炎の闘球児 ドッジ弾平
炎の闘球児 ドッジ弾平 | |
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ジャンル | ドッジボール、児童漫画・少年漫画 |
漫画 | |
作者 | こしたてつひろ |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 月刊コロコロコミック 別冊コロコロコミック |
レーベル | コロコロコミックス |
発表号 | 1989年11月号 - 1995年6月号 |
巻数 | 全18巻 |
アニメ | |
原作 | こしたてつひろ |
総監督 | 笹川ひろし |
監督 | 原征太郎 |
シリーズ構成 | 山田隆司 |
キャラクターデザイン | はしもとかつみ、郷敏治 |
音楽 | 勝又隆一 |
アニメーション制作 | アニメーション21 |
製作 | テレビ東京、東急エージェンシー、 小学館プロダクション |
放送局 | テレビ東京系列 |
放送期間 | 1991年10月14日 - 1992年9月21日 |
話数 | 全47話 |
ゲーム | |
※下記参照 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ・コンピュータゲーム |
ポータル | 漫画・アニメ・コンピュータゲーム |
『炎の闘球児 ドッジ弾平』(ほのおのとうきゅうじ ドッジだんぺい)は、こしたてつひろによるスーパードッジボールを題材にした漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメ、コンピュータゲームである。
概要
『月刊コロコロコミック』(本編)と『別冊コロコロコミック』(いずれも小学館)誌上において1989年から1995年まで連載。単行本はコロコロコミックスより全18巻。1991年にはテレビアニメ化もされている。2002年には『ドッジファイター一撃!』という作品が発表されたが、3回限りの連載で終了した。
本編は、主人公の一撃弾平の年齢ごとに小学1年生時代・4年生時代・5年生時代に分けられる。中でも4年生時代が最も長く、別冊誌収録のエピソードも大半は4年次のものである(別冊誌での連載は、途中で終了している)。また、4年次の本編の大部分を占める全国闘球大会編は連載期間が2年半近くに及んだ長編である。5年次開始後間もなく後作の『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の連載も始まり、それに合わせるように絵柄も変化していった。物語は学校生活編を経てプロ選手養成所編へと進み、同編終了後に間もなく連載終了となった。
あらすじ
ドッジボールが大好きな少年・一撃弾平は、小学校に入ったら闘球部[注 1]に入ると決めワクワクしていた。
入学式の朝、かつて伝説的な闘球選手であった弾平の父・弾十郎の墓に渾身のシュートを叩き込むと墓石が倒れ、中にボールが入っていた。このボールを父からの入学祝いとして携え、寺の小坊主で親友の小仏珍念と一緒に球川小の闘球部に入った弾平であったが、そこには意地の悪い先輩ばかりであった。生意気な性格の弾平は目を付けられ、異例の過酷な入部テストを課せられる。しかしそれを耐えぬいた弾平は、先輩達に実力を認められる。
試合を通じて、終生のライバルとなる二階堂大河や他小のライバルとの出会い、他スポーツとの対決を経験し、過酷な練習や仲間との連携で弾平は強くなっていく。
登場人物
「声」はテレビアニメ版の担当声優。
球川小学校
- 一撃 弾平(いちげき だんぺい)
- 声 - 日髙のり子
