"の用法を広めることになったのは事実である。また当然にUpsetの馬名の由来になっていた可能性も否定出来ないが、現在でもしばしば大きなスポーツイベントにおける最初の"upset"の使用として紹介される。

Giant-killing

直訳すれば 「巨人殺し」 で、日本語の 「大物食い」 に当たる。『旧約聖書』「サムエル記」の「ダビデゴリアテ」 の説話や、『グリム童話』 の 「勇ましいちびの仕立て屋」 のバリエーションの一つで 『ジャックと豆の木』 と共通点の多い『巨人殺しのジャック英語版』から来ている。イングランドで行われている世界最古のカップ戦であるFAカップにおいて4部や5部などの下位リーグのクラブが1部リーグのクラブを破った際などに用いられる[10][11]

主な事例[編集]

選挙[編集]

1936年アメリカ合衆国大統領選挙
現職大統領で、民主党フランクリン・ルーズベルト共和党候補のアルフレッド・ランドンに勝利した。世界恐慌や世界的な政情不安の中、保守的なルーズベルトにこれらの問題を解決する能力はないと評され、過去5回の大統領選の結果を的中させた『リテラリー・ダイジェスト』誌の調査でも再選の見込みはないとされていた[12]
1948年アメリカ合衆国大統領選挙
事前の世論調査により、落選確実と見做されていた現職大統領で民主党のハリー・S・トルーマンが、共和党候補のトマス・E・デューイに勝利した。当時の民主党は公民権問題を巡って3派に分裂していたため、共和党が20年ぶりに政権の座に復帰するものと考えられていた[13]
2016年アメリカ合衆国大統領選挙
不動産王として知られていた共和党のドナルド・トランプが、民主党候補で元国務長官ヒラリー・クリントンに接戦の末勝利した[14]。トランプは過激な言動や自身のスキャンダルなどで批判を浴びており[15]、政治家としての実務経験が欠如していたことからアウトサイダーと見做されていたが、変革を望む大衆からの支持を集めた[14][16]。一方のクリントンは事前の世論調査では優勢だったが[15]、「既存の政治家」「富裕層の代表」と見做され国務長官時代の私用メール問題が再熱したこともあり、支持を伸ばすには至らなかった[14]
2021年東京都議会議員選挙
前回、自由民主党と連立政権を組む公明党が自民党との選挙協力を解消し、東京都知事小池百合子(当時)が特別顧問を務める都民ファーストの会と選挙協力し、小池都知事への高い支持率も相まって、都民ファーストの会が追加公認と合わせて55議席と大勝したが、都議会運営をめぐって公明党と都民ファーストの会が対立して協力関係を解消し、公明党は今回、前回23議席と大敗した自民党と8年ぶりに選挙協力した。このため、序盤情勢では「自公、過半数獲得の勢い」[17]と自民、公明両党優位という情勢報道がなされたが、投開票の結果、公明党は23人全員当選を果たしたものの、自民党は40議席台ないし50議席以上という大方の予想を覆し、33議席と辛うじて都議会第一党を奪還するのにとどまり、自公合わせて過半数の64議席に届かず[18]菅義偉政権にとって大きな打撃となる結果となった。一方都民ファーストの会は、終盤、過労で入院していた小池都知事が退院して公認候補の激励に駆けつけたことも功を奏し、最大でも20議席台前半という予想を覆し、31議席と踏みとどまった[注釈 1]。このように事前の議席予測と実際の選挙結果に大きな乖離が生じた原因として、政治学者の菅原琢が国政選挙において議席予測の際に、世論調査の数字が歪んでいることを考慮して予測するが、今回の場合、態度未定層などを無視して告示直後の態度決定層の投票予定のみを基にしたデータから予想したためと論じている[19]

オリンピック[編集]

ベルリンの奇跡
1936年8月4日、ドイツで行われたベルリンオリンピックサッカー競技1回戦で、初出場の日本が優勝候補のスウェーデンと対戦。前半0-2の劣勢から反撃し、後半3ゴールを挙げ3-2で勝利した[20]早稲田大学の選手を中心に構成された日本は、現地で練習試合を重ねる中で欧州で主流となりつつあった3バックシステムへ変更、試合では豊富な運動量で相手を上回った[21][22]。これに対しスウェーデンは日本と同様にプロ制度は導入されていなかったものの欧州の強豪国に数えられており、この大会にもA代表を送り込んでいた[22]。そのため同国には期待が寄せられており、「組分けには満足している」と宣言していた[23]。この試合は日本では「ベルリンの奇跡」として[20][21]、スウェーデンではラジオ解説者のスヴェン・イェリング英語版の発した「Japaner, japaner, japaner! 」(日本人、日本人、日本人!)の台詞とともに記憶されている[2][23][24]
氷上の奇跡
1980年2月22日に行われたレークプラシッドオリンピックアイスホッケー競技決勝ラウンドのアメリカソビエト連邦英語版戦で、アメリカがソ連を4-3で破った。ソ連はステート・アマと呼ばれる実質的なプロ集団であり、大会5連覇を目指す強豪であるのに対しアメリカはミネソタ大学の学生を中心としたアマチュアチームであり、出場12チーム中の世界ランキングも7位と評価が低かった[25]。アメリカは2月24日に行われた最終戦の結果、金メダルを獲得した。
サラエボオリンピックスピードスケート競技男子500m
1984年2月10日、前年の世界選手権金メダリストで優勝候補と目されていた日本の黒岩彰は折からの吹雪の影響により記録が伸びず、38秒70のタイムで10位に終わった[26]。これに対し同じ日本の北沢欣浩は38秒30のタイムで銀メダルを獲得した[26]。北沢はそれまで黒岩に勝利した経験がなく[27]、同世代の鈴木靖らと比して伸び悩みも指摘されたが、1983年12月の松本浅間選抜競技会で好記録を残し、本番での強さを買われて代表枠4人の中に滑り込んだ[26]。一方、黒岩については前回大会で5冠のエリック・ハイデンをはじめ関係者の多くが「プレッシャーに負けた」点を挙げた[26]
マイアミの奇跡
1996年7月22日、アメリカフロリダ州マイアミで行われたアトランタオリンピックサッカー競技・男子グループリーグD組第1戦で、日本五輪代表ブラジル五輪代表を1-0で下した[28]。優勝候補のブラジルはオーバーエイジ枠のベベットリバウドアウダイールらに加え、ロベルト・カルロスロナウドらを擁する「ドリームチーム」ともいえる陣容だった[28]。これに対し日本はオーバーエイジ枠を採用せず23歳以下の選手のみで構成されていたものの、全選手がプロ契約を結んでいた[28]。試合は日本が事前の綿密な分析に基づく安定した守備でブラジルの攻勢をしのぎ[28]、相手守備の連係ミスを突いた1点を守り切った[22]
アトランタオリンピック柔道競技女子48kg級
日本の田村亮子 (現・谷亮子) は前回バルセロナ五輪決勝で敗れて以来4年間無敗・84連勝をつづけており、金メダルが確実視されていた。しかし、決勝で北朝鮮ケー・スンヒに判定負けし、2大会連続銀メダルとなった。16歳のケーは出場権を持たない国に与えられる推薦枠(ワイルドカード)で参加した選手で、田村とは初対戦、情報のないノーマークの存在だった。身長が10cm以上高いケーは奥襟をつかんで田村の動きを封じ、組み手争いでは柔道着を左前に着るという「暗黙のルール破り」をしていた[29][30]
アトランタオリンピック陸上競技女子マラソン
1996年7月28日、女子マラソンでエチオピアファツマ・ロバが、アフリカの女子選手として初めてマラソン金メダルを獲得した。当時のロバはまったく無名の選手で、レース中盤19km地点でスパートした時点ではいずれ失速すると思われたが、ひとりペースを落とさないまま、2位のワレンティナ・エゴロワロシア)に2分差をつける独走優勝を果たした[31]
シドニーオリンピックレスリング競技グレコローマンスタイル130kg級決勝
2000年9月27日、オリンピック3連覇とレスリング世界選手権9連覇の記録を保持し「人類最強」と呼ばれていたロシアアレクサンドル・カレリンが決勝でアメリカのルーロン・ガードナーと対戦して敗れ、大会4連覇を逃した。この敗戦により、カレリンの1988年から2000年にかけて維持していた13年間無敗記録が途絶えた[32]
ソルトレイクシティオリンピックショートトラックスピードスケート競技男子1000m
オーストラリアスティーブン・ブラッドバリーが準々決勝、準決勝を上位選手の失格や転倒で勝ち上がり、決勝でも先頭集団から遅れをとりながら最終コーナーでの先頭集団の全員転倒を後方にいて難を逃れたブラッドバリーが1着でフィニッシュし、オーストラリアのみならず南半球に冬季オリンピック初の金メダルをもたらした[注釈 2][33]
ロンドンオリンピックバレーボール競技女子 ブラジル韓国
2012年8月1日、前回覇者のブラジルに対し世界ランク15位の韓国が3-0のストレートで勝利した[34]。韓国は3位決定戦まで勝ち進んだが、3位決定戦で日本に敗れ、4位に終わった。
リオデジャネイロオリンピックレスリング競技女子53kg級決勝
2016年8月18日、オリンピック3連覇とレスリング世界選手権を合わせて16連覇中だった日本の吉田沙保里が、決勝でアメリカのヘレン・マルーリスと対戦して敗れ大会4連覇を逃した[35]。なお、マルーリスはこの勝利で吉田の個人戦連勝記録を206で止めるとともに、アメリカに初の女子レスリングでのオリンピック金メダルをもたらした。
平昌オリンピックアルペンスキー競技女子スーパー大回転
メダル獲得の可能性が高い20番滑走が終わった段階でトップに立っていたオーストリアアンナ・ファイトの連覇が確実と見られていたが、26番スタートのチェコエステル・レデツカがファイトのタイムを0.01秒上回る快走を見せ、チェコスロバキア時代も含めてチェコにアルペンスキー競技における初の金メダルをもたらした[36]。レデツカの本職は当時、2017年の世界選手権で優勝するなどの活躍をしていたスノーボードパラレル大回転であり、アルペンスキー競技においてはワールドカップでは7位、世界選手権では20位が最高と実力者と言えるには程遠い存在だった。この種目では、借り物のスキー板で滑っていた。この快挙で、19番スタートのオーストリアのコーネリア・ヒュッターが滑り終わった段階でファイトが連覇を果たしたと報道していたアメリカのNBCが報道を訂正する事態になった[37]。レデツカは、2月24日に行われたスノーボード女子パラレル大回転でも金メダルを獲得し、冬季オリンピック史上初めて1大会で異なる2つの競技 (狭義上。アルペンスキーとスノーボードの統括団体は同じ国際スキー連盟であるため、広義の上では同一競技となる) で金メダルを獲得した女子選手となった[38]
また、レデツカは後に2020-2021シーズンのワールドカップで2020年12月12日、スノーボード女子パラレル大回転を[39]、12月20日にアルペンスキー女子スーパー大回転を制し[40]、8日間でアルペンスキースノーボードの2つのワールドカップで勝利を収めた。

2020年東京オリンピック[編集]

自転車女子ロードレース
2021年7月25日に行われた自転車女子ロードレースで、オーストリアアナ・キーゼンホファーが優勝した。
キーゼンホファーは当時、世界ランク94位のアマチュアでスイス連邦工科大学の数学者でもあった。キーゼンホファーはスタート直後から単騎の大逃げを打ち、他4選手がキーゼンホファーに追随するも徐々に脱落し、残り約40kmで独走状態になる。そしてキーゼンホファーを追うグループが作戦を誤った結果、キーゼンホファーとの差を縮められず2位に1分15秒の差をつけて優勝した[41]
バドミントン
2021年7月28日に行われた男子シングルスで、世界ランク1位の桃田賢斗が韓国の世界ランク38位の許侊熙英語版に敗れ、予選リーグで敗退した[42]。また、女子ダブルスでも世界ランキング1位2位を独占し、直近2大会の世界選手権でも優勝準優勝を独占していた日本の松本麻佑永原和可那組、福島由紀廣田彩花組の2ペアが、7月29日に行われた準々決勝でそれぞれ韓国、中国のペアに敗れメダルを逃した[43]。なお、当競技において日本代表はメダルラッシュを期待されたが、男女混合の銅のみに留まるなど低迷した。
陸上競技
男子100mでは、当時2021年のシーズンベスト1位だったアメリカのトレイボン・ブロメルが準決勝で敗退する波乱があった。決勝では、大会前まで9秒95が自己ベストだったイタリアのマルセル・ジェイコブスフレッド・カーリーロニー・ベイカーといったアメリカ勢やカナダのアンドレ・ドグラス、南アフリカのアカニ・シンビネといった金メダル候補を抑えて、9秒80のヨーロッパ新記録で金メダルを獲得した[44]
男子4×100mリレーでは、予選で強豪のアメリカがまさかの敗退を喫した。1組で登場した日本が38秒16のタイムで3着に入り決勝に進んだが、2組で登場したアメリカは日本より早い38秒10のタイムを記録したものの6着に終わり、4着以下の上位2か国にすら入ることができなかった。この敗退によりカール・ルイスマイケル・ジョンソンがアメリカ代表を酷評する事態となった[45]。決勝では、メダル候補と言われていた日本は第1走者の多田修平から第2走者の山縣亮太へのパスが渡らず、テイクオーバーゾーンを超えたため失格となり、3連覇を目指していたジャマイカがバトンパスで失速して5位に終わり、金メダルを獲得したのはイタリアであった。イタリアはリレー種目では初の金メダルを獲得し、2走で走ったジェイコブスは100mと併せて2冠を達成した。イタリアは今五輪において計10枚の金メダルを獲得、うち5枚をこの陸上競技で挙げた。イタリアが一大会における金メダルの獲得数を2桁に乗せたのは、2004年アテネ大会以来である。
スケートボード
オリンピック出場者を決める世界ランキングにて、1位だった選手(男子ストリート:ナイジャ・ヒューストン、男子パーク:ヘイマナ・レイノルズ英語版、女子ストリート:パメラ・ローザ英語版、女子パーク:岡本碧優)がいずれもメダルを逃し、男子パークのレイノルズと女子ストリートのローザに関しては予選敗退を喫した。特に絶対王者とも評されるヒューストンにはメダルの期待がかかっていたものの、決勝で4連続トリックミスを犯し、その理由について「ファンがいない中で五輪金メダルを懸けて争うのは難しかった」と話している[46]。なお、行われた4種目のうち3種目で日本代表選手が金メダルを獲得した。

