爪切り

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爪切り(つめきり)は、人間を含む動物のうち伸びすぎた余剰部分(白い部分=爪甲遊離円の部分)を切り取る行為。また、爪の長さや形状を整えるための道具である。

人間の爪切り

爪切り
様々な爪切り

道具として一般的に用いられている爪切りは以下の機能を持っている。

  • 切断
てこの原理を応用して、湾曲した形状の刃をもつ先端部で爪を上下からはさみ、押して切断する。
一般的なはさみの形のもの(主に乳児の爪を切るのに使われ、先が丸くなっている)や巻き爪用のニッパー型の爪切りも存在する。深爪になりにくいように工夫された商品もある。
  • 整形
切断した直後の爪にはギザギザの凹凸があり、触った物を傷つけたり、布類(タオルタオルケット)に引っかかる可能性があるため、一体となっている付属のやすりで整形する。詳細は爪やすりの項目を参照。

なお、医療用・看護用のものはリストンと呼ぶ[1]

人間以外の爪切り

一般の動物でも爪は伸びるが、普通はその生活の中で地面や樹木などとの摩擦で適当な長さに自然に削られている。ただし、人間が飼育する場合には特に爪を切る場合がある。

ウマ・ウシ

飼育されているウマウシも定期的に削る必要がある。これを削蹄という。

イヌ・ネコ

ペットのイヌネコの爪は時折切ってやる必要がある。ペット用品店などではペット用の爪切りが販売されている。

脚注

関連項目