- 主人公。小学校1年生でドッジボールの投球で父・弾十郎のものとされる大きな墓石を倒した。その時墓の下から出てきたボールを「入学祝い」「父ちゃんのボール」として常に大事に抱えている。小学生としては異常な球速を持つが、普通に投げても止められるシーンも多い。強敵を倒したショットは、大抵相手のショットを受けてからの反撃ショットが多い。ヒットされたこともないわけではないが、原作では弾平一人が残って1-0で勝利する試合が非常に多かった。主人公ではあるが、本編では固有の名称をもった必殺ショットはほとんど無かった。番外編では父親が編み出した「炎のシュート」(アニメでは「炎のショット」)を受け継ぐ様々なエピソードが存在する。努力家かつ信念の持ち主である反面、トラブルや警告レベルの野次やサボリも非常に多い問題児。好物はゆで卵。
- 小仏珍念(こぼとけ ちんねん)
- 声 - 野沢雅子
- 弾平の親友。幼い頃から、他の寺(アニメでは岩手県出身という設定)から闘久寺に僧侶の修行に来ている身。ボールを避けるのや弾平のヒットを防ぐためのキャッチが得意。作中では、弾平に何度か一対一で対決して勝ったことがある。アニメ版では両親(声 - 辻村真人(父)、弘中くみ子(母))が登場し、修業期間を終えていることが判明した。
- 尾崎治
- 声 - 桜井敏治
- 弾平が4年生になった時の主将。当時コロコロに連載されていたおぼっちゃまくんの目を細くしたような顔立ちで大柄。三笠に比べると非常に穏やかな性格のため弾平達部員を掌握しきれずにいたが、ドッジボール部の分裂の危機などを乗り越えて成長していく。試合では、弾平のサポート役が多い。周辺の学校・クラブや有力選手の情報に精通している。アニメでは、3年前はブラックアーマーズの3軍の補欠(そのため、嵐や高山とも一応は面識がある)で、球川小への転校を機に脱退し、当時主将だった三笠に見込まれて闘球部に入部した。
- 三浦つとむ
- 声 - 山口勝平→鈴木晶子
- サッカー部との試合で初登場。教育ママ(声 - 巴菁子)にドッジを猛反対されるも、弾平と珍念が行ったドッジを生かした連携プレーによって彼が転落事故から救われた騒動をきっかけに許可される。序盤にヒットされやすい選手。全国大会直前に肩を骨折してしまい、さらに逆巻の出場が許可されなかったため、怪我をおしての出場となり、相手チームにも利用された。弾平と同学年であるが、全国制覇後にはまったく登場していない。
- アニメ版では敬語で話すことが多く、弾平のことはさん付け(原作では君付けだった)で呼んでいる。
- 木下つよし
- 声 - 三木眞一郎
- 眼鏡を掛けた金髪の選手。大抵の試合で、つとむと共に真っ先にヒットされやすい選手。また、つとむと違って話に絡んでくることはないため、台詞もかなり少なめである。学年は不明。原作では名前で呼ばれたことは一度もない。
- 逆巻浩司
- 全国大会に出場する風間小の有力選手だったが、地区大会で身勝手なプレーをしたことでレギュラーから外され、反発して球川小に転校する。しかし、全国大会には転校してからの経過日数の関係で出場できず。弾平らと触れ合う中で性格も大きく変わり、風間小との試合後に風間小のメンバーと和解し、風間小に復帰した。弾平とよく似たタイプと評されたが、実際には本能で戦う弾平とは対照的に知能的なプレイヤーである。
- 藤堂みさと(とうどう みさと)
- 声 - 木藤聡子
- サッカー部の主将を兄に持つことから、サッカー部との試合に参加。その後、闘球部のマネージャーになる。別冊誌のエピソードでは、試合にも駆り出されている。アニメ版では四天王との対決時から登場し、弾平の特訓に付き合っている。
- 武田勇一
- 声 - 梁田清之