相撲[編集]

天明2年2月場所7日目 小野川谷風
1778年に行われた63連勝中の大関・谷風と二段目の小野川の取組は、小野川が小股掬いで谷風を下し勝利。この時の小野川の地位は幕下二段目3枚目、1780年の江戸相撲での初土俵から徐々に成績を伸ばしていたものの、谷風には3連敗中だった[47]。この番狂わせにより江戸市中は騒然となり、小野川の名前は世間に知られるようになった[47]
寛政12年12月場所初日 雷電
1800年に行われた44連勝中の西大関・雷電と東幕下3枚目・鯱の取組は、鯱がはたき込みで雷電に勝利[48]。俳人の大江丸によれば、立ち合う前から勝負あったと多くの観客が帰り支度を始めたところに大方の予想を覆す結果となり、「負けてこそ人にこそあれ相撲取」と詠んだ[48]。鯱は小野川の弟子にあたるが、幕尻と十両を行き来したまま引退を迎えており、相撲人生において「最高の一番」となった[48]。一方、雷電はこの敗戦を挟み、初代柏戸に敗れるまで38連勝があり、勝っていれば83連勝に達していた[48]
昭和14年1月場所4日目、双葉山安藝ノ海
双葉山の敗北と安藝ノ海の金星を伝える紙面。
1939年1月15日に行われた双葉山70連勝ならずの「世紀の一番」。安藝ノ海が双葉山を左外掛けによる奇襲で破る[49]。この取組まで双葉山は69連勝を記録しており、誰もが70連勝の達成を信じて疑わなかった[50][51]。ラジオ実況を担当した和田信賢は取組前に「きょうまで69連勝、はたして70連勝なるか、70は古希。古来まれなり」と故事を引用したが、思わぬ敗戦に「双葉敗れる」と連呼した[51]。双葉山が敗れた瞬間、国技館では座布団だけでなくビール瓶、果ては火鉢までが宙を舞ったと伝えられる[50]。安藝ノ海の所属する出羽海部屋では笠置山を参謀役に双葉山攻略法を研究しており、それが実った形となった[49]。安藝ノ海は後に横綱に昇進しているが、双葉山からの白星はこの1勝のみである[49]
令和2年1月場所、西前頭17枚目 德勝龍の幕尻優勝
2020年1月場所、幕尻(幕内の最下位)の西前頭17枚目、33歳の德勝龍が幕内最高優勝
德勝龍は2013年名古屋場所での新入幕以来、三役経験はおろか三賞の受賞歴もなく、十両と幕内を往復するような状況が続いていた[52][53]。この優勝の直前場所に当たる2019年11月場所も西十両筆頭で8勝7敗のギリギリ勝ち越しによる再入幕であり、徳勝龍の親族をはじめ優勝を予想する者はいなかった[54][55][56][57][58]
同場所は開始早々、白鵬鶴竜の両横綱が休場、上位も崩れ混戦となる中、德勝龍は2日目に魁聖に敗れたのみで順調に勝ち進んだ。9日目終了時点で德勝龍と西前頭4枚目正代の2人の平幕力士が1敗のトップで並走し、その後を2敗で大関の貴景勝が追う展開となった。この時点でも「德勝龍はそのうち脱落するだろう」と見なされ[58]、審判部も優勝争いトップである德勝龍と上位力士との割をなかなか組まなかった[59]。その後も德勝龍は勝ち進み、14日目の1敗同士の直接対決で正代を下し単独トップに立つと、幕尻でありながら史上初めて千秋楽結びの一番に抜擢[60]。この取組において大関の貴景勝を寄り切りで下し、幕尻での幕内最高優勝を成し遂げた[52][60][注釈 3]
令和4年9月場所11日目 朝乃山勇磨
2022年に行われた幕下の取組。朝乃山は出場停止明け2場所目で、7戦全勝すれば十両に復帰できる東幕下15枚目に番付を戻していた。場所前の下馬評では元大関の朝乃山が圧倒的有利で、難なく全勝して関取復帰を決めると思われていた。その評判に違わず最初の相撲から5連勝したが、11日目、元大関の朝乃山は同じく5連勝の勇磨を捕まえられず、突き放して攻め立てる。しかし勇磨にうまく土俵伝いに回られ、勝負に出ていったところを突き落とされて土俵に這った。勝てば11月の九州場所での十両復帰となる7戦全勝に王手だったが、それが消滅した。勝利した勇磨は13日目に6戦全勝同士で大成龍と対戦し、勇磨が勝てば幕下優勝だったが敗れて優勝を逃した[62]

サッカー[編集]

FIFAワールドカップ[編集]

1950 FIFAワールドカップ アメリカ合衆国対イングランド
1950年6月29日、ブラジルベロオリゾンテで行われたグループリーグ第2戦でアメリカイングランドに1-0で勝利した。イングランドはトム・フィニービリー・ライトらを擁して第二次世界大戦後から23勝3引分け4敗の記録を残し[63]、地元のブラジルと共に優勝候補に挙げられていた[64]。これに対しアメリカはセミプロ数名を除けば全選手がアマチュア選手だった[64]。試合はイングランドが終始圧倒していたが、前半38分にジョー・ゲーチェンス英語版のヘディングシュートが決まりアメリカが1-0と先制すると、イングランドの猛反撃を抑え勝利した[65][66]。「FIFAワールドカップ史上最大の番狂わせ(The biggest upset in World Cup history)」と評され[67]、FIFAからも公認されている(FIFAの公式呼称は「The miracle of Belo Horizonte(ベロオリゾンテの奇跡)」)[68]
2018年6月10日、アメリカのデータ会社Gracenote社がワールドカップの各試合について、試合前の時点でデータに基づいて想定される両チームの勝利確率を算出した結果、アメリカがイングランドに勝利する確率は最も低い「9.5%」で、この試合の結果は「FIFAワールドカップ史上最大の番狂わせ(The biggest upset in World Cup history)」であることが計算でも確認された[69]
1966 FIFAワールドカップ イタリア北朝鮮
1966年7月19日、イングランドのミドルズブラで行われたグループリーグ第3戦で、北朝鮮がイタリアに1-0で勝利した。北朝鮮の大会前の評価は低かった[64]が、東側諸国と親善試合を行い強化されたチームだった。試合は34分、イタリアのジャコモ・ブルガレッリが負傷退場し、数的不利な状況になると42分に朴斗翼の得点で北朝鮮が先制、後半もイタリアの反撃を抑えて1-0で勝利した[66]。その後北朝鮮はグループステージを2位で突破したことにより、アジア勢としては史上初のベスト8進出となった。敗退が決まったイタリアの選手達は帰国後、ジェノヴァの空港でファンから腐ったトマトを浴びせられた[64]
1990 FIFAワールドカップ アルゼンチンカメルーン
1990年6月8日、イタリア大会の開幕戦で前回大会優勝国のアルゼンチンがカメルーンと対戦。カメルーンは後半22分にフランソワ・オマン=ビイクが打点の高いヘディングシュートを決めて先制すると、退場者2人を出しながら1-0で逃げ切り、ワールドカップ初勝利を挙げた[70]。カメルーンはソ連からヴァレリー・ニポムニシを監督に迎えて以来、英語やフランス語の対話力を欠くニポムニシを選手たちが拒絶、3月のアフリカネイションズカップ1990ではグループリーグ敗退に終わるなど低迷していた[70][71]。事前合宿の状況も芳しくなく、報酬の支払いをめぐり交渉役となっていた正GKのジョセフ=アントワーヌ・ベルがチーム批判を行った咎でレギュラーの座を剥奪されるなど混乱が続いた[70]。優勝国予想も500対1と低いものだったが[70]、荒々しい守備や中盤でのハードワーク、少ないチャンスを生かしたカウンター攻撃などで相手を抑えた[71]。一方、前回大会MVPのディエゴ・マラドーナを擁するアルゼンチンはメンバー選考に物議を醸したものの、事前合宿などでは目立ったトラブルもなく試合当日を迎えていた[70]。試合後、監督のカルロス・ビラルドは「私のキャリアの中で最悪の瞬間」と語った[70][71]。その後、カメルーンはグループBを1位で突破するとアフリカ勢初のベスト8進出を果たした[70]
2002 FIFAワールドカップ フランスセネガル
2002年5月31日、韓国ソウルで行われたワールドカップ開幕戦となったグループリーグ初戦で、FIFAランキング65位のセネガルが同1位のフランスと対戦。セネガルは前半30分にパパ・ブバ・ディオプのゴールで先制し、後半フランスの反撃をしのいで1-0で勝利した。フランスは前回大会の優勝国で、さらにUEFA EURO 2000FIFAコンフェデレーションズカップ2001でも優勝し、ティエリ・アンリ(イングランドプレミアリーグ)、ダヴィド・トレゼゲ(イタリアセリエA)、ジブリル・シセ(フランスリーグ・アン)といった各リーグ得点王を3人擁する優勝候補だった。しかし司令塔ジネディーヌ・ジダンの負傷欠場などが影響し、グループリーグ3試合無得点、最下位で敗退した。前回優勝国がグループリーグで敗退するのは、1966年大会のブラジル以来だった。一方、セネガルはグループ2位で決勝トーナメントに上がり、ベスト8まで進出した[66]
2014 FIFAワールドカップ・グループD
グループDは、FIFAランキング7位のウルグアイ、同9位のイタリア、同10位のイングランドの3カ国が同グループに入り、いずれも優勝経験を持つ「死の組」となり、その中で同28位のコスタリカだけは大会前は蚊帳の外で、「3強1弱」と言われていた。しかし、初戦のウルグアイ戦で前半に与えたPKエディンソン・カバーニに決められ先制されながらも後半3得点を挙げ逆転勝利、続く2戦目のイタリア戦では前半終了間際にブライアン・ルイス・ゴンサレスが挙げた1点を守り切り、D組突破一番乗りを決めた[72]。第3戦のイングランド戦[73]、決勝トーナメント1回戦のギリシャ[74]、準々決勝のオランダ[75]で大会選定のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたGKのケイロル・ナバスを中心とした堅守速攻が光り、コスタリカは史上初のベスト8に進出した。
2022 FIFAワールドカップ

この大会では日本がドイツとスペイン[76][77]韓国ポルトガル[78]カメルーンブラジルに勝利と[79]、アジア勢・アフリカ勢がW杯優勝経験国をグループステージで破り、またモロッコはアフリカ勢史上初めてベスト4入りを果たす[80]など番狂わせが続出した。

アルゼンチンサウジアラビア
2022年11月22日、ルサイルスタジアムで行われたFIFAランキング3位のアルゼンチンと同51位のサウジアラビアの試合で、アルゼンチンが前半10分にリオネル・メッシのPKで先制点を得るも、サウジアラビアは後半3分にアル=シェフリ、同8分にアッ=ドーサリーが立て続けにゴールを決め、その後アルゼンチンの猛攻をしのいで2-1で勝利した[81]。サウジアラビアは守備面ではオフサイドトラップを駆使し、尽くアルゼンチンの得点の機会を潰した。一方、攻撃面では放ったシュート3本の内、2本の枠内シュートが全て得点となった。アルゼンチンはコパ・アメリカ2021では無敗で優勝し、2022 FIFAワールドカップ・南米予選も無敗の2位で突破するなどこの試合までに国際Aマッチ36試合無敗で、ブックメーカーの優勝オッズも6.5倍と優勝候補の一角に挙げられていたのに対し、サウジアラビアの優勝オッズは501倍と戦力差は明らかで[82]、アメリカのデータ会社Gracenote社が算出したサウジアラビアがアルゼンチンに勝利する確率は上述の1950年大会でのアメリカがイングランドに勝利した「9.5%」をさらに下回る「8.7%」であった[83]。サウジアラビアはこの試合の勝利を記念して翌23日を祝日とし、この日の娯楽施設を無料とした[84]。その後、サウジアラビアは2連敗しグループステージ敗退となった一方で、アルゼンチンはメッシが牽引してチームを立て直し、36年ぶりの優勝を果たした。

欧州[編集]

