玉川田園調布

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玉川田園調布
区立公園「ぽかぽか広場」
区立公園「ぽかぽか広場」
玉川田園調布の位置(東京23区内)
玉川田園調布
玉川田園調布
玉川田園調布の位置
北緯35度36分6.86秒 東経139度39分56.51秒 / 北緯35.6019056度 東経139.6656972度 / 35.6019056; 139.6656972
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 世田谷区
地域 玉川地域
面積
 • 合計 0.300 km2
人口
2019年(令和元年)9月1日現在)[1]
 • 合計 2,333人
 • 密度 7,800人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
158-0085[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 世田谷

玉川田園調布(たまがわでんえんちょうふ)は、東京都世田谷区町名[4]。現行行政地名は玉川田園調布一丁目および玉川田園調布二丁目[4]郵便番号は158-0085[2]

地理

世田谷区南部の玉川地域に属する。北に奥沢、東に東玉川、南に田園調布、西に尾山台と接する。面積は0.300平方キロメートル[1]

西半部は玉川浄水場および田園調布雙葉小学校とその付属幼稚園の敷地が占める。東西に環八通り(東京都道311号環状八号線)が走り、町域東部を東急電鉄東横線目黒線が走る[4]

歴史

この区域は江戸期以前は荏原郡等々力村の飛地及び同奥沢村の一部であった。1889年明治22年)の町村制の施行に伴い、等々力村・奥沢村は尾山下野毛上野毛野良田用賀瀬田の6ヶ村と合併し、玉川村となった。1932年昭和7年)、世田谷区の成立に伴い、荏原郡玉川村大字等々力飛地六本松が玉川田園調布1丁目に、玉川村大字奥沢字五斗免が玉川田園調布2丁目になる[4][5]。隣接する大森区(現:大田区)の田園調布4ヶ町とともに田園都市住宅地として整備された[4]が、開発当初、1925年の『田園都市株式会社経営 多摩川臺住宅地平面図』では造成されているものの、住宅地の区画としてはほとんど割り当てられていない[6]1970年住居表示の実施に伴って町境の変更を行い、玉川等々力町の一部を編入し、玉川田園調布の一部を尾山台1丁目・奥沢4-5丁目の各部とした[4][5]。また、この際に環八通りを1丁目と2丁目の境界とし、環八以南を1丁目、環八以北を2丁目とした[5]

地名の由来

世田谷区成立の際、旧玉川村区域に冠称された「玉川」に田園都市住宅地の名称「田園調布」を繋げている。

住居表示実施前後の町名の変遷

実施後 実施年月日 実施前(各町名ともその一部)
玉川田園調布一丁目 1970年3月1日 玉川田園調布1、玉川田園調布2、玉川尾山町の各一部
玉川田園調布二丁目 玉川田園調布2、玉川奥沢町2、玉川奥沢町3の各一部

世帯数と人口

2019年(令和元年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
玉川田園調布一丁目 509世帯 1,114人
玉川田園調布二丁目 618世帯 1,219人
1,127世帯 2,333人

小・中学校の学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]

丁目 番地 小学校 中学校
玉川田園調布一丁目 19~21番 世田谷区立九品仏小学校 世田谷区立八幡中学校
その他 世田谷区立八幡小学校
玉川田園調布二丁目 全域

交通

鉄道

バス

道路

施設

公共

  • 玉川浄水場 - 原水悪化から水道事業としては休止中であり、工業用水道事業用として三園浄水場に送水を行っている[8]
    • 東京都水道局研修・開発センター
    • 東京都水道局玉川給水所

教育

寺社・教会

脚注

  1. ^ a b c d 世田谷区の町丁別人口と世帯数”. 世田谷区 (2019年9月3日). 2019年9月29日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月27日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 『角川日本地名大辞典 13 東京都』角川書店、1991年9月再版。p.466。
  5. ^ a b c 地名の由来(奥沢・玉川田園調布・東玉川) 世田谷区
  6. ^ 『田園都市株式会社経営 多摩川臺住宅地平面図』、1925年(馬場宏信『シブヤ系対カマタ系』ぶんか社、1997年12月、pp.102-103所収。)。
  7. ^ 通学区域”. 世田谷区 (2018年4月1日). 2019年9月29日閲覧。
  8. ^ 浄水施設の紹介 | 水道事業紹介 | 東京都水道局

関連項目