王子硬式野球部
| チーム名（通称） | 王子、王子製紙 |
|---|---|
| 加盟団体 | 日本野球連盟 |
| 加盟区分 | 企業チーム |
| 創部 | 1957年 |
| チーム名の遍歴 |
王子製紙春日井（1957年 - 1993年）→ 新王子製紙春日井（1993年 - 1996年）→ 王子製紙春日井（1996年 - 2001年）→ 王子製紙（2002年 - 2012年）→ 王子（2012年 - ） |
| 本拠地自治体 | 愛知県春日井市 |
| 練習グラウンド | 王子製紙春日井工場グラウンド |
| チームカラー | 青色 |
| 監督 | 稲葉勇樹 |
| 都市対抗野球大会 | |
| 出場回数 | 14回 |
| 最近の出場 | 2015年 |
| 最高成績 | 優勝 |
| 社会人野球日本選手権大会 | |
| 出場回数 | 8回 |
| 最近の出場 | 2010年 |
| 最高成績 | 4強 |
| 全日本クラブ野球選手権大会 | |
| 出場回数 | ※出場資格なし |
王子硬式野球部（おうじこうしきやきゅうぶ）は、愛知県春日井市に本拠地を置く、日本野球連盟に所属する社会人野球チームである。
概要
1957年に王子製紙春日井工場の硬式野球部として創部（チーム名称は「王子製紙春日井」）。王子製紙は他に北海道苫小牧市にある苫小牧工場、鳥取県米子市にある米子工場にも硬式野球部があったが、2002年から本社の経営合理化に伴って苫小牧と米子を廃部して春日井に統合し、「王子製紙」に改称した。
2004年の第75回都市対抗野球大会に5回目の出場を果たし、初めての優勝をサヨナラホームランで勝ち取る。この優勝はチームのみならず、愛知県勢初の黒獅子旗獲得であった。2008年にも第79回都市対抗野球大会に出場して決勝戦まで勝ち上がったが、新日本石油ENEOSに敗れ準優勝となった。
2012年10月1日付けで本社が持ち株会社制に移行し商号を「王子ホールディングス」に改めたため、硬式野球部もチーム名を「王子」に名称変更し、日本野球連盟も3日に承認した。
ユニフォームは伝統的に中日ドラゴンズのものを模したデザインが使用されている。以前は中日のユニフォーム変更に合わせてユニフォームのデザインが変更されていたが、2004年の都市対抗野球優勝以降はデザインの変更は行われていない。
設立・沿革
- 1957年 - 「王子製紙春日井」として創部
- 1978年 - 社会人野球日本選手権大会初出場（初戦敗退）
- 1992年 - 都市対抗野球大会初出場（4強）
- 1993年 - 社名変更により「新王子製紙春日井」と称する（1996年の再変更で元の「王子製紙春日井」に戻す）
- 2002年 - 王子製紙米子、王子製紙苫小牧と統合し「王子製紙」に改称
- 2004年 - 都市対抗野球大会初優勝
- 2012年 - 「王子」に改称
主要大会の出場歴・最高成績
- 都市対抗野球大会：出場13回、優勝1回（2004年）
- 社会人野球日本選手権大会：出場8回、4強1回（2007年）
- JABA北海道大会：優勝1回（1998年）
- JABA富山市長旗争奪富山大会：優勝1回（2007年）
- JABA新潟大会：優勝1回（1997年）
- JABA高山市長旗争奪飛騨高山大会：優勝1回（2009年）
- JABA伊勢大会：優勝2回（1997年、1998年）
主な出身プロ野球選手
- 金井正幸投手（1974年 中日ドラゴンズ：ドラフト外）
- 吉本亮捕手（1992年 広島東洋カープ：ドラフト4位）
- 黒木知宏投手（1994年 千葉ロッテマリーンズ：ドラフト2位）
- 玉峰伸典投手（1998年 読売ジャイアンツ：ドラフト6位）
- 上坂太一郎外野手（1999年 阪神タイガース：ドラフト5位）
- 鈴木貴志投手（2002年 千葉ロッテマリーンズ：ドラフト5巡目）
- 木谷寿巳投手（2005年 東北楽天ゴールデンイーグルス：大学生・社会人ドラフト6巡目）
- 川口盛外投手（2009年 広島東洋カープ：ドラフト6位）
- 熊代聖人外野手（2010年 埼玉西武ライオンズ：ドラフト6位）
- 山本翔也投手（2013年 阪神タイガース：ドラフト5位）
- 船越涼太捕手（2015年 広島東洋カープ：ドラフト4位）
- 西川龍馬内野手（2015年 広島東洋カープ：ドラフト5位）