2015-16シーズンのプレミアリーグ
レスター・シティFCがクラブ創設132年目にして初のプレミアリーグ優勝を果たした[85]。レスターは前シーズン14位で、一時最下位になった他、選手補強などの人件費も18番目の低予算であり、シーズン前の優勝オッズは5000倍で全くのノーマークであったが、監督のクラウディオ・ラニエリのもとジェイミー・ヴァーディがプレミアリーグ記録となる11試合連続ゴールをあげるなど、快進撃を続けて初優勝を果たした。[86][87]。この快挙はミラクルレスターと呼ばれた。
UEFA EURO 2016 アイスランドイングランド
2016年6月27日、フランスのニースで行われた決勝トーナメント1回戦で、主要国際大会初出場のアイスランドがサッカーの母国イングランドに2-1で逆転勝利した[88][89]。アイスランドは人口約33万人の小国でサッカー協会登録選手はわずか100人前後しかおらず[90]、元イングランド代表選手のゲーリー・リネカーも「われわれの歴史上最悪の敗北。イングランドはプロサッカー選手より火山が多い国に負けた」とツイートした[91]。なお、6月23日の国民投票イギリスのEU離脱(Brexit)が決まったこととEURO敗退を重ねて皮肉るというメディアもあった[91]。アイスランドではこの試合の視聴率が史上最高の99.8%を記録した[92]

日本[編集]

日本では天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会において下位カテゴリのチームが上位チームに勝つ番狂わせが発生しやすいとされている。理由としてJリーグでは過密日程に加え優勝争いや上位・下位カテゴリへの昇降格に絡んでいるチームはリーグ戦優先のためカップ戦ではメンバーを落とし、かつ怪我防止のため全力で当たれないのに対し、下位カテゴリや優勝・昇降格争いに絡んでいないチームはカップ戦に集中して全力で当たってくるなどモチベーションの差が指摘されている[93]

これまで第89回大会で当時北信越リーグ(当時4部相当)に所属していた松本山雅FC浦和レッズに2-0で[94]第101回大会では関西サッカーリーグ(5部相当)に所属するおこしやす京都ACサンフレッチェ広島に5-1で勝利するなど[95]、1試合単位での番狂わせはいくつか発生しており、Honda FCのように4部相当であるJFLに所属しながら第99回第100回の2大会連続でベスト8まで進出した事例[注釈 4]もある。その中でもリーグ戦の成績やカテゴリ差から番狂わせ度が特に大きい例を記載する。

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会 いわきFC筑波大学
この大会で当時福島県社会人サッカーリーグ1部所属のいわきFCは、福島県予選決勝にてJ3リーグに所属する福島ユナイテッドFCを2-0で破り、天皇杯初出場を果たすと[96]、1回戦で北海道サッカーリーグに所属するノルブリッツ北海道FCを8-2で破り[97]、2回戦ではJ1リーグに所属する北海道コンサドーレ札幌と対戦した。後半アディショナルタイムに勝ち越すが直後に同点とされ試合は延長にもつれ込むものの、その後いわきFCが3点を追加し5-2の大差で勝利した[98]。JFLをJ4と換算すると福島県社会人リーグ1部はJ7にあたり、ディビジョン差6となるこの大金星は日本サッカー界最大のジャイアントキリングとも呼ばれた。いわきFCは3回戦で清水エスパルスと対戦し、0-2で敗退した[99]
関東大学サッカーリーグ1部に所属する筑波大学も茨城県代表として出場すると、1回戦でJ3リーグに所属するY.S.C.C.横浜に2-1で勝利[100]すると、2回戦では当時J1リーグに所属していたベガルタ仙台三笘薫の2ゴールなどで3-2で勝利[101]。ベガルタ仙台の渡辺晋監督(当時)がインスタグラムで謝罪動画を上げる事態になった[102]。筑波大学は3回戦でもJ2リーグに所属していたアビスパ福岡にも2-1で勝利し[103]、大学生チームが同一大会内でJ1、J2、J3の全カテゴリに勝利する偉業を達成している。筑波大学はベスト16でJ1リーグに所属していた大宮アルディージャに0-2で敗れている。
天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 法政大学
第67回全日本大学サッカー選手権大会に優勝し、この年はアマチュアシードチームとして13年ぶりに本大会出場となった法政大学は1回戦でJFLに所属するブリオベッカ浦安に1-0で勝利すると、2回戦ではJ2リーグに所属する東京ヴェルディに2-0で勝利[104]、さらに3回戦ではJ1リーグに所属するガンバ大阪にも2-0で勝利するなど[105]、大学生のチームがJ2リーグとJ1リーグのチームを立て続けに破るという大金星を起こし、先述の筑波大学に続く旋風を引き起こした。法政大学はベスト16でJ2リーグに所属するヴァンフォーレ甲府に0-1で敗れている。
天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 ヴァンフォーレ甲府
この大会でJ2リーグに所属するヴァンフォーレ甲府は初戦となる2回戦で環太平洋大学に快勝すると、3回戦からは北海道コンサドーレ札幌、サガン鳥栖、アビスパ福岡といったJ1リーグのチームを次々と破り、さらに準決勝では天皇杯5度優勝の鹿島アントラーズにも勝ちクラブ初の決勝戦へ進出[106]。決勝戦のサンフレッチェ広島戦でも1-1の延長後半終了間際にPKを与えるもこれをGKが止め、PK戦でも広島の4人目が止められたのに対し甲府はキッカー5人が全員成功し、優勝を決めた[107]
オープン化後に2部リーグ相当のチームが天皇杯を優勝した例は第61回大会日本鋼管JSL2部)、第62回大会ヤマハ発動機(JSL2部)、第91回大会FC東京(J2リーグ)の例があるが、日本鋼管とヤマハ発動機はいずれも翌年JSL1部、FC東京も翌年J1リーグへ昇格を決めた中で勢いに乗っての優勝に対し、甲府は決勝直前の時点でJ2リーグ7連敗中の22チーム中18位、第40節終了(シーズン残り2試合)時点でようやくJ3リーグ降格を免れるなど[108]、まさにリーグ戦の惨憺たる状況が嘘のような快進撃であった。また、2部リーグのチームが1部リーグのチームに5連勝しての優勝、1部リーグに昇格しないことが確定しているチームの優勝、プロ化後J2リーグのチームがJ1リーグのチームを破っての優勝はいずれも史上初である[注釈 5]。この状況に決勝進出時点で「(ヴァンフォーレにちなんで)番狂わせ甲府」の記事[109]や、優勝すると「番狂わせ度は日本ワールドカップ制覇以上」という評価があった[110]

ボクシング[編集]

世界バンタム級タイトルマッチ・エデル・ジョフレ対ファイティング原田
1965年5月18日、愛知県体育館で行われた同タイトルマッチで原田がジョフレに15回判定勝ちを収めて王座を獲得した。それまで50戦無敗を誇り、目下17連続KO中の「黄金のバンタム」と呼ばれたジョフレを原田が破った試合は、当初「原田が何回まで持つか」という予想を覆す勝利で「世紀の大金星」と呼ばれた[111]。両者は1966年5月31日に原田の2度目の防衛戦として再戦し、返り討ちにした。なお、ジョフレは生涯78戦戦い、そのうち敗戦は原田に喫した2敗のみであった。
キンシャサの奇跡
フォアマンのパンチをかわすアリ
1974年10月30日に行われたWBAWBC統一世界ヘビー級タイトルマッチ・モハメド・アリジョージ・フォアマン戦で、アリが8回KO勝ちを収めて7年6か月ぶりに王座を奪還した[112]。王者のフォアマンは「象をも倒す」と称された強打の持ち主でプロデビュー以来、40戦40勝37KOという記録を残していた[113]。一方、元王者のアリはベトナム戦争の徴兵拒否による王座剥奪から復帰後、ジョー・フレージャーケン・ノートンとの苦闘の末にフォアマンとの挑戦権を手にしたが、32歳という年齢を迎え全盛期を過ぎたものと見なされていた[112]。そのため戦前はフォアマンの優位が予想されていた[112]
WBA・WBC・IBF統一世界ヘビー級タイトルマッチ・マイク・タイソン対ジェームス・ダグラス
1990年2月11日、日本東京ドームで行われた同タイトルマッチで、ダグラスがタイソンに10回KO勝ちを収めて王座を獲得した[114]。タイソンはプロデビュー以来、37戦37勝33KOという記録を残していたが、この試合が初の敗戦となった。
WBC世界フライ級タイトルマッチ・ポンサクレック・ウォンジョンカム内藤大助
2007年7月18日、日本の後楽園ホールで行われた同タイトルマッチで内藤がポンサクレックを3-0判定で破り王座を獲得した[115]。両者の対戦はこれが3度目であったが、過去2回はともにポンサクレックが完勝しており、2002年4月の初対戦では当時世界タイトルマッチ最速だった34秒KOで終わらせていた。また、当時ポンサクレックは17連続防衛中で絶対王者と言われおり、対戦を希望していた亀田兄弟が所属していた協栄ジムも王座防衛前提で交渉を進めており、王者自身もタイでの防衛戦を計画していた程王者の勝利は確実と見られていた。試合が始まると、ポンサクレックの瞼から出血し、最後は判定で内藤の完勝となった。
IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ・ジョナサン・グスマン小國以載
2016年12月31日、日本の島津アリーナ京都で行われた同タイトルマッチで、小國がグスマンを3-0判定で破り王座を獲得した[116]。これが世界初挑戦だった小國に対しグスマンはそれまで22勝22KO無敗(1無効試合)、KO率100%の戦績を残し下馬評でも優勢だったがこの試合で生涯初ダウンを奪われ初黒星を喫した[117]
WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ・ローマン・ゴンサレスシーサケット・ソー・ルンヴィサイ
2017年3月18日、アメリカのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた同タイトルマッチで、シーサケットがゴンサレスを2-0の判定で破り王座を獲得した[118]。ゴンサレスは46戦46勝38KOの戦績を残しパウンド・フォー・パウンドで1位を付ける強さを持っていたが、この試合でプロ初黒星を喫した[119]
WBO世界フライ級タイトルマッチ・鄒市明木村翔
2017年7月28日、中国上海東方体育中心で行われた同タイトルマッチで、木村が鄒を11回TKOで破り王座を獲得した[120]。鄒はライトフライ級で五輪を連覇し、プロでも世界王座を手にし初防衛が期待される一方、敵地での対戦となった木村が不利との予想の中、逆転KO勝ちを収めた。
WBAスーパー・IBF・WBO統一世界ヘビー級タイトルマッチ・アンソニー・ジョシュアアンディ・ルイス・ジュニア
2019年6月1日、アメリカのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた同タイトルマッチで、22戦無敗21KOの戦績を残し、下馬評でも優勢が伝えられたイギリスのジョシュアが、薬物違反で資格停止となったアメリカのジャレル・ミラーの代役として挑戦者となったメキシコのルイスに7回1分27秒TKOで敗れ、プロ初黒星を喫した。この試合のオッズはジョシュア1倍に対し、ルイスには16倍がついていたが、ジョシュアは3回、7回に2度ずつダウンを奪われ、レフェリーストップされ、3つのベルトを失うことになった[121]。この出来事にフィリピンの英雄マニー・パッキャオはツイッターで「ボクシング史上最大の番狂わせの一つだ」と評した[122]。この勝利でルイスはメキシコ初のヘビー級王者となった。
WBAスーパー・WBC・IBF・WBO統一女子世界ウェルター級タイトルマッチ・セシリア・ブレークフスジェシカ・マッキャスキル
2020年8月15日、アメリカ・タルサで行われた同タイトルマッチで、ブレークフスを1階級下のスーパーライト級世界王者であるマッキャスキルが判定で降した[123]。ブレークフスは2009年3月にWBA・WBC王座を獲得、さらに2014年9月には女子初のメジャー4団体統一を果たし、WBC王座は男女通じてタイ記録となる25度防衛しており、この試合で新記録がかかっていたが、37戦目でプロ初黒星を喫し記録更新はならなかった。
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ・寺地拳四朗矢吹正道
2021年9月23日、京都市体育館で行われた同タイトルマッチで、矢吹が寺地を10回TKOで破り王座を獲得した。下馬評でも優勢が伝えられた寺地だったが、寺地が新型コロナウィルスに感染した事で練習不足となったことで終始矢吹に押され、最後は10ラウンド目でTKO負けを喫した。これにより、18戦無敗だった寺地は初黒星を喫し王座から陥落。ザ・リングも「今年最大の番狂わせ」と評した。
WBAスーパー・IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ・ムロジョン・アフマダリエフマーロン・タパレス
2023年4月8日、アメリカのボーイング・センター・アット・テックポートで行われた同タイトルマッチで、11戦無敗で下馬評でも優勢が伝えられていたアフマダリエフをタバレスが2-1の判定で降し、統一王座を獲得した[124]
WBO世界ヘビー級暫定タイトルマッチ・ジョー・ジョイス張志磊
2023年4月15日、イギリスロンドンカッパー・ボックスで行われた同タイトルマッチで、張がジョイスを6回1分34秒TKOで降し、10-1で暫定王者優位と言われたオッズを覆した[125]
IBF女子世界バンタム級タイトルマッチ・エバニー・ブリッジス吉田実代
2023年12月9日、アメリカ・チェイス・センターで行われた同タイトルマッチで、ブリッジスを吉田が3-0判定で降し王座を獲得した。吉田は負傷したアヴリル・マティエの代役として挑戦者となったが、1ヶ月前の11月7日にシュレッタ・メトカーフとの地域タイトルマッチで判定負けを喫したばかりで、かつオファーを受けてからの準備期間も約20日間と短く、オッズもブリッジス1倍に対して吉田7倍と圧倒的不利な状況であったが、下馬評を覆す大差判定で勝利しWBOスーパーフライ級との2階級制覇を達成した[126]。一方のブリッジスはシャノン・オコネルを8回TKOで降し初防衛した後、右手を手術したため1年のブランクを置いての防衛戦でプロキャリア11戦で2敗目を喫した[127]

