田上富信
田上 富信(たのうえ とみのぶ、1941年5月6日 - )は、日本の法学者。愛知学院大学法科大学院教授。関西学院大学名誉教授。専門は、民法(不法行為)。研究テーマは、使用者責任。博士(法学)(神戸大学)。大分県竹田市出身。
略歴
- 1966年、神奈川大学法学部卒業(国家公務員上級試験に合格し通産省から内定をもらうも辞退し)
- 1968年、神戸大学大学院法学研究科修士課程修了。西原道雄に師事する。
- 1969年、神戸大学大学院法学研究科博士課程中退、鹿児島大学法文学部助手に就任
- 1975年、フムボルト財団奨学研究員としてドイツケルン大学に留学。その後も、アメリカスウェーデンデンマーク等に留学する。
- 鹿児島大学助教授、関西学院大学法学部教授、同法学部長を歴任
- 2004年 関西学院大学大学院司法研究科教授
- 2006年 神戸大学 博士(法学) 論文は 「使用関係における責任規範の構造と展開」。 [1]
- 2009年 関西学院大学大学院司法研究科定年退職。
- 2010年 愛知学院大学法科大学院教授
著書
- 『使用関係における責任規範の構造』(有斐閣、2006年)
- 『やさしい事務管理・不当利得・不法行為』(法学書院、2003年)
- 『判例・事例でまなぶ消費者法』(共著、有斐閣、1994年)
論文
- 『労働者の責任制限についてのー考察』
- 『契約の第三者に対する効力』現代契約法大系1巻(有斐閣、1983年)
- 『車両損害の賠償をめぐる諸問題(上、下)』判例評論337‐338号(判例時報社、1987年)
脚注
- ^ 博士論文書誌データベース