- 弾平が4年生だった当時のレギュラー。低迷する部への嫌悪感から超闘球部を結成し、主将を務めて弾平たちと対立した。闘球部との特別マッチ(相手の部の札を先に壊した方が勝ちというサッカーやハンドボールのようなルールで、校長曰く伝統あるもの)に敗北したことで復帰し、弾平の闘志を見て和解。チームの主力として活躍した。勇二とのコンビで放つ「クロスショット」を得意とする。
- 武田勇二
- 声 - 金丸淳一
- 武田勇一の弟。超闘球部副主将。復帰後は兄と共にチームの主力となる。兄の事は原作では兄さんと呼んでいるが、アニメ版では兄貴と呼んでいる。
- 村上ジロー
- 全国大会終了後に登場。弾平に憧れて闘球部に入部するも、優勝の余韻にひたりきりでだらけていた弾平を見て失望する。しかしその後、弾平が再起したことにより、力強い先輩として見るようになった。
- 沢村
- 全国大会終了後に登場。全国制覇後、真面目に練習に参加しない弾平を疎んでいた。その後珍念の説得と、消えていなかった弾平の闘志を見て考えを改める。
- 校長
- 声 - 上田敏也
- 闘球部の顧問。かつてドッジに関わった形跡があり、様々な知人がいる。
OB・保護者
弾平が4年生になった時点で在籍していない者、および上記児童を含めた関係者。アニメでは、三笠と四天王は球川中に進学。2年生当時にブラックアーマーズとの練習試合(海外遠征前の壮行試合)に参加しており、その関係からブラックアーマーズ戦直前に登場した。また、卒業する話が描かれた。原作では、番外編で中学生になった姿で再登場している。
- 三笠(みかさ)
- 声 - 梁田清之
- 弾平が入学した当時の主将。真面目で厳格な性格で、無茶な行動やサボろうとする弾平を叱りつける役目を果たした。
- 火浦高志
- 声 - 三木眞一郎
- 球川小四天王の筆頭でエース格。性格上、弾平とはよく衝突した。しかし、試合になると力を合わせて強敵からヒットを奪い取る活躍を見せた。
- 風見
- 声 - 金丸淳一
- 球川小四天王の1人。変化球が得意。
- 速水学
- 声 - 津久井教生
- 球川小四天王の1人。頭脳明晰な作戦参謀役という設定だが、その面での活躍はほとんど見られず。眼鏡をかけている。
- 土方
- 声 - 宇垣秀成
- 球川小四天王の1人。力強さを売りとするショットが得意。
- 藤堂
- 声 - 桜井敏治
- サッカー部の主将で、みさとの兄。シュートの威力が絶大であり、試合で何人ものゴールキーパーを病院送りにしたことがある。アニメでは、弾平が不良中学生と対決した話にも登場した。
- 叶
- 別冊のエピソードで登場した、かつて球川小が全国制覇を成し遂げた「伝説の七闘士」の主将。三笠や火浦ら四天王を育てた。弾平の態度に憤り、エースドッジボールを挑む。
- 黒岩竜也
- 声 - 坂本千夏
- 弾平と一年時に同学年で同じクラス。父親が各地を転々としているトラック運転手で、2学期に球川小に転入するが、程なく転校する。当初は金儲けばかりを考えている守銭奴のような人物であるかのように思われたが、病気である母親の手術費用を少しでも稼ぐためであった[注 2]。ひねくれた性格だが、初心者にも関わらずドッジの実力は弾平にも劣らない。弾平とはダブルショットを完成させた。その過程で、チームメイトとも打ち解けていく。アニメでは、終盤で弾平の試合をテレビで見ている形で再登場している。
- 一撃弾十郎
- 声 - 玄田哲章
- 弾平の父。若い頃はハンドボールの選手として活躍した。故人だと思われがちだが、実は弾平が生まれて間もない頃に旅へ出ている。家族には「死んだものだと思ってくれ」と言い残し、その決意として自分の墓を建ててから旅立ったため、弾平は父が生きていることを知らない。原作の最終話のクライマックスで弾平と再会する。かつてはプロドッジの有力選手だったらしい。また、炎のシュートシリーズの別冊誌において、バトルドッジの選手として活躍するもコミッショナーの策略により反則選手として追放される物語がある。