ラグビーユニオン[編集]

日本代表キャップ認定試合 日本代表対オールブラックスジュニア
国同士の対戦ではないが、日本ラグビーフットボール協会がキャップ認定している、1968年6月3日、ニュージーランドウェリントン・アスレティックパークで行われた日本代表が23-19でオールブラックスジュニアを破った一戦[128] は、ニュージーランド国中に強い衝撃を与え、現地報道機関はこぞって、「NZラグビー暗黒の日」という見出しをつけて報道[129]した。
国際親善試合 サントリーウェールズ代表
2001年6月3日、秩父宮ラグビー場で、社会人単独チームであるサントリー(後のサントリーサンゴリアス)対ウェールズ代表戦が行われ、サントリーが45-41でウェールズ代表を破った[130]。なお、ラグビー日本代表2013年6月15日に東京・秩父宮ラグビー場でのテストマッチに勝利するまで一度もウェールズ代表に勝利したことがなかった。
ブライトンの奇跡
2015年9月19日、イギリスブライトン・コミュニティースタジアムで行われたラグビーワールドカップ、グループリーグ・プールBの試合において、ワールドラグビーランキング13位の日本代表が過去2回のW杯優勝経験を持つランキング3位の南アフリカ代表を34-32で破った。
日本は試合前の時点でラグビーW杯で挙げた勝利は1991年大会でジンバブエから手にした1勝のみ、2引き分けを挟んでW杯16連敗中だったが、4年後(2019年)のラグビーワールドカップ自国開催を成功させるべく「ティア1」と称される世界10大ラグビー人気国との親善試合を積極的に組むなど強化を重ねてきた。また南アフリカと日本はこの試合が両チーム史上初の対戦だった。
イギリスの地元紙であるガーディアンは、「W杯史上、比類のない試合。世界に波紋を広げた」と報道した[131]。同じくデイリー・テレグラフは電子版のトップで、「史上最大の番狂わせ」と伝えた[132][133]。事前のブックメーカーのオッズは南アフリカ勝利1倍、日本勝利34倍であった[134]
なお、ワールドラグビーの公式YouTubeチャンネルでも「Top 5 Rugby World Cup Shocks」のタイトルで紹介されている[135]
日本代表は次の2019年自国開催のワールドカップでも当時世界ランキング2位のアイルランドや前回大会プールステージで敗れたスコットランドらを下し、プールステージ4戦全勝で準々決勝に進出。「ティア1」各国以外で初開催のワールドカップの成功に貢献した。アイルランドは前回大会からの4年間でニュージーランドから2勝を挙げ、一時は世界ランク首位に立つなど絶好調だった。この活躍は英ガーディアン紙などが「日本はラグビーW杯でまたも番狂わせ」と報じた[136]。ラグビーは番狂わせが少ないスポーツと言われているが、この大会では釜石での開幕戦となったフィジーウルグアイ戦でも、世界ランク19位のウルグアイが格上で世界ランク10位のフィジーに勝利し、「番狂わせ」と評されている。[137]
第101回全国高等学校ラグビーフットボール大会
2022年1月5日に行われた第101回全国高校ラグビー大会の準決勝において、栃木県国学院栃木(Bシード)が神奈川県桐蔭学園(Aシード)を21-10で破り、栃木県勢としては史上初の決勝進出を果たした[138]
桐蔭学園はここまで3度の優勝経験がある上に大会2連覇中であり、高校日本代表候補を8人を擁する上に東日本の高校ラグビー界では絶対王者と言われているほどの強豪で知られ、今大会では史上6校目の大会3連覇が掛かっていることから優勝候補に扱われた。
一方で国学院栃木は昨年の関東大会こそ優勝しておりBシードに属していたものの、花園では8強が1回のみで8強に進出したチームで唯一、高校日本代表候補がいなかったことから伏兵として扱われた。
勝利した国学院栃木は決勝で東海大大阪仰星高等学校と対戦して36-5で敗れたものの、準優勝となった[139]

野球[編集]

ワールド・ベースボール・クラシック[編集]

2009 ワールド・ベースボール・クラシック ドミニカ共和国オランダ
2009年3月10日、プエルトリコで行われた第1ラウンドD組で現役メジャーリーガー不在だったオランダが、全員メジャーリーガーで固め優勝候補の大本命だったドミニカ共和国に2度勝利して2次ラウンドに進出した[140]
2013 ワールド・ベースボール・クラシック予選 パナマブラジル
2012年11月15日、パナマで行われた予選3組1回戦でブラジルがパナマを3-2で降した。過去2大会いずれも出場しメジャーリーガーも多数擁しており予選突破本命視されていたパナマにWBC初出場のブラジルが勝利したこの試合は、「予選最大の驚き」とされた[141]。ブラジルは決勝戦でもパナマに1-0で勝利し、WBC本大会進出を決めた。
2017 ワールド・ベースボール・クラシック 韓国イスラエル
2017年3月6日、韓国ソウルで行われた第1ラウンドA組で初出場のイスラエルが延長戦の末、2-1で韓国を破った[142]。2009年WBC準優勝や2015年のプレミア12優勝などを誇る韓国と比べるとイスラエルは国際大会の実績は乏しかったが、選手の大半がマイナーリーグの3Aに在籍するユダヤ系アメリカ人で構成されており、メジャー経験を有する選手も少なくなかった。イスラエルはその後、チャイニーズタイペイにも15-7で、オランダに4-2で勝利し、第1ラウンドを1位で通過した。第2ラウンド初戦でもキューバに4-1で勝利するもオランダと日本に敗れ、第2ラウンド敗退となった。
2023 ワールド・ベースボール・クラシック チャイニーズタイペイパナマ
2023年3月8日、台湾で行われた第1ラウンドA組でパナマがチャイニーズタイペイを12-5で下した[143][144]。WBSCランキング2位のチャイニーズタイペイに対し、12位のパナマは3大会ぶり3度目の本大会出場かつ過去の出場は全敗に終わっており下馬評ではグループ最下位だったが、記念すべき本大会初勝利を挙げた。その後、パナマ、チャイニーズ・タイペイ共々グループAのチームが全て2勝2敗に並ぶ大混戦も、規定により失点率で第1ラウンド敗退が決まった。

日本の高校野球[編集]

第65回全国高等学校野球選手権大会準決勝 池田PL学園
蔦文也監督率いる池田高校は、金属バットの特性を活かした強力な打撃で「やまびこ打線」と呼ばれ、1982年夏1983年春の甲子園を制し、1983年夏の甲子園では史上初の「夏春夏3連覇」を目指していた。甲子園での連勝を15に伸ばし、準決勝でPLと対戦するが、当時はまだノーマークだったPLの1年生エース桑田真澄に5安打完封され、0-7で敗退。桑田は打者としても池田のエース水野雄仁から先制2ランホームランを放ち、1年生の四番バッター清原和博とともに「KKコンビ」として脚光を浴びた。この試合は甲子園の主役交代を印象付ける一戦となった[145]。KKコンビは3年夏まで5季連続甲子園に出場し、優勝2回・準優勝2回を記録した。
第89回全国高等学校野球選手権大会
2007年に行われたこの大会において佐賀北は、この大会まで甲子園での勝利が無かったことや公立校ということもあり、開幕前はあまり注目される存在ではなかったが、開幕戦となった1回戦で福井商に2-0で下すと、2回戦では宇治山田商に4‐4で引き分けた末、引き分け再試合において9‐1で勝利し、続く3回戦でも前橋商を5‐2で破り準々決勝へ進出すると、準々決勝では中村晃擁する帝京を延長13回までもつれる戦いの末4x-3でのサヨナラ勝ちで破り、準決勝でも長崎日大を3‐0で破ると、決勝では野村祐輔小林誠司擁する広陵に8回表終了時点で0‐4と厳しい状況となるが、8回裏に1死満塁から四球での押し出しで一点を返すと、続く3番の副島が野村からレフトスタンドへの満塁本塁打で逆転し、そのまま9回表を無失点に抑えて初優勝を果たした[146]。公立高校の優勝は第78回大会松山商以来で、佐賀県勢の優勝は第76回大会佐賀商以来だった。(決勝戦での決勝点はどちらも同じく満塁本塁打だった)佐賀北の快進撃は、その劇的な戦いぶりからがばい旋風と呼ばれた。
第103回全国高校野球選手権福島大会準々決勝 聖光学院光南
2021年7月20日、ヨーク開成山スタジアムで行われた準々決勝で光南が5-1で聖光学院を破った。聖光学院は2020年の独自大会を含めて県大会14連覇中で、光南はこの勝利で2007年から続いていた聖光学院の福島大会連勝記録を87で止めた[147]。その後、光南は決勝まで勝ち進んだが日大東北に敗れ、甲子園出場はならなかった。
第93回選抜高等学校野球大会第103回全国高校野球選手権大阪桐蔭
2021年3月23日に行われた春の大会1回戦で大阪桐蔭が智弁学園に6-8で、8月23日に行われた夏の大会近江に4-6で敗れた。大阪桐蔭は甲子園で史上唯一の春夏連覇を複数回行った高校であり、下馬評でも優勝候補筆頭、世代最強ともいわれていた[148]が、春夏合計で1勝しかできなかったという結果となり、これをもって「高校野球史上最大の番狂わせ」といわれるようになった[要出典]。ただ、翌年のセンバツでは実力を見せつけて優勝し、神宮との2冠を達成している。

バスケットボール[編集]

2006年バスケットボール世界選手権 アメリカギリシャ
2006年9月1日、さいたまスーパーアリーナで行われた準決勝で、NBAのスター選手を集結させたアメリカに対して全員が当時ヨーロッパのクラブチーム所属だったギリシャが101-95でこの試合に勝利した[149]
2015年バスケットボール男子アメリカ選手権 カナダベネズエラ
2015年9月10日、リオデジャネイロオリンピックアメリカ大陸予選を兼ねメキシコで行われたアメリカ選手権の準決勝で、グレイビス・バスケスら主力3人を欠きNBA所属が不在だったベネズエラが、1次リーグを62-82で敗れ、この試合も先発全員をNBA所属で固めたカナダに対して79-78で勝利するとともに6大会ぶりとなるオリンピック出場権を手にした[150]
平成28年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会秋田県大会決勝 能代工業平成
2016年6月8日横手市増田体育館で行われた決勝で、平成が能代工業を100-68で破りインターハイ初出場を決めた[151]。能代工業はインターハイ優勝22回を記録するなど全国的にも強豪であったが、この敗戦で1969年から続いていた県大会連覇が47で止まった。
2019年FIBAバスケットボール・ワールドカップ ドイツドミニカ共和国
2019年9月3日、深圳湾体育中心で行われたグループGのドイツとドミニカ共和国の一戦は、全参加32ヶ国を対象にした「パワーランキング」で29位かつアル・ホーフォードカール=アンソニー・タウンズらNBAプレイヤー不在のドミニカ共和国が、NBAプレイヤー3人を揃えたドイツを破り初の1次ラウンド突破を果たした[152]
SoftBank ウインターカップ2022女子 桜花学園東海大福岡
2022年12月25日、東京体育館で行われたウインターカップ女子3回戦で東海大福岡が64-63で桜花学園に勝利した[153]。桜花学園は大会3連覇中で4連覇を目指す全国的な強豪であったのに対し東海大福岡はこの年のインターハイで3位だったものの、ウインターカップでの実績は皆無だった。その後東海大福岡は史上初となるベスト4まで勝ち進んだ。
2023年FIBAバスケットボール・ワールドカップ フィンランド日本
2023年8月27日、沖縄アリーナで行われたFIBAランキング24位のフィンランドと36位の日本の対戦は、日本が98-88で勝利した。この結果により大会公式X(旧Twitter)は事前に発表したパワーランキング(優勝評価)を画面から「ごみ箱」へと移動させる動画をアップさせるほどの番狂わせであった[154]。日本は1次ラウンド1勝2敗で決勝ラウンドは逃したものの、順位決定ラウンドでベネズエラカーボベルデに連勝し、48年ぶり自力突破でパリオリンピック出場を決めた。
2024年NCAA男子1部 パデュー大学ネブラスカ大学
2024年1月9日、ネブラスカ大がAP通信による全米ランキング1位のパデュー大を88-72で破った[155]。ネブラスカ大が1位校を破るのは、1982年のミズーリ大戦以来で42年ぶりであった。

テニス[編集]

