猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」

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猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
ももいろクローバーZシングル
初出アルバム『5TH DIMENSION
B面 LOST CHILD
DNA狂詩曲
リリース
ジャンル シンフォニック・ロック
レーベル スターチャイルド
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間5位オリコン
  • デイリー2位(オリコン)
  • 2012年3月度月間13位(オリコン)
  • 2012年度年間95位(オリコン)
  • 2位Billboard JAPAN Hot 100
  • 1位(Billboard JAPAN Hot Animation)
  • 3位(Billboard JAPAN Hot Singles Sales)
  • 63位(Billboard JAPAN Hot Top Airplay)[2]
  • 19位(Billboard JAPAN Adult Contemporary Airplay)[3]
  • ももいろクローバーZ シングル 年表
    労働讃歌
    (2011年)

    【限定販売】
    白い風
    (2011年)
    猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
    (2012年)
    Z女戦争
    (2012年)
    テンプレートを表示

    猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」(もうれつうちゅうこうきょうきょく・だいなながくしょう むげんのあい)は、2012年3月7日に発売された、ももいろクローバーZの7枚目のシングル

    表題曲は、ソニー・ミュージック主催の平成アニソン大賞で、編曲賞2010-2019年部門を受賞した。

    7枚目のシングルということで「第七楽章」と名づけられており、他の楽章は存在しない。

    収録曲解説

    映像外部リンク

    猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」 - YouTube

    メンバーが着ている海賊風衣装は、『新世紀エヴァンゲリオン』のキャラクターデザインも手がけた貞本義行が原案を担当している[4]。監督は斎藤渉。

    自転車に乗るシーンでは、有安1人だけが補助輪をつけて走行している(その後、17歳にして初めて自転車に乗ることができるようになった)。

    猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」(ライブ映像) - GYAO!

    『ももクロ春の一大事2012 〜見渡せば大パノラマ地獄〜』より

    猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」

    作詞・作曲・編曲:前山田健一
    歌詞・動画 - 歌ネット

    テレビアニメ『モーレツ宇宙海賊』オープニングテーマ[5]。楽曲を手がけた前山田健一は「これだけ大きな存在、手の届かない存在になりつつあるももクロが、今この立場からファンに向けて届けるメッセージソング」だとし[6]、チーフディレクターの宮本純乃介は「宇宙が舞台のアニメ主題歌なので、シンフォニックロックでかつてないスケールにしようという発想」だったと語った[7]

    収録には100人のコーラス隊とともにマーティ・フリードマンがギター演奏で参加した(「ももいろクリスマス2011 さいたまスーパーアリーナ大会」にも両者が登場し、初披露となった)。なお、イングヴェイ・マルムスティーンがギター演奏で参加した別バージョンは「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」(Emperor Style)」を参照。当初タイトルは“猛烈宇宙組曲・第七「無限の愛」”の予定であった。

    2018年6月に、シングルトラックとして音楽配信プラチナ認定(25万ダウンロード以上)を受けている。

    LOST CHILD

    作詞:岩里祐穂 / 作曲・編曲:NARASAKI
    歌詞・動画 - 歌ネット

    テレビアニメ『モーレツ宇宙海賊』エンディングテーマ。

    テクノポップを取り入れた、それまでになかった曲調を採用。作曲のNARASAKIは、「どっちかっていうとアニメありきで考えてるところがあって。SFで、広大な宇宙の中の少女たち、みたいな世界観でやりたかったので、ああいう曲になった」としている[8]

    オランダのドラムンベーストリオ“Noisia”がリミックスを手掛けた「LOST CHILD(Remixed by Noisia)」も配信されている。

    DNA狂詩曲

    読み:ディーエヌエー ラプソディー
    作詞:前田たかひろ / 作曲:大隅知宇 / 編曲:横山克
    歌詞・動画 - 歌ネット

    タイトルはQUEENの「ボヘミアン・ラプソディ」へのオマージュであり、2番の途中に似たような旋律が現れる。作詞者の前田たかひろは、このことをQUEENを知らない世代にも気づいてもらえるように、狂詩曲(ラプソディー)という言葉を明示的にタイトルへ組み込んだと語っている[9]