- 一撃遙
- 声 - 鵜飼るみ子
- 弾平の母。かつては水球の選手として活躍していた。そのため、プールの中からビート板を投げて収納場所に入れてしまうほど、素晴らしいコントロールを持っている。現在は自宅に隣接するスイミングスクールのコーチを務めている。作中ではかなりの美人であり、今もなお一児の母とは思えないほどの若々しさ、均整の取れたプロポーションを誇る。
- 豪快奔放で放任主義な面があり、弾平がドッジの特訓で2 - 3日行方不明になったり、ボロボロになっていたりしても気にかけない。が、それは自分の息子を心から信じているからであり、愛情は確かなものを注いでいる。時に優しく時に厳しく弾平に接して支えながら成長を見守る。
- アニメでは下記の戸山の他にも主婦の教え子3名(声 - 木藤聡子、白石文子、野沢雅子)が登場し、やり取りする場面が多数描かれているなど、出番が増えている。また、原作では観戦していない試合も観戦している。
- 和尚
- 声 - 肝付兼太
- 闘久寺の住職。弾平の祖父でもある。
- 竜也の父
- 声 - 星野充昭
- 病気の妻(声 - 深雪さなえ)の手術費を捻出しようと仕事に追われている。仕事柄、転勤が多い。
- タマ公
- 声 - 白石文子
- 弾十郎の練習場で出会った犬。後に一撃家に住みつく。弾平の練習の役に立った一面も。原作では数年で大柄に成長(アニメでは小さいまま)しており、珍念らを背に乗せて走ったことや、ドッジの試合に駆り出されたこともある。
聖アローズ学院
広大な敷地に豪華な設備を持つ、およそ学校とは言い難い施設。二階堂大河と六魔天の6人が主力メンバーである。球川小とは弾平が1年生の時に行った練習試合(2試合)の他、3年後の地区大会でも準決勝で戦っている。なお、この時六魔天の6人はまだ全員が現役であった。
- 二階堂大河
- 声 - 関俊彦
- 弾平の最大のライバル。原作では球川小との試合後にヨーロッパに留学するが、アニメでは父親の仕事の都合でロンドンへ引っ越す。弾平が4年生になった時は、ブラックアーマーズ戦の直前に帰国し、試合を見届けた。アニメでは、留学時に海外遠征中のブラックアーマーズと練習試合を行っている(7対1で敗れている。残った1人は大河)ほか、超闘球部やブラックアーマーズとの試合で弾平にアドバイスを行うなどの立場も。また、地区大会後には稲妻ショットを習得、ヨーロッパ選抜チームを率いて埼玉・東京の地区優勝校に試合を挑んで力の差を見せつけ、弾平ら神奈川選抜チームとの試合に臨む。
- 五十嵐剛
- 声 - 梅津秀行
- 六魔天の筆頭で、攻撃の要。大河を様づけで呼ぶなど、かなり慕っている。大柄な体から放たれるアックスショットやスカイトマホークショットは強力。気が短い面もあり、弾平とはよく衝突した。
- 二階堂勇一
- 声 - 岡部豊
- アニメオリジナル。大河の父。副理事長であり、会社の常務でもある。また、セントアローズのスポンサーでもある。遥や弾十郎とも昔馴染み。
土佐アタッカーズ
バレーボールを取り入れた闘球スタイルが特徴のチーム。弾平が1年生の時に球川小と練習試合を行う(原作ではサッカー部との試合が先に行われたが、アニメではサッカー部との試合より前に行われた)。アニメでは3年後の全国大会にも高知代表として出場する。
- 坂本 龍太(さかもと りょうた)
- 声 - 飛山剣士
- チームの主将。
- 坂本 龍之進
- 声 - 糸博
- チームの監督で、龍太の父。かつては弾十郎と同じ超闘球団のメンバーであり、球川小の校長、闘久寺の和尚とも知り合い。弾十郎の墓参りに来ていることから、上記の実情は知らない模様。