1989年全仏オープン男子シングルス4回戦 マイケル・チャンイワン・レンドル
プロ2年目の17歳・世界ランク19位のチャンが、全仏3度優勝・世界ランク1位の王者レンドルに挑戦。2セットを先取されるも、粘り強いテニスで反撃し、4-6, 4-6, 6-3, 6-3, 6-3で逆転勝利した[156]。試合終盤は脚の痙攣をかばうため、意表を突くアンダーサーブなど緩急を織り交ぜ、レンドルに揺さぶりをかけた[157]。マッチポイントのレシーブではサービスライン近くまで前に出て構え、レンドルがダブルフォルトを犯してゲームセットになった。チャンはこの大会を優勝し、4大大会最年少優勝記録(17歳3ヵ月)を残した。
2009年全仏オープン男子シングルス4回戦 ラファエル・ナダルロビン・セーデリング
全仏オープンで無敗4連覇中のスペインのナダルを、世界ランク25位のスウェーデンのセーデリングが6-2, 6-7, 6-4, 7-6で破った[158]。ナダルもクレーコートローラン・ギャロスでの試合を得意としており、4大大会の歴史上において最大のアップセットと報じられた[158]。セーデリングは決勝に進むもスイスロジャー・フェデラーに敗れ、フェデラーがキャリア・グランドスラムを達成した。なお、ナダルは2021年時点まで全仏オープンではこのセーデリング戦と2015年2021年ノバク・ジョコビッチ戦の3敗しかしていない。
2017年全豪オープン男子シングルス2回戦 デニス・イストミンノバク・ジョコビッチ
全豪オープンで過去6度の優勝があり、3連覇が懸っていたセルビアのジョコビッチを、世界ランク117位のウズベキスタンのイストミンが7-6, 5-7, 2-6, 7-6, 6-4で破った[159]。なお、ジョコビッチはこの試合前までイストミンに対して5戦無敗で1セットしか落としていなかったが思わぬ形で2008年以来となる四大大会2回戦敗退を喫してしまい、「テニス史上における世紀のアップセット」と呼ぶ声もあった[160]
2017年全米オープン女子シングルス1回戦 アンゲリク・ケルバー大坂なおみ
全米オープンの前回覇者であるドイツのケルバーを、世界ランク45位の日本の大坂なおみが6-3, 6-1で破った[161]。全米前回覇者が1回戦で敗退するのは全137回のうち女子では2度目、男子を含めても3度目という歴史的な波乱となった。大坂はこの大会では3回戦で敗退したが、翌2018年大会では初優勝を果たした。

陸上競技[編集]

1991年世界陸上競技選手権大会男子走り幅跳び
陸上界のスーパースター、カール・ルイス(アメリカ)は100m走を世界新記録9秒86で優勝し、10年間無敗・65連勝中の走り幅跳びで個人2冠を狙った。決勝4回目の試技で8m91を跳んで金メダル確実と思われたが、5回目の試技でマイク・パウエル(アメリカ)が8m95を跳び、1968年メキシコシティオリンピックボブ・ビーモンがマークした世界記録8m90を23年ぶりに更新して優勝した。ビーモンの記録は標高2,400 mの高地で出したもので、平地での更新は難しいと言われていた[162]。このパウエルの新記録は30年以上経った2023年時点でも破られていない。
第89回日本陸上競技選手権大会男子100m
日本体育大学1年の佐分慎弥が初出場ながら決勝まで進出し、元日本記録保持者で優勝候補筆頭だった朝原宣治らを抑え優勝、タイムも10秒40の自己ベストを記録した[163]
第82回箱根駅伝 優勝・亜細亜大学
亜細亜大学が4連覇中だった駒澤大学や、強豪校の順天堂大学らを抑えて初優勝を飾った。駒澤大学は前回の優勝メンバーのうち、卒業生を除いた6人全員を配置するなど圧倒的な選手層で史上3校目の大会5連覇が期待されており、順天堂大学も後に山の神と称される今井正人らを擁していた。往路では距離が改正された4・5区で区間賞を出した順天堂大が往路優勝するも駒澤大も30秒差の2位に喰らい付き、亜細亜大はトップから2分51秒差の6位だった。復路でも順天堂大がリードを広げていたが、8区の選手が脱水症状を起こして失速し、首位から陥落。代わって首位に立ったのは駒澤大であったが、9区で亜細亜大の山下拓郎が区間賞の走りで駒澤大を逆転し、10区まで先頭で逃げ切った。亜細亜大学は箱根駅伝の前哨戦ともいえる出雲駅伝では8位、全日本大学駅伝では11位と共に下位に甘んじており、時の監督であった岡田正裕(後に拓殖大学陸上競技部監督)が優勝を狙うと発言しても、部員の多くの反応は鈍かったという[164]
第36回クイーンズ駅伝 優勝・JP日本郵政グループ
創部3年目・クイーンズ駅伝出場2回目の新興チーム、JP日本郵政グループが初優勝をした。JP日本郵政グループはリオオリンピックで日本代表にもなった鈴木亜由子関根花観を擁していたものの、予選会であるプリンセス駅伝では鈴木の怪我による欠場の影響もあり8位と低迷、本番でも鈴木は2番目に距離が短い2区・3.9kmに配置せざるを得ない状況であり、チーム内でも目標はシード権獲得(8位以内)としていた。[165]しかし、1区で中川京香がトップとわずか11秒差の4位で襷を繋げると以降、一度も順位を下げず3位で襷を受けた5区の鍋島莉奈が区間賞の走りで第一生命グループ田中智美らとの競り合いを制し首位に立つとアンカーの寺内希がしっかりと逃げ切った。一方で前回3位のユニバーサルエンターテインメントはシード権ギリギリの8位、3連覇中だったデンソーはエースだった高島由香が抜けた穴が大きく11位[注釈 6]、前回2位の豊田自動織機に至っては第1中継所での襷渡しのミスにより失格となり、優勝候補と目されていた前回大会のトップ3が揃って不振に喘いだ大会でもあった。
その後、JP日本郵政グループは2019年・2020年と連覇を成し遂げ、歴史が浅いにもかかわらず強豪チームの仲間入りを果たした。
第31回出雲駅伝 優勝・國學院大學
出雲駅伝に7年ぶり3度目の出場を果たした國學院大學が大会連覇を狙っていた青山学院大学や同年の箱根駅伝を制した東海大学などの優勝候補を抑えて初優勝を飾った。國學院大は5区終了時点でトップ駒澤大学と37秒差の4位であったが、アンカーの土方英和が東海大らとの2位争いを制し、ゴールまで残り700mのところで駒澤大を逆転。土方は区間賞を獲得したとともに、同区間の日本人最高記録も更新した[166]
第97回箱根駅伝 往路優勝、総合準優勝・創価大学
2015年の初出場(第91回大会)から6年、出場4回目の創価大学が往路優勝・総合2位となった。創価大学は中央大学で4年連続区間賞の経験のある榎木和貴監督の下、3年ぶり3回目の出場となった2020年の前回(第96回)大会で総合9位に入り初のシード権を獲得。初の連続出場となったが、エントリーされた16人の10000mの平均持ちタイムが出場大学中16位と下馬評は高くなかった[167]ほか、2020年シーズンは出雲駅伝全日本大学駅伝にも出場できていなかった[注釈 7]。しかし、1区の福田悠一が区間3位と好発進すると2区・3区では2位で襷を繋ぎ、4区では前回大会10区で1時間8分40秒の区間新記録を樹立した嶋津雄大が首位に立ち、山登りの5区では『仮想5区』ともいえる激坂最速王決定戦で優勝した三上雄太が区間2位の好走で逃げ切り、史上19校目の往路優勝を果たした。復路でも最終10区の最終盤まで首位を守るも駒澤大学に逆転を許し、初の総合優勝にはあと一歩及ばなかったが、大学史上最高順位となる総合2位の座を守り切った。ちなみに連覇を狙った青山学院大学は往路12位と躓き、復路優勝はしたものの4位に終わり、前回2位の東海大学は5位、同じく3位だった國學院大學は9位と振るわず、箱根の前哨戦である第52回全日本大学駅伝で3位に入った明治大学も11位とシード落ちを喫するなど、有力校の多くが伸び悩んだ大会でもあった。
第105回日本陸上競技選手権大会男子100m・200m
東海大学4年のデーデー・ブルーノが初出場ながら決勝まで進出し、100mでは9秒台の記録を持ち、優勝候補筆頭だった山縣亮太桐生祥秀サニブラウン・アブデル・ハキームらを抑え、多田修平に次いで2位に入り、200mでは小池祐貴に次いで2位に入った。この活躍により、デーデーは2020年東京オリンピック4×100mリレーのメンバーに選出された[168][169]が、オリンピック本番で走ることはできなかった。

体操[編集]

第72回全日本体操競技選手権大会男子個人総合
順天堂大学2年(当時)の谷川翔が、この種目の11連覇が懸かっていた内村航平や2017年世界体操競技選手権でこの種目の銅メダリスト、種目別において2種目で優勝した白井健三らを破り、大会史上最年少(19歳2ヶ月)で優勝を果たした[170]。谷川は、2016年の全日本ジュニア体操競技選手権大会のこの種目で優勝を果たしていたが、この大会の最高順位は2016年の10位であり、全くの無名に近い選手だった。内村は予選のあん馬での落下が最後まで響き、決勝のみの成績では1位だったが総合3位に終わった。連覇が10でストップする形となり、国内では2008年全日本学生選手権以来10年ぶりの敗戦となった。
2022年世界体操競技選手権女子平均台
日本の渡部葉月が初優勝を果たした[171]。渡部は日本代表において補欠だったが、全日本選手権覇者だった笠原有彩の負傷のため2週間前に繰り上げという形で急遽出場となった。

競馬[編集]

1985年第92回天皇賞(秋)
条件クラスの身で出走した13番人気のギャロップダイナが、圧倒的1番人気だったシンボリルドルフを差し切って優勝した[172]。後にも先にも、シンボリルドルフが他の馬に差されて敗れたのはこの競走のみである。
1987年第14回エリザベス女王杯
20頭中20番人気のサンドピアリスが優勝し、GI史上単勝最高配当の43,060円を記録した[173]
1991年第36回有馬記念
15頭中14番人気のダイユウサクが1番人気のメジロマックイーンを当時のコースレコードである2分30秒6で下す大金星を挙げた。当レースは2021年現在、有馬記念史上唯一の単勝万馬券のレースである[174]
1999年第45回東京大賞典
単勝1.1倍のメイセイオペラが11着に敗北。GI級競走で単勝1.1倍の馬が馬券に絡まなかったことは初めてであり、2024年現在もこのレースを除いて存在していない。
2009年第34回エリザベス女王杯
下馬評ではブエナビスタが単勝1.6倍の圧倒的な1番人気で、ブエナビスタが勝つだろうと言われていたが、11番人気クィーンスプマンテと12番人気テイエムプリキュアが大逃げを打った際、3番手以下が牽制し合ったことでクィーンスプマンテとテイエムプリキュアの逃げ切りを許してしまい、ブエナビスタは3着に終わった[175]
2012年第145回天皇賞(春)
前年の三冠馬オルフェーヴルが単勝1.3倍の圧倒的な1番人気に支持されていたが、14番人気で単勝159.6倍のビートブラックがゴールデンハインドと共に大逃げを打って逃げ切り、オルフェーヴルは見せ場なく11着に敗れた[176]
2021年第46回エリザベス女王杯
上位人気馬が総崩れし、10番人気アカイイトが優勝、さらに掲示板に入った馬は全て7番人気以下かつ重賞未勝利馬となり、3連単339万3960円という大波乱となった[177]。また、香港で発売された4連単は配当1095524.1倍の日本で言う「億馬券」となった[178]

モータースポーツ[編集]

フォーミュラ1[編集]

1996年第6戦モナコグランプリ
完走した車がわずか3台のレースで、リジェ無限ホンダオリビエ・パニスが優勝を飾った[179][180]
2008年第14戦イタリアグランプリ
モンツァでは1981年以来となったウェットレースで、当時トロロッソセバスチャン・ベッテルポールトゥウィンで初優勝した。また、ベッテルにとっては史上最年少での優勝およびポールトゥウィンを更新し、チームにとっては親チームのレッドブル・レーシングよりも先に優勝するといった飛んだ番狂わせのレースとなった[181][179]
2020年第8戦イタリアグランプリ
ルイス・ハミルトンのペナルティによる優勝候補の脱落や、シャルル・ルクレールのクラッシュによる赤旗中断で、アルファタウリピエール・ガスリーが初優勝を飾った[180][182]
2020年第16戦サヒールグランプリ
レーシングポイントセルジオ・ペレスが序盤の接触で最下位に落ちた後、猛烈な速さを見せ一気に3番手に浮上、そしてメルセデスのタイヤミスにより首位に浮上した後そのまま逃げ切り初優勝を飾った[180][183]

卓球[編集]

2022年杭州アジア大会男子 日本対イラン
2023年9月24日、準々決勝で、世界ランク27位のイランが同3位の日本を3-0のストレートで下し、地元中国のメディアが「アジア大会開幕以来最大の番狂わせ」と報じた[184]
第57回世界卓球選手権団体戦女子 中国対インド
2024年2月16日、韓国釜山で行われたグループリーグ1組の初戦となる中国とインドの一戦は、第1試合で世界ランキング1位の孫穎莎が同155位のアイヒカ・ムカルジー英語版に1-3で敗れる波乱が起きた[185]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ただし、後に所属議員1名が選挙期間中に無免許運転をしたうえ、別の車に衝突する事故を起こし、運転手ら2人に軽い怪我を負わせたことが報道され、除名処分が下っている。
  2. ^ なお、同大会における誤審などのため次大会のトリノオリンピック以降、接触による転倒があった際に失格になるか否かがビデオ判定となり、このような番狂わせは起きにくくなった。
  3. ^ 幕尻力士の優勝は、2000年3月場所での貴闘力[60]、2020年7月場所(2019新型コロナウイルスの影響で両国国技館で開催)での照ノ富士、德勝龍の3例がある[61]。貴闘力と照ノ富士の場合、番付は貴闘力が東前頭14枚目、照ノ富士が東前頭17枚目であり(大相撲の番付では東方が西方より上位と見なされる、当時は貴闘力の場合、西前頭14枚目に若の里が、照ノ富士の場合、西前頭17枚目に琴勇輝がいたが、若の里は全休、琴勇輝は途中休場している)、真の意味での幕尻優勝は西前頭17枚目の德勝龍が史上初であった。
  4. ^ ただし、第100回大会は新型コロナウイルスのレギュレーション変更のため、ベスト8までJリーグのチームと対戦しなかった。
  5. ^ 第91回大会で優勝したFC東京の決勝の相手は京都サンガF.C.で、当時はどちらもJ2に所属していた。
  6. ^ 高島が移籍した資生堂は7位に入り6年ぶりの入賞と初のシード権(クイーンズ8入り)を獲得した。
  7. ^ なお、出雲駅伝は2021年の第33回大会で初出場、全日本大学駅伝は2022年の第54回大会で初出場を果たしている。

