画像情報教育振興協会

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公益財団法人 画像情報教育振興協会(がぞうじょうほうきょういくしんこうきょうかい、略称:CG-ARTS協会)は、コンピュータグラフィックス関連クリエイターエンジニアの育成と文化振興を目的とする公益法人。コンピュータグラフィックスに関連した各種検定試験を実施するほか、指導者の養成、作品発表、外国との技術・作品交流など多彩な事業を展開している。また、文化庁メディア芸術祭を文化庁とともに主催し、企画や運営などを担当している。元文部科学省所管。

日本国内のデザイン系・情報系の専門学校短期大学ではキャンパスを会場として、CG-ARTS協会の検定試験を実施しているところが多い。

検定試験

CG-ARTS協会では複数の検定試験を主催しており、それらを総称して「CG-ARTS検定」と呼んでいる。実施開始から何度か名称変更が行われ、2012年からは名称が簡素化された[1]

2015年現在行われている検定試験は以下の5つ。

歴史

  • 1985年 金子満JCGL社内で「CGカリキュラム研究会」を発足
  • 1990年 「画像情報生成処理技術者試験」(略称:CG試験)試行試験を実施
  • 1991年 第1回「画像情報生成処理技術者試験」(略称:CG試験)試験を実施
  • 1992年 財団法人化
  • 1994年 第1回「文部省認定 画像情報技能検定CG部門」(略称:CG検定)を実施
  • 1994年 第1回「文部省認定 画像情報技能検定画像処理部門」(略称:画像処理検定)を実施
  • 1996年 第1回「文部省認定 画像情報技能検定マルチメディア部門」(略称:マルチメディア検定)を実施
  • 2005年「CG検定」を「CGクリエイター検定」と「CGエンジニア検定」に分割。また「ディジタルコミュニケーション検定」を試行実施
  • 2012年 公益財団法人化。また、主催検定の名称を簡素化。

脚注

  1. ^ CG-ARTS協会 検定”. CG-ARTS協会. 2015年12月16日閲覧。

関連項目

外部リンク