ブラックアーマーズ
クラブチームの中でも強豪チームとして知られる。チーム名通り黒い鎧状のユニフォームが特徴。非常に規則に厳しいチームで、規則を破れば即除名処分を食らうこともある。アニメでは、1年前には海外遠征も行っており、その直前の壮行試合では三笠ら球川中の2年生と、遠征先では二階堂大河が率いるチームと試合を行っている。かつては球川小主将の尾崎も所属していた。
- 御堂嵐
- 声 - 中原茂
- キャプテン。左利き。螺旋を描くような必殺ショット「スピントルネードショット」を得意とする(他に、「トルネードショット」も)。アニメでは、生い立ちが詳しく描かれて球川小の闘球像を製作した彫刻家の父(声 - 青野武)がおり、事故で死ぬ寸前の妻を顧みずに闘球像製作に打ち込んだことから、球川小と共に憎悪の対象としている設定が追加されている。なお、その事故には嵐も巻き込まれており、顔の傷はその時に出来たものである。
- 高山準
- 声 - 宇垣秀成
- 両利きで、出所が見難いスイッチショットを繰り出す。非常に無口で、ほとんど言葉を口にしない。アニメでは、若干台詞が増えていて原作ほど無口ではなく、嵐同様に球川小を下に見ている事が伺える。
- 宇佐美俊
- 声 - 菊池正美
- 非常に小柄で、すばしっこい選手。避けるのやパスカットが得意。
- 国寺護
- チームの中でも下っ端だったが、見学に来た珍念に馬鹿にされたと誤解し、手で地面の砂を込める反則球「爆風ショット」で復讐しようとするが、弾平によって防がれ、嵐に制止される。そして除名処分が下された。
荒崎小
非常に荒れた学校で、在籍する児童も気性が荒い者ばかり。しかし、校長は非常に温厚かつ意思の強い年配女性であり、陸王も苦手にしているようだ。
- 陸王冬馬
- 声 - 中原潤
- 主将。ボールを両手で圧縮して相手に打ち出す「プレスショット」「パワーショット」の使い手。回転を変えて縦にも落とせる。好物はピーナッツ。過去、不良に襲われて大ケガをした際に親友に逃げられたショックから心を閉ざしていたが、決して屈しない弾平の闘志を見て立ち直る。全国大会直前にも現れ、エールを送っている。アニメ版では上記の過去はなく設定が変更されており、パワーショットを伝授した監督がおり、二人で部を設立した過去が描かれた。
- 白川晶
- 声 - 高木渉
- ドッジボール部員。球川小が訪問に来た時、陸王と共に相手を務める。なお、後の選手名鑑やゲームでは名前が小泉に変わっている。
風間小
チーム力の高さで全国大会優勝候補と言われた。全国大会準決勝、球川小が逆巻を無理矢理出場させようとしたために不戦勝となったが、両校同意の下行われた無効試合で敗北、五大が自主的に決勝戦を辞退したため、結果として球川小が決勝進出という形になった。
- 逆巻浩司
- 球川小学校の節を参照。
- 五大
- 主将。徹底的なチームプレイを絶対条件としており、勝ち急いでそれを破った逆巻を許さなかった。
幻武小
山中に存在する学校のようで、相手を幻惑させる能力や風を見る能力等、人間離れした特技で全国大会を勝ち進み続け、決勝戦で球川小と対決した。
- 賢木(さかき)豹
- 主将。誰よりも強い妙技を持っており、作中では最強の敵として描かれた。風間小戦で右肩を負傷した弾平を連れ去り、「患部以外の全身を拘束し、崖からせり出した細い板の先端に放置する」という村に伝わるショック療法で右肩を回復させた。睨むことにより相手に幻覚を見せる妙技を持つ。睨まれた相手は巨大な黒豹に自分が食いちぎられてしまう幻覚を見て、闘争心を失くしてしまいヒットされてしまう。この妙技には弾平さえも失禁する程に震え上がった。最終攻撃「スピンドリルショット」を持つ。
- 賢木熊丸