出典[編集]

  1. ^ ばんくるわせ【番狂わせ】の意味”. 国語辞書 - goo辞書. 2012年6月16日閲覧。
  2. ^ a b 国立国会図書館 平成25年企画展示 名勝負!!” (PDF). 国立国会図書館. pp. 19-21. 2012年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月26日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 前田勇 編『江戸語大辞典 新装版』講談社、2003年、829頁。ISBN 4-06-265333-8 
  4. ^ a b 小松寿雄、鈴木英夫 編『新明解語源辞典』三省堂、2011年、764頁。ISBN 4-385-13990-3 
  5. ^ a b c 生島淳『スポーツルールはなぜ不公平か』新潮社〈新潮選書〉、2003年、66-73頁。ISBN 4-10-603528-6 
  6. ^ おおものぐい【大物食い】の意味”. 国語辞書 - goo辞書. 2012年6月16日閲覧。
  7. ^ a b c Origin of the Word Upset”. Forbes.com (2012年9月19日). 2015年2月21日閲覧。
  8. ^ The New York Times - Breaking News, World News & Multimedia
  9. ^ Dave Wilton, "upset" - Wordorigins.org (Sun., Feb. 04, 2007)
  10. ^ Top Tens: Biggest FA Cup giant-killing shocks ... including Manchester United and Arsenal”. ESPN EMEA Ltd (2011年12月2日). 2012年6月16日閲覧。
  11. ^ FA Cup: Beating the big boys - how to cause an upset”. BBC Sport (2015年2月13日). 2015年2月16日閲覧。
  12. ^ アメリカ大統領選挙の番狂わせ(前編)- 標本調査における偏り (1)”. 統計学習の指導のために(先生向け). 2012年6月16日閲覧。
  13. ^ アメリカ大統領選挙の番狂わせ(後編)- 標本調査における偏り (2)”. 統計学習の指導のために(先生向け). 2012年6月16日閲覧。
  14. ^ a b c 米大統領選 トランプ氏が勝利 「驚くべき番狂わせ」”. NHK NEWS WEB. 日本放送協会 (2016年11月9日). 2016年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月15日閲覧。
  15. ^ a b 【電子版】トランプ氏、クリントン氏に大番狂わせの勝利確実-市場かく乱も”. 日刊工業新聞 (2016年11月9日). 2016年11月15日閲覧。
  16. ^ トランプ氏、大番狂わせの勝利 米大統領選”. AFPBB News (2016年11月9日). 2016年11月15日閲覧。
  17. ^ 自公、過半数獲得の勢い 都民ファースト伸び悩み 東京都議選調査”. 毎日新聞 (2021年6月27日). 2021年7月6日閲覧。
  18. ^ 自公、過半数届かず 菅政権に打撃―自民、都民ファと僅差で第1党―立共は増・都議選”. 時事通信 (2021年7月5日). 2021年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月27日閲覧。
  19. ^ 大外れした「都民ファースト惨敗」予想で露呈したマス・メディア調査の限界 「告示直後の世論調査」は偏りだらけ”. PRESIDENT Online (2021年7月23日). 2021年7月23日閲覧。
  20. ^ a b “ベルリンの奇跡に始まりメキシコ銅そしてアトランタの奇跡 五輪サッカー史”. 日刊スポーツ. (2021年8月6日). https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/soccer/news/202108060000389.html 2023年2月11日閲覧。 
  21. ^ a b 掲額者 第11回オリンピック競技大会(1936/ベルリン)日本代表チーム”. 日本サッカー殿堂. 日本サッカー協会. 2024年2月26日閲覧。
  22. ^ a b c 後藤健生『日本サッカー史 日本代表の90年』双葉社〈Soccer critique library〉、2007年、68-69,299頁。ISBN 4-575-29932-4 
  23. ^ a b Fyra guld till Owens”. Sveriges Olympiska Kommitté (2015年8月17日). 2024年2月26日閲覧。
  24. ^ Sven Jerring - en verklig radiolegendar”. Sveriges Radio. 2012年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月26日閲覧。
  25. ^ アメリカがソ連を破る『氷上の奇跡』”. スポルティーバ 公式サイト web Sportiva. 2012年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月16日閲覧。
  26. ^ a b c d 菅原悦子『歴史ポケットスポーツ新聞 冬季オリンピック』大空出版〈大空ポケット新書 S006〉、2009年、98-99頁。ISBN 978-4-903175-26-3 
  27. ^ 次世代に伝えるスポーツ物語--スピードスケート・北沢欣浩”. 日本トップリーグ連携機構. 2016年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月16日閲覧。
  28. ^ a b c d 『スポーツの20世紀 VOL.1 サッカー 英雄たちの世紀』ベースボール・マガジン社〈B.B.MOOK 125〉、150頁。ISBN 4-583-61084-X 
  29. ^ “復刻】田村亮子連続銀/アトランタ五輪”. 日刊スポーツ. (2010年10月15日). https://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20101015-690425.html 2023年3月3日閲覧。 
  30. ^ 96アトランタ、悪夢の銀メダル 谷亮子、“掟破り”の16歳に屈す”. 二宮清純コラムオリンピック・パラリンピック 奇跡の物語 ~ビヨンド・ザ・リミット~ (2021年7月20日). 2023年3月3日閲覧。
  31. ^ 有森裕子 マラソン女子の低迷脱出のカギは?”. 日経グッデイ (2019年4月9日). 2023年3月2日閲覧。
  32. ^ 菅原悦子『歴史ポケットスポーツ新聞 オリンピック』大空出版、2008年、185頁。ISBN 978-4903175140 
  33. ^ Five Memorable Faces from the 2002 Olympics
  34. ^ “韓国 番狂わせ ブラジルに完勝「毎回このようなゲームを」”. スポニチアネックス. (2012年8月2日). http://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2012/08/02/kiji/K20120802003818021.html 2015年3月3日閲覧。 
  35. ^ “「沙保里は私のヒーロー」憧れの人、吉田沙保里の背中を追って、ついにつかんだ金メダル 減量も「吉田と戦うため」 美人レスラー、ヘレン・マルーリスの夢とは”. 産経新聞. (2016年8月20日). https://www.sankei.com/article/20160820-DL2GJAWE75KBBPDDKVCOIPD6G4/ 2016年8月26日閲覧。 
  36. ^ “スノーボーダーがアルペン女子スーパー大回転で金、冬季五輪最大級の衝撃”. AFP. (2018年2月17日). https://www.afpbb.com/articles/-/3162777 2018年2月25日閲覧。 
  37. ^ “五輪中継で米NBCが誤報 優勝者を間違える大失態”. スポーツニッポン. (2018年2月18日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/02/18/kiji/20180218s00072000200000c.html 2018年6月27日閲覧。 
  38. ^ “二刀流レデツカ2冠 史上初アルペンとW金メダル”. 日刊スポーツ. (2018年2月24日). https://www.nikkansports.com/olympic/pyeongchang2018/snowboard/news/201802240000400.html 2018年2月25日閲覧。 
  39. ^ “竹内智香 3季ぶり復帰で8位、スノーボードW杯パラレル大回転”. スポーツニッポン. (2020年12月14日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2020/12/14/kiji/20201214s00077000201000c.html?amp=1 2021年8月9日閲覧。 
  40. ^ “二刀流レデツカ、1週間でスキー・スノボW杯2冠”. AFP通信. (2020年12月21日). https://www.afpbb.com/articles/amp/3322444 2021年8月9日閲覧。 
  41. ^ “大番狂わせ 無名の研究者が金メダル 自転車女子ロード”. 毎日新聞. (2021年7月25日). https://mainichi.jp/articles/20210725/k00/00m/050/360000c 2021年7月27日閲覧。 
  42. ^ “オリンピック バドミントン 世界1位の桃田賢斗が1次リーグ敗退”. NHK NEWS. (2021年7月28日). https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210728/k10013166561000.html 2021年7月28日閲覧。 
  43. ^ “バド複、世界ランク1位の「フクヒロ」も準々決勝で敗退…男女ともメダルならず”. 読売新聞. (2021年7月29日). https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20210729-OYT1T50368/ 2021年7月31日閲覧。 
  44. ^ “男子100メートル決勝は大番狂わせ ヤコブスが9秒80で優勝 イタリア勢が初制覇”. スポーツニッポン. (2021年8月1日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2021/08/01/kiji/20210801s00048000567000c.html?amp=1 2021年8月7日閲覧。 
  45. ^ “カール・ルイスさん、男子400リレーの予選敗退に猛烈ダメ出し 「アマチュア運動連合の選手の方がよく見えるとは…」【東京五輪陸上】”. 中日スポーツ. (2021年8月5日). https://www.chunichi.co.jp/amp/article/305261 2021年8月7日閲覧。 
  46. ^ “7位に終わったスケボー世界1位、盛り上がり欠く環境嘆く 東京五輪”. AFPBB News. (2021年7月26日). https://www.afpbb.com/articles/-/3358483 2021年8月10日閲覧。 
  47. ^ a b ベースボール・マガジン社 編『横綱&大関大鑑 歴代横綱72人、昭和以降の大関49人が登場』ベースボール・マガジン社〈B.B.MOOK 1428〉、2019年、38-39頁。ISBN 978-4-583-62568-3 
  48. ^ a b c d 小島貞二『力士雷電 上巻』ベースボール・マガジン社、1998年、223-224,384頁。ISBN 4-583-03556-X 
  49. ^ a b c Simon Burnton (2020年12月18日). “【連載 名力士ライバル列伝】因縁のライバル、横綱安藝ノ海”. BBM Sports. ベースボール・マガジン社. 2024年2月26日閲覧。
  50. ^ a b 同文書院総合企画室 編『大相撲この一番~“通”が選ぶ思い出の名勝負集』同文書院、1994年、32-35頁。ISBN 4-8103-9015-2 
  51. ^ a b NHKスペシャル ドラマ『アナウンサーたちの戦争』特集5「証言・玉音放送を伝えた和田信賢アナウンサー」”. NHKアーカイブス. NHK (2020年12月18日). 2024年2月26日閲覧。
  52. ^ a b 特集 「幕尻」德勝龍 初優勝に笑いと涙!”. NHK SPORTS. 日本放送協会 (2020年2月3日). 2024年2月26日閲覧。
  53. ^ 自分なんかが優勝していいんですか」德勝龍、涙のV”. 朝日新聞DIGITAL. 朝日新聞社 (2020年1月26日). 2024年2月26日閲覧。
  54. ^ 德勝龍の父・順次さんがパブリックビューイング会場で号泣「感無量。伊東監督にいい報告ができる」”. スポーツ報知. 2020年1月28日閲覧。
  55. ^ 「えらいことになったなあ」初優勝した德勝龍の母えみ子さんも夢心地…国技館で優勝見届ける”. 中日スポーツ. 2020年1月29日閲覧。
  56. ^ 徳勝龍がV、妻も驚きと感謝の涙「親方のおかげ」”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2020年1月26日). 2024年2月26日閲覧。
  57. ^ 幕尻・徳勝龍が初優勝、土俵で涙 大相撲初場所”. BBC NEWS JAPAN. BBC (2020年1月29日). 2024年2月26日閲覧。
  58. ^ a b [北の富士コラム]徳勝龍の優勝は今でも信じられない…今場所も2、3日前まではそのうち負けると信じ込んでいた”. 中日スポーツ. 中日新聞社 (2020年1月26日). 2024年2月26日閲覧。
  59. ^ 徳勝龍、幕尻から上位41力士まくりV射程!貴闘力以来2人目偉業へ1敗キープ/初場所”. サンスポ. 産経新聞社 (2020年1月22日). 2024年2月26日閲覧。
  60. ^ a b c 徳勝龍、男泣き初V 幕尻から史上最大の下剋上「関わってくれた全ての人に感謝」”. 報知スポーツ. 報知新聞社 (2020年1月27日). 2024年2月26日閲覧。
  61. ^ 照ノ富士が30場所ぶりV 7月場所、殊勲・技能賞も獲得”. 報知スポーツ. 日本経済新聞社 (2020年8月2日). 2024年2月26日閲覧。
  62. ^ 朝乃山まさかの初黒星、7戦全勝王手で十両復帰目前が一転…勇磨に突き落としで敗れる”. 日刊スポーツ. 2022年9月21日閲覧。
  63. ^ ジェフリー・ダグラス著、加賀山卓朗訳『ワールドカップ伝説 奇跡を起こした11人』朝日新聞社、1998年、15-16頁。ISBN 978-4022572615 
  64. ^ a b c d 大住良之『ワールドカップの世界地図』PHP研究所、2002年、39-44頁。ISBN 978-4569620879 
  65. ^ World Cup 2010: opening match brings back memories of the day USA humiliated England”. Telegraph (2010年6月5日). 2012年6月16日閲覧。
  66. ^ a b c FIFAワールドカップの歴史に残る、5つの「番狂わせ」を振り返る”. Olympics.com (2022年11月26日). 2023年2月11日閲覧。
  67. ^ 後藤健生『ワールドカップ 1930-2002』中央公論新社、2001年、79頁。ISBN 4-12-203832-4 
  68. ^ The miracle of Belo Horizonte-国際サッカー連盟公式HP、2010年2月3日
  69. ^ W杯「史上最大の番狂わせ」はどの試合? 米調査会社がデータで算出-フットボールチャンネル、2018年6月10日
  70. ^ a b c d e f g Simon Burnton (2014年2月12日). “World Cup stunning moments: Cameroon shock Argentina in 1990”. The Guardian. 2024年2月26日閲覧。
  71. ^ a b c ブライアン・グランヴィル 著、田村修一、土屋晃、田邊雅之 訳『決定版ワールドカップ全史』賀川浩草思社、1998年、357,361-363頁。ISBN 4-7942-0818-9 