    リリース時には桃屋「きざみしょうが」「きざみにんにく」CMソングとしてタイアップがされていた[10][11]

    カップリング曲ながら人気が高く、以下に挙げる実績がある。

    2019年には、R・O・Nが編曲を担当してアレンジを一新した「DNA狂詩曲 -ZZ ver.-(ダブルゼータ バージョン)」を、有安杏果卒業後の4人バージョンとして制作。アルバム『MOMOIRO CLOVER Z』初回限定盤Bの特典CDに収録された。

    参加ミュージシャン

    猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」

    LOST CHILD

    DNA狂詩曲

    トラックリスト

    初回限定盤

    1. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」 [5:11]
    2. LOST CHILD [5:00]
    3. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」(off vocal ver.
    4. LOST CHILD(off vocal ver.)
    DVD:猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」(ミュージック・ビデオ)

    通常盤

    1. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
    2. LOST CHILD
    3. DNA狂詩曲 [4:17]
    4. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」(off vocal ver.)
    5. LOST CHILD(off vocal ver.)
    6. DNA狂詩曲(off vocal ver.)

    猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」(Emperor Style)

    2014年6月4日に発売された配信限定シングル。これは「劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-」の公開とメディアミックス化を記念して制作されたものであり、日本テレビ系列「第34回全国高等学校クイズ選手権」応援ソングに起用された。オリジナルバージョンでのマーティ・フリードマンに代わり、イングヴェイ・マルムスティーンがギター演奏で参加している。『YOUNG GUITAR』2014年8月号にはこのバージョンのスコアが掲載されている。

    カップリングとして、オランダのドラムンベーストリオ「Noisia」がリミックスを手掛けた「LOST CHILD(Remixed by Noisia)」も同時配信された。

    出典

    1. ^ 一般社団法人 日本レコード協会|各種統計”. RIAJ. 2013年2月8日閲覧。
    2. ^ Billboard Japan Hot 100 Airplay”. Billboard JAPAN (2012年3月21日). 2012年12月10日閲覧。
    3. ^ Billboard Japan Adult Contemporary Airplay”. Billboard JAPAN (2012年3月21日). 2012年12月10日閲覧。
    4. ^ “衣装は猛烈海賊仕様!ももクロニューシングル詳細明らかに”. ナタリー. (2012年10月18日). https://natalie.mu/music/news/62945 2012年12月8日閲覧。 
    5. ^ “ももクロ「モーレツ宇宙海賊」主題歌で壮大スペースオペラ”. ナタリー. https://natalie.mu/music/news/61722 2014年5月19日閲覧。 
    6. ^ “インタビュー”. ナタリー. https://natalie.mu/music/pp/momoclo04 2014年5月19日閲覧。 
    7. ^ 『Quick Lapan Special Issue ももいろクローバーZ 〜The Legend〜 2008-2013』太田出版、2013年4月24日。 
    8. ^ ヒロインたちのうた第6回”. CDジャーナル. 2016年4月10日閲覧。
    9. ^ “ももクロ『DNA狂詩曲』などを手がけるの作詞力”. Gyao! トレンドニュース. https://trendnews.yahoo.co.jp/archives/129783/ 2014年5月19日閲覧。 
    10. ^ “ももクロ、初単独CMで“桃屋クローバーZ”に変身”. オリコン. (2012年3月7日). https://www.oricon.co.jp/news/confidence/2008103/full/ 2012年12月9日閲覧。 
    11. ^ “付け鼻&メガネの「桃屋クローバーZ」が新商品アピール”. ナタリー. (2012年3月7日). https://natalie.mu/music/news/65715 2012年12月9日閲覧。 

    外部リンク