牧勢海

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牧勢 海(まきせ かい、1978年2月24日 - )は、日本女優、ダンストレーナー。宝塚歌劇団卒業生(男役) 。大阪府出身。本名は八幡谷 有希(やわたや ゆき)。大阪帝塚山学院ではダンス部に所属して全日本高校・大学ダンスフェスティバルにも出場した[1]。愛称は「かい」「ゆきP」。83期生。身長168cm。血液型はB型。芸名は家族で考案。

来歴

1995年宝塚音楽学校入学。掃除分担は講堂・玄関看板かけ。

1997年宝塚歌劇団入団。入団時の成績は22番。雪組に配属される。

2003年12月23日の雪組東京宝塚劇場公演「Romance de Paris / レ・コラージュ」千秋楽をもって退団。

宝塚時代の主な舞台

音楽学校~組配属以前

1995年

1997年

雪組時代

1997年

1998年

  • 1月13日、新人公演「春櫻賦」
  • 4月3日-30日、帝国劇場「春櫻賦 / LET'S JAZZ-踊る五線譜-」
  • 4月14日、東京新人公演「春櫻賦」
  • 8月7日-9月14日、宝塚大劇場「浅茅が宿 / ラヴィール
  • 8月25日、新人公演「浅茅が宿」
  • 11月28日-12月26日、TAKARAZUKA1000days劇場「浅茅が宿 / ラヴィール」
  • 12月8日、東京新人公演「浅茅が宿」

1999年

  • 2月2日-21日、中日劇場「浅茅が宿 / ラヴィール」 / 豹
  • 4月2日-5月10日、宝塚大劇場「再会 / ノバ・ボサ・ノバ
  • 4月20日、新人公演「ノバ・ボサ・ノバ」ピエロ (本役:未来優希)
  • 7月2日-8月15日、TAKARAZUKA1000days劇場「再会 / ノバ・ボサ・ノバ」
  • 7月13日、東京新人公演「ノバ・ボサ・ノバ」ピエロ (本役:未来優希)
  • 11月12日-12月20日、宝塚大劇場「バッカスと呼ばれた男 / 華麗なる千拍子'99」
  • 11月30日、新人公演「バッカスと呼ばれた男」マルチン (シャルロッテの弟) (本役:音月桂)
  • 12月23日-25日、宝塚大劇場「レビュースペシャル '99」

2000年

  • 2月11日-3月19日、TAKARAZUKA1000days劇場「バッカスと呼ばれた男 / 華麗なる千拍子 '99」
  • 2月22日、東京新人公演「バッカスと呼ばれた男」マルチン (シャルロッテの弟) (本役:音月桂)
  • 4月22日-5月5日、バウホール「ささら笹舟」誠仁親王 (皇太子)
  • 6月30日-8月9日、宝塚大劇場「凱旋門 / デパートメント・ストア
  • 7月18日、宝塚大劇場役代わり公演「凱旋門」ラヴィックの影(本役:玲有希)
  • 9月22日-10月17日、TAKARAZUKA1000days劇場「凱旋門 / デパートメント・ストア」
  • 10月17日、東京新人公演「凱旋門」ローゼンフェルト (本役:朝海ひかる / 役替わり:夕貴真緒)
  • 12月5日-12日、シアタードラマシティ「月夜歌聲-闇の中から光が生まれる-」世傑 (子供時代)
  • 12月18日-24日、東京特別公演(赤坂ACTシアター)「月夜歌聲-闇の中から光が生まれる-」世傑 (子供時代)

2001年

2002年

  • 1月2日-2月11日、東京宝塚劇場「愛燃える-呉王夫差- / ROSE GARDEN」/ランカスター家のナイト
  • 1月22日、東京新人公演「愛燃える-呉王夫差-」文種 (越国の大夫) (本役:すがた香)
  • 3月16日-25日、シアタードラマシティ「殉情谷崎潤一郎作「春琴抄」 (中公文庫版) より〜」
  • 3月31日-4月7日、赤坂ACTシアター「殉情〜谷崎潤一郎作「春琴抄」 (中公文庫版) より〜」
  • 5月24日-7月8日、宝塚大劇場「追憶のバルセロナ/ON THE 5th」グラシアン(市民)
  • 6月25日、新人公演「追憶のバルセロナ」ミゲル (ジプシーの親方) (本役:風早優)
  • 8月16日-9月23日、東京宝塚劇場「追憶のバルセロナ/ON THE 5th」グラシアン (市民)
  • 8月27日、東京新人公演「追憶のバルセロナ」ミゲル (ジプシーの親方) (本役:風早優)
  • 10月26日-11月17日、全国ツアー「再会 / 華麗なる千拍子2002」支配人 / マタドール
  • 11月30日、バウホール「第4回アキコ・カンダレッスン発表会「DANCIN'-AKIKO-40th Anniversary」