  72. ^ まずイングランドが消えた…“まさか”のコスタリカ突破で「死の組」大混乱”. 講談社 (2014年6月21日). 2014年6月21日閲覧。
  73. ^ Costa Rica 0-0 England – Man of the Match”. FIFA.com. 2014年7月8日閲覧。(英語)
  74. ^ Costa Rica 1-1 Greece – Man of the Match”. FIFA.com. 2014年7月8日閲覧。(英語)
  75. ^ Netherlands 0-0 Costa Rica – Man of the Match”. FIFA.com. 2014年7月8日閲覧。(英語)
  76. ^ “日本代表、逆転大金星で世界を驚かせる! 堂安&浅野弾で超攻撃采配実り優勝候補ドイツ撃破”. Goal.com. (2022年11月24日). https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/Worldcup-MD1-japan-germany-result-20221123/blt07474863eafd6439 2023年8月22日閲覧。 
  77. ^ “"逆転大金星"再び!日本代表がスペイン撃破、首位で決勝T進出!堂安律&田中弾で死の組1位突破”. Goal.com. (2022年12月2日). https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/Worldcup-MD3-Japan-spain-result-20221202/blt5dd2a799ef359539 2023年8月22日閲覧。 
  78. ^ 韓国代表、後半ATの劇的弾でポルトガルに大金星! 勝ち点&得失点で並んだウルグアイを総得点数で上回る、3大会ぶり決勝Tへ”. Goal.com (2022年12月3日). 2023年8月22日閲覧。
  79. ^ “「すごい…すごいよ…!!!」カメルーンが王国ブラジルを1-0撃破! 歴史的大金星が話題!「今大会波乱しかねーやん」【W杯G組】”. Soccerdigestweb.com/. (2022年12月3日). https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=122101 2023年8月22日閲覧。 
  80. ^ モロッコ、アフリカ勢初のベスト4入り ポルトガルに1-0で勝利”. BBCニュース (2022年12月11日). 2023年8月22日閲覧。
  81. ^ “C組が波乱の幕開け…サウジ大金星! 逆転負けのアルゼンチンは37戦ぶり黒星”. サッカーキング. (2022年11月22日). オリジナルの2022年11月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221122124354/https://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20221122/1711413.html 2022年11月22日閲覧。 
  82. ^ “【W杯】サウジアラビアがメッシ率いる優勝候補アルゼンチンに逆転勝ち、史上最大のジャイキリ!”. 日刊スポーツ. (2022年11月22日). オリジナルの2022年11月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221122121151/https://www.nikkansports.com/soccer/qatar2022/news/202211220001465.html 2022年11月22日閲覧。 
  83. ^ “W杯、サウジ金星「最大の衝撃」 データ会社、独自に算出”. 共同通信. (2022年11月22日). オリジナルの2022年11月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221122233947/https://nordot.app/967919376424140800 2022年11月22日閲覧。 
  84. ^ “アルゼンチン撃破の快挙を祝ってサウジアラビア国王が23日を急きょ国民の休日に…娯楽施設も無料へ”. スポーツ報知. (2022年11月22日). オリジナルの2022年11月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221122213553/https://hochi.news/articles/20221123-OHT1T51024.html?page=1 2022年11月22日閲覧。 
  85. ^ ついにレスターが優勝!!“世紀の番狂わせ”達成!!岡崎は日本人3人目のプレミア制覇”. ゲキサカ (2016年5月3日). 2016年11月16日閲覧。
  86. ^ サッカー 岡崎所属のレスターが“奇跡の初優勝””. NHK NEWS WEB. 2016年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月3日閲覧。
  87. ^ Is Leicester's 5,000-1 upset the greatest sporting shock?”. Reuters (2016年5月2日). 2016年11月16日閲覧。
  88. ^ “イングランド敗退の波乱…小国アイスランドが大番狂わせ! 逆転勝利で初の8強入り”. ゲキサカ. (2016年6月28日). http://web.gekisaka.jp/news/detail/?192809-192809-fl&cx_geki_related_num=4 2017年5月7日閲覧。 
  89. ^ “アイスランドがイングランドに逆転勝ちの番狂わせを起こす! ベスト8でフランスと激突へ”. サッカーダイジェストweb. (2016年6月28日). http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=17065 2017年5月7日閲覧。 
  90. ^ “アイスランド、イングランドに逆転勝利の番狂わせ! EURO初出場でベスト8進出”. フットボールチャンネル. (2016年6月28日). https://www.footballchannel.jp/2016/06/28/post160665/ 2017年5月7日閲覧。 
  91. ^ a b “ユーロ敗退のイングランドに非難殺到、EU離脱にかけたジョークも”. ロイター. (2016年6月28日). http://jp.reuters.com/article/england-out-of-euro-idJPKCN0ZE0GB 2017年5月7日閲覧。 
  92. ^ “快進撃に熱狂アイスランド、イングランド戦は驚異の視聴率99.8%”. ゲキサカ. (2016年6月29日). http://web.gekisaka.jp/news/detail/?192886-192886-fl&cx_geki_related_num=2 2017年5月7日閲覧。 
  93. ^ 相沢光一 (2017年6月2日). “サッカー天皇杯見どころの一つ「番狂わせ」はなぜ起きる”. ダイヤモンドオンライン. https://diamond.jp/articles/-/133224 2017年6月2日閲覧。 
  94. ^ “浦和が“4部”に0-2で完敗/天皇杯”. 日刊スポーツ. (2009年10月12日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20091012-554641.html 2009年10月12日閲覧。 
  95. ^ “J1広島をジャイキリ「おこしやす京都」とは? HP一時ダウンの過熱ぶり”. 日刊スポーツ. (2021年6月16日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/202106160001326.html 2021年6月16日閲覧。 
  96. ^ “いわきFCがJ3首位福島ユナイテッドFCに“ジャイキリ”!!初の天皇杯本戦出場へ”. ゲキサカ. (2017年4月9日). https://web.gekisaka.jp/news/emperorscup/detail/?213303-213303-fl 2022年12月15日閲覧。 
  97. ^ “天皇杯開幕!いわきFC 8発大勝も反省「サッカーをなめすぎ」”. スポーツニッポン. (2017年4月23日). https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/04/23/kiji/20170422s00002011547000c.html 2022年12月15日閲覧。 
  98. ^ “J1札幌がいわきFCに完敗…力負け認める指揮官「運動量が足りなかった」”. ゲキサカ. (2017年6月21日). https://web.gekisaka.jp/news/emperorscup/detail/?219399-219399-fl 2022年12月15日閲覧。 
  99. ^ “筑波大、松本&長野の長野県勢が番狂わせ!いわきの快進撃は3回戦でストップ”. ゲキサカ. (2017年7月12日). https://web.gekisaka.jp/news/emperorscup/detail/?220892-220892-fl 2022年12月15日閲覧。 
  100. ^ “第97回天皇杯 筑波大がJクラブを撃破して2回戦へ”. JFA.jp. (2017年4月24日). https://www.jfa.jp/news/00013326/ 2017年4月24日閲覧。 
  101. ^ “筑波大が“ジャイキリ”達成! 3得点でJ1仙台を下し天皇杯3回戦へ”. SOCCER KING. (2017年4月24日). https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170621/603248.html 2017年4月24日閲覧。 
  102. ^ “筑波大に負けた仙台が異例の“謝罪動画”…指揮官「サポーターを失望させた」”. ゲキサカ. (2017年6月22日). https://web.gekisaka.jp/news/emperorscup/detail/?219450-219450-fl =2017-06-22閲覧。 
  103. ^ “筑波大がまたも“ジャイキリ”! 中野誠也の2発で福岡撃破、天皇杯16強進出”. SOCCER KING. (2017年7月12日). https://www.soccer-king.jp/news/japan/emperorcup/20170712/611927.html 2017年7月12日閲覧。 
  104. ^ “法政大が東京Vに完勝ジャイキリ!3回戦は上田綺世ら“飛車角”復帰でG大阪に挑戦へ!!”. ゲキサカ. (2019年7月10日). https://web.gekisaka.jp/news/emperorscup/detail/?279120-279120-fl 2019年7月10日閲覧。 
  105. ^ “法政大がJ1のガンバ大阪を2-0で破る大金星! サッカー天皇杯3回戦”. 4Years(朝日新聞社. (2019年8月14日). https://4years.asahi.com/article/12628211 2019年8月14日閲覧。 
  106. ^ “甲府が鹿島撃破 J1を4連破で決勝進出 サッカー天皇杯”. 産経新聞. (2022年10月5日). オリジナルの2022年10月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221005171122/https://www.sankei.com/article/20221005-AADREXPEDNIKNG5VEV35GUFR64/ 2022年10月5日閲覧。 
  107. ^ “サッカー天皇杯、J2甲府が初優勝…PKでJ1広島破る”. 読売新聞. (2022年10月16日). オリジナルの2022年10月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221016080018/https://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/20221016-OYT1T50101/ 2022年10月16日閲覧。 
  108. ^ “【天皇杯コラム】甲府が100年を超えた天皇杯で示した「2部優勝」の意味と日本サッカーの底力”. サッカーマガジン. (2022年10月17日). オリジナルの2022年10月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221017033926/https://soccermagazine.jp/j2/17577777 2017年10月17日閲覧。 
  109. ^ “「番狂わせ甲府」天皇杯でJ1勢を破り決勝へ 早野さんが強さを分析”. 朝日新聞. (2022年10月7日). オリジナルの2022年10月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221006221111/https://www.asahi.com/articles/ASQB66RGZQB6OXIE03B.html 2017年10月7日閲覧。 
  110. ^ “番狂わせ度は「日本のW杯制覇」以上 J2で“リーグ戦7連敗中”甲府はなぜ天皇杯を獲れたのか?”. スポーツナビ. (2022年10月17日). オリジナルの2022年10月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221022235141/https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/2022101700001-spnavi 2017年10月17日閲覧。 
  111. ^ “ファイティング原田、世界中が度肝を抜かれた世紀の大金星――“黄金のバンタム”の不敗神話破った”. スポニチアネックス. (2020年5月18日). https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2020/05/18/kiji/20200517s00021000411000c.html 2023年12月11日閲覧。 
  112. ^ a b c 【今日は何の日?】モハメド・アリ〝キンシャサの奇跡〟”. web Sportiva. 2011年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月21日閲覧。
  113. ^ 1970's”. The Official Site of George Foreman. 2015年2月21日閲覧。
  114. ^ 1990 -- Buster Douglas knocks out Mike Tyson”. Business Insider. 2012年6月16日閲覧。
  115. ^ “内藤大助の大番狂わせの裏/記者が振り返るあの瞬間”. 日刊スポーツ. (2020年6月8日). https://www.nikkansports.com/battle/news/202006070000117.html 2023年12月12日閲覧。 
  116. ^ “小国以載が大金星王者!初挑戦で無敗チャンプ沈めた”. 日刊スポーツ. (2017年1月1日). https://www.nikkansports.com/battle/news/1759677.html 
  117. ^ “小国が大番狂わせ、22KO無敗怪物グスマンに判定王座奪取!”. スポーツ報知. (2017年1月1日). https://web.archive.org/web/20170103171945/http://www.hochi.co.jp/sports/boxing/20170101-OHT1T50016.html 
  118. ^ “ロマゴン、まさかの初黒星 殿堂入りレフェリー「これはジャッジのミス」”. スポーツニッポン. (2017年3月20日). https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2017/03/20/kiji/20170320s00021000268000c.html 2017年3月24日閲覧。 
  119. ^ “ロマゴン、まさかの初黒星で防衛失敗!井上尚弥も「言葉見つからない」”. スポーツニッポン. (2017年3月19日). https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2017/03/19/kiji/20170319s00021000219000c.html 2017年3月24日閲覧。 
  120. ^ “木村翔が大番狂わせの世界奪取!“中国の英雄”鄒市明に敵地で11回TKO勝ち”. デイリースポーツ. (2017年7月28日). https://www.daily.co.jp/ring/2017/07/28/0010414257.shtml 2017年9月9日閲覧。 