2003年

  • 1月1日-2月4日、宝塚大劇場「春麗の淡き光に / Joyful!!」検非違使の役人1 / タムタム
  • 1月21日、新人公演「春麗の淡き光に」茨木童子 (朱天童子の一味) (本役:麻愛めぐる)
  • 3月1日-9日、バウ・ワークショップ「春ふたたび / 恋天狗
  • 3月28日-5月4日、東京宝塚劇場「春麗の淡き光に / Joyful!!」検非違使の役人1 / タムタム
  • 4月8日、東京新人公演「春麗の淡き光に」茨木童子 (朱天童子の一味) (本役:麻愛めぐる)
  • 6月14日-23日、バウホール「アメリカン・パイ」ダニー
  • 6月28日-7月4日、東京特別公演(日本青年館)「アメリカン・パイ」ダニー
  • 8月22日-9月29日、宝塚大劇場「Romance de Paris / レ・コラージュ」ニコラ (記者) / タブー男A、ラッツB、ファントーム紳士A
  • 9月9日、新人公演「Romance de Paris」バンジャマン (クラブの支配人) (本役:未来優希)
  • 10月8日-10月16日、樹里咲穂コンサート「JUBILEE-S」ミスターX
  • 11月21日-12月26日、東京宝塚劇場「Romance de Paris / レ・コラージュ」ニコラ (記者) / タブー男A、ラッツB、ファントーム紳士A
  • 11月18日、東京新人公演「Romance de Paris」バンジャマン (クラブの支配人) (本役:未来優希)
  • 12月23日、雪組東京宝塚劇場公演「Romance de Paris / レ・コラージュ」千秋楽日付けで退団。

退団後の主な活動

2004年-2005年

2006年

2007年

2008年

  • 2月1日~23日、「宮廷女官 チャングムの誓い」 (御園座)
  • 5月9日~6月23日、「玉つき屋の千代さん」 (芸術劇場他、全国)
  • 9月6日~10月3日、「アプローズ〜映画「イヴの総て」より〜」 (シアターブラバ/東京グローブ座)
  • 12月2日~2009年3月10日、「愛と青春の宝塚」(新宿コマ劇場他、全国)

2009年

  • 7月31日~8月2日、「貴城けいオン・ステージ2009」(ル・テアトル銀座)
  • 12月~2010年3月、『(アプローズ)〜映画『イヴの総て』より〜)(全国ツアー)

2010年

  • 4月「サイド、ショウ』(東京芸術劇場)
  • 6月『サイド、ショウ』〜コンサート (シアタークリエ)
  • 8月『ブロードウェイライブ2010』(新国立劇場中劇場)
  • 10月「名探偵ポワロ〜ブラックコーヒー〜』(シアター1010)

2011年

  • 2月~4月『愛と青春の宝塚〜リバイバル〜』(青山劇場〜全国ツアー)
  • 6月18日、「サイド・ショウ」ミュージカルライブ2011 (恵比寿ガーデンホール)
  • 7月- ブロードウェイミュージカル『 victor victoria 』(テアトル銀座/森ノ宮ピロティ)
  • 10月1日~10月10日、「サイド・ショウ」(シアター1010)
  • 10月15日、「サイド・ショウ」ヴァイオレット・ヒルトン役(代役)[2](森ノ宮ピロティホール)

2012年

  • 1月28日・29日「華麗なる音楽ミュージカル2012」(東京国際フォーラムC)
  • 3月17日~20日 「DANCING CRAZY2」(梅田芸術劇場)
  • 3月23日~25日 「DANCING CRAZY2」(Bunkamura オーチャード大ホール)
  • 8月4日~27日 「大江戸緋鳥808」(明治座)

2013年

  • 4月2日~29日 「DREAM LADIES」(梅田芸術劇場・東京国際フォーラムC他)
  • 10月〜12月  「渇いた太陽」(シアタークリエ・他全国ツアー)

2014年

  • 11月〜12月 宝塚100周年記念「ブロードウェイミュージカルCHICAGO」(東京国際フォーラムC/梅田芸術劇場 他)予定

書籍

  • 『宝塚ふぁん』2001年1・2月合併号「初舞台の感動を忘れずに」(2001年1月20日発売)
  • 歌劇』2003年12月号「退団ご挨拶」(2003年12月発売)

脚注

  1. ^ 卒業生の活躍”. 帝塚山中学校・高等学校. 2012年5月29日閲覧。
  2. ^ 貴城けいの病気休演に伴い、1幕「いつでも一緒」ダンスシーンのみの代役を務めた。その他の場面の代役は、谷合香子が務めた。

関連項目

  • 轟悠(牧勢入団時の雪組トップスター。1985年 - )

外部リンク