  121. ^ “ヘビー級で大番狂わせ ジョシュア初黒星で王座陥落”. 日刊スポーツ. (2019年6月2日). https://www.nikkansports.com/battle/news/201906020000332.html 2019年6月2日閲覧。 
  122. ^ “ルイス、無敗ジョシュアに衝撃TKO勝ち パッキャオも驚愕「BOX界史上最大の番狂わせ」”. THE ANSWER. (2019年6月2日). https://the-ans.jp/news/62522/ 2019年6月2日閲覧。 
  123. ^ “ブレークフス敗れる 女子ボクシングで番狂わせ 無敵の女王はV26失敗で新記録達成ならず”. BOXING NEWS(ボクシング・ニュース). https://boxingnews.jp/news/76499/ 2023年12月18日閲覧。 
  124. ^ “井上尚弥vsフルトンはどうなる!? アフマダリエフの敗北でSバンタム級王座戦線に激震「これは大きな後退だ」”. THe DIGEST. (2023年4月9日). https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=67024 2023年12月10日閲覧。 
  125. ^ “イギリスで番狂わせ! ヂャンがジョイスに負傷TKO勝ち WBOヘビー級暫定王座獲得”. BOXING NEWS(ボクシング・ニュース). (2023年4月16日). https://boxingnews.jp/news/98441/ 2023年12月10日閲覧。 
  126. ^ “Miyo Yoshida defeats Ebanie Bridges via upset unanimous decision to claim IBF bantamweight title”. The Sporting News. (2023年12月10日). https://www.sportingnews.com/us/boxing/news/miyo-yoshida-ebanie-bridges-result-ibf-bantamweight-championship/7d0405ca89803dc9f6163f36 
  127. ^ “IBF女子世界バンタム級王者・吉田実代が山本美憂引退試合のため一時帰国へ|話題となったタイトル戦をプレイバック”. The Sporting News 日本版. (2023年12月20日). https://www.sportingnews.com/jp/boxing/news/miyo-yoshida-ebanie-bridges-result-ibf-bantamweight-championship/734a12a0bf772770d05c820b 2023年12月22日閲覧。 
  128. ^ 大西鐡之祐 むかし²ラグビーの神様は、知と理を縦糸に、情熱と愛を横糸に、真っ赤な桜のジャージを織り上げました。 - ミドルエッジ 2017年3月28日 更新
  129. ^ 【チャンストーライ】横井章氏、今こそ「展開、接近、連続」 - SANSPO.COM 2018.11.14 10:00
  130. ^ ◇サントリーが偉大な歴史を作った◇  - 大野晃のラグビー通信 第20号 2001年6月4日付
  131. ^ “Japan beat South Africa in greatest Rugby World Cup shock ever”. The Guardian. (2015年9月19日). http://www.theguardian.com/sport/2015/sep/19/south-africa-japan-rugby-world-cup-2015-match-report 
  132. ^ “Rugby World Cup 2015: greatest upsets of all time”. The Telegraph. (2015年9月19日). http://www.telegraph.co.uk/sport/rugbyunion/8800709/Rugby-World-Cup-2015-greatest-upsets-of-all-time.html 
  133. ^ 「W杯史上最大の衝撃」英メディア、日本の勝利を異例の扱い ― スポニチ Sponichi Annex ラグビー - スポーツニッポン 2015年9月20日 05:33
  134. ^ “南アの勝利「確定的」…日本勝利のオッズは「34倍」”. サンスポ. (2015年9月19日). https://www.sanspo.com/article/20150919-EC4MI6I655KWLOPPOAGZSGWLMY/ 
  135. ^ . (2015年9月23日). https://www.youtube.com/watch?v=JnaM7jD-S84+2019年9月22日閲覧。 
  136. ^ アイルランド紙も敗戦に衝撃「W杯の番狂わせに加わる」…フランスでも驚きの速報”. スポーツ報知 (2019年9月28日). 2019年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月16日閲覧。
  137. ^ 番狂わせ、ウルグアイがフィジーに勝利。ラグビーワールドカップ2019”. J SPORTS 編集部 (2019年9月25日). 2019年11月18日閲覧。
  138. ^ 強い国学院栃木 桐蔭学園3連覇の野望も打ち砕いた 栃木県勢初決勝 吉岡監督「本当に辛抱強く」”. スポーツニッポン. 2022年1月5日閲覧。
  139. ^ 総括 高校、新時代の予感 「1強」に風穴/「創意工夫」輝き”. 毎日新聞. 2022年1月12日閲覧。
  140. ^ “オランダの奇跡!ドミニカに連勝/WBC”. 日刊スポーツ. (2009年3月12日). https://www.nikkansports.com/baseball/wbc/2009/news/p-bb-tp0-20090312-470129.html 
  141. ^ 杉村繁 (2012年11月22日). “ヤクルト・ユウイチが導いた! ブラジル、WBC本大会出場の快挙”. ZAKZAK. 2015年3月1日閲覧。
  142. ^ 開幕戦で番狂わせ! 韓国がイスラエルに1-2で敗れる サンケイスポーツ 2017年3月6日
  143. ^ “プールAは波乱の幕開け!パナマがチャイニーズ・タイペイを破りWBC初勝利”. ベースボールキング. (2023年3月9日). https://baseballking.jp/ns/358928 
  144. ^ “【WBC】世界ランク12位パナマが2位台湾に圧勝 昨季メジャー11発のベタンコートが適時打”. 日刊スポーツ. (2023年3月8日). https://www.nikkansports.com/baseball/samurai/wbc2023/news/202303080001491.html 2023年3月9日閲覧。 
  145. ^ 二宮清純 (2017年8月8日). “主役交代の夏 '83PL学園-池田戦 踏み込んだ桑田、踏み込めなかった水野”. j.com. 2023年2月11日閲覧。
  146. ^ 【復刻】がばい旋風!逆転満塁弾で佐賀北が日本一 - 高校野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年2月5日閲覧。
  147. ^ 聖光学院が準々決勝で敗退 最多タイ14大会連続甲子園出場消える/福島 nikkansports.com(日刊スポーツ新聞社)2021年7月20日配信、同日閲覧
  148. ^ 世代最強の呼び声が高かった大阪桐蔭が2回戦敗退 攻守の課題、誤算を徹底総括 高校野球ドットコム 2021年7月20日配信、同日閲覧
  149. ^ “ギリシャが米に勝った/世界バスケ”. 日刊スポーツ. (2006年9月2日) 
  150. ^ “ベネズエラ “NBA軍団”カナダ撃破し6大会ぶり五輪切符”. スポーツニッポン. (2015年9月12日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/09/12/kiji/K20150912011117470.html 
  151. ^ “バスケ能代工 秋田県大会48連覇ならず…インターハイ出場逃す”. (2016年6月8日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/06/08/kiji/K20160608012739430.html 
  152. ^ “ドミニカ共和国の奇跡 男子バスケW杯で世界を驚かせバスケ界の哲学者”. Sponichi Annex. (2019年9月6日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/09/06/kiji/20190906s00011000022000c.html 2022年4月5日閲覧。 
  153. ^ “【ウインターカップ2022】桜花学園の連覇途絶える。残り3.3秒の大逆転劇で東海大付福岡が金星”. 月刊バスケットボールWEB. (2022年12月25日). https://www.basketball-zine.com/article/detail/111941?page=1 2023年12月20日閲覧。 
  154. ^ “【バスケW杯】日本が格上撃破の金星 FIBAも驚く番狂わせで、事前発表のパワーランキングを“ごみ箱”へ”. スポーツ報知. (2023年8月28日). https://hochi.news/articles/20230828-OHT1T51019.html?page=1 2023年12月11日閲覧。 
  155. ^ “ネブラスカ大・富永啓生、バスケ大学全米1位のパデュー大から大金星 両チーム最多19得点で勝利に貢献”. ZAKZAK. (2024年1月11日). https://www.zakzak.co.jp/article/20240111-P64A6MVE6FIJRHUZZSGVEHRN7Y/ 2024年1月15日閲覧。 
  156. ^ 思い出深きフレンチ・オープンの試合『1989年チャン対レンドル』【AP Was Thereシリーズ④】”. テニスマガジンONLINE (2020年6月6日). 2023年3月8日閲覧。
  157. ^ 錦織圭のコーチ、マイケル・チャンが史上最年少GS優勝を果たした伝説の全仏を振り返る【NY便り】”. Tennis Classic (2020年6月20日). 2023年3月8日閲覧。
  158. ^ a b French Open 2009: Rafael Nadal dumped out by Robin Soderling”. The Telegraph (2009年5月31日). 2016年11月15日閲覧。
  159. ^ “大波乱!ジョコビッチ2回戦敗退 世界117位に08年以来の屈辱”. スポーツニッポン. (2017年1月19日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/01/19/kiji/20170119s00028000183000c.html 2017年1月29日閲覧。 
  160. ^ “錦織も気をつけて。全豪でジョコビッチが117位に敗れる大波乱の背景”. Sportiva. (2017年1月20日). https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/tennis/2017/01/20/_split_117/ 2017年1月29日閲覧。 
  161. ^ “大坂 前年覇者撃破、女子2度目の歴史的金星 集中途切れず”. スポーツニッポン. (2017年8月29日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/08/31/kiji/20170830s00028000197000c.html 2017年9月9日閲覧。 
  162. ^ 世界陸上で生まれた世界記録27”. TBSテレビ 世界陸上ロンドン (2017年). 2023年3月8日閲覧。
  163. ^ TBS|世界陸上ヘルシンキ大会「選手紹介」”. 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月2日閲覧。
  164. ^ [平成18年第82回大会優勝] 亜細亜大学「駒沢大学5連覇を阻んだ“雑草魂””. Number Web (2015年12月17日). 2016年11月27日閲覧。
  165. ^ クイーンズ駅伝2016~栄冠を手に入れたのは創部3年目のチーム~”. SPAIA (2016年12月6日). 2017年1月14日閲覧。
  166. ^ 【波乱の幕開け】出雲駅伝から見る今シーズンの大学駅伝 Nichieee! 2019年10月18日
  167. ^ [箱根駅伝・平均タイムランキング]本命・青学は5位、東海は19位。圧倒的な1位は…?”. REALSPORTS (2020年12月31日). 2021年1月4日閲覧。
  168. ^ デーデー・ブルーノ 番狂わせの2位“次世代エース”名乗り サッカーから高2で転向 デイリースポーツ 2021年6月26日
  169. ^ デーデー・ブルーノ200mも2位!自己新連発20秒63 デイリースポーツ 2021年6月27日
  170. ^ “全日本選手権 谷川翔、美しく先輩超え”. 毎日新聞. (2018年4月30日). https://mainichi.jp/articles/20180430/ddm/035/050/105000c 2018年4月30日閲覧。 
  171. ^ “渡部葉月 平均台で18歳・最年少「金」 番狂わせに「実感が湧かない」”. デイリースポーツ. (2022年11月8日). https://www.daily.co.jp/general/2022/11/08/0015789211.shtml 2022年11月17日閲覧。 
  172. ^ 天皇賞 レース結果 1985年10月27日 東京10R”. netkeiba.com. 2022年12月7日閲覧。
  173. ^ 第14回エリザベス女王杯(G1)”. netkeiba.com. 2022年12月7日閲覧。
  174. ^ 第36回有馬記念(G1)”. netkeiba.com. 2022年12月7日閲覧。
  175. ^ 第34回エリザベス女王杯(G1)”. netkeiba.com. 2022年12月7日閲覧。
  176. ^ 第145回天皇賞(春)(G1)”. netkeiba.com. 2022年12月7日閲覧。
  177. ^ “G1大波乱V「アカイイト」が世界トレンド1位 歴史の再現にネット注目「ホクトベガを思い出した」”. スポーツニッポン. https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2021/11/14/kiji/20211114s00004048533000c.html 2022年4月26日閲覧。 
  178. ^ “【エリザベス女王杯】香港で4連単が“1億円馬券”に”. net.keiba. https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=195880&rf=kslp 2022年4月26日閲覧。 
  179. ^ a b F1大番狂わせ ベスト7”. Red Bull. 2022年11月26日閲覧。
  180. ^ a b c 2021年も見たい、F1の番狂わせ!ガスリーだけじゃないF1大金星・優勝の歴史(辻野ヒロシ) - 個人”. Yahoo!ニュース. 2022年11月26日閲覧。
  181. ^ F1驚きの番狂わせ優勝2:ベッテル栄光の歴史の始まり。大雨のモンツァで輝く|2008年イタリアGP”. jp.motorsport.com. 2022年11月26日閲覧。
  182. ^ F1イタリアGP決勝:ホンダ+アルファタウリ、歓喜の50戦目。大波乱の展開、勝利の女神はガスリーに微笑んだ!”. jp.motorsport.com. 2022年11月26日閲覧。
  183. ^ AT&A, AKAI Taro /. “狂乱の87周…ペレスが190戦目で大逆転初優勝!失策と不運で勝利を奪われたラッセル / F1サクヒールGP《決勝》結果とダイジェスト”. Formula1-Data / F1情報・ニュース速報解説. 2022年11月26日閲覧。
  184. ^ “卓球日本男子が敗れる「アジア大会最大の番狂わせ」 ライバル中国メディア驚き「イランの魔法が…」”. THE ANSWER. (2023年9月25日). https://the-ans.jp/news/357700/ 2024年3月5日閲覧。 
  185. ^ “卓球王国・中国のNo.1女子を155位が撃破 インド歓喜の瞬間に海外衝撃「不可能をやってのけた」”. THE ANSWER. (2024年2月16日). https://the-ans.jp/news/393820/ 2024年3月5日閲覧。 

関連項目[編集]