- 豹とちどりの弟。正式にはチームメンバーではない。野生の血を呼び覚ますため洞穴にこもって修業をしていた。村に300年伝わるかがり火を弾平が消しかけた(種火は生きていた)ことに怒り、決勝戦に乱入し、見た目はフワフワ球だが桁外れの重量を持つ「スーパーストロングスペシャルショット」で弾平を苦しめた。まともに練習していなかったためか、キャッチすらままならない描写がなされた。豹とは仲が悪く、自身はいつも除け者にされていると思っていたが、実際は熊丸のわがままな性格に問題(豹は危険すぎて試合には出せないと語っていた)があったが、試合後には和解した。
その他
- 東(あずま)審判長
- 声 - 中村秀利
- 日本スーパードッジ連盟の審判長。常に冷静かつ適正なジャッジを下す。弾平の退場処分を取り消した際、「この変更の最終判断は連盟に委ねる」とした後にどうなったのかは不明。アニメでは地区大会の解説も務めていた。
- 鹿島太郎丸
- 声 - 高山勉
- 漁村に住む少年。父が一撃弾十郎の炎のシュートで負けて以来、炎のシュートを練習し続けている。竜虎の岩にて弾平と戦った。
- 鹿島源太郎
- 声 - 関根信昭
- 太郎丸の父親。作中の数年前、一撃弾十郎と竜虎の岩にて戦うも、炎のシュートで破れた。
- 賢木ちどり
- 賢木豹の妹で熊丸の姉。右肩を治療され、寝泊りした弾平と親しくなる。
- 戸山コーチ
- 声 - 梅津秀行
- アニメオリジナル。球川スイミングスクールのコーチ。遥に想いを抱き、様々なアプローチを試みているが、ことごとく空振りに終わる。
- ルドルフ
- アニメオリジナル。ジュニアサッカーの一流キーパー。大河率いるヨーロッパ選抜チームの一員。大河と共に弾平率いる神奈川選抜チームに勝負を挑む。なお、試合にはハルクと共に遅刻した。
- ハルク
- アニメオリジナル。大河率いるヨーロッパ選抜チームの一員。タクシーのドアを壊してしまうほどの体格の持ち主で、腹でボールを受け止める。嵐のスピントルネードショットや陸王のパワーショットも軽々と受けるも弾平の炎のショットで敗れた。
テレビアニメ
テレビ東京系列局 (TXN) ほかで放送。全47話。テレビ東京系列局では1991年10月14日から1992年9月21日まで、毎週月曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)に放送。小学生に大人気を博し、ドッジボールブームを巻き起こした。
付加設定などによる部分的なオリジナルエピソードはあったものの、基本的には『月刊コロコロコミック』掲載分の本編を機軸に展開した。一部、『別冊コロコロコミック』のエピソードも放送された。また、ブラックアーマーズ編以降(地区大会編)は、『別冊コロコロ』に掲載された「炎のショット」(原作では炎のシュート)編を挟み、これを必殺ショットとして習得する過程を描くことでクライマックスへと繋いだ。地区大会決勝については、原作の展開に追いついてしまったため、後半部が大幅に変更されている。また、その後にわずかに登場した全国大会に出場するチームについても、アニメ終了後に原作で始まった全国大会編の出場チームとは全く異なるものであった。
地区大会優勝後はアニメオリジナルで締めており、全国大会前に終了している。
原作での品のないネタは丸々カットするか、違う場面に変更されている。また、弾平と珍念のコントのような場面も描かれ、同じセリフを原作とは違う人物が話すことも度々あった。
1993年には、バンダイビジュアルから本作を収録したVHSビデオが順次発売された。1995年にはNHK衛星第2放送『衛星アニメ劇場』で放送された。2007年11月には、『おはスタ』内の1コーナー“コロコロコミック誕生30周年記念 伝説アニメセレクション”にてダイジェスト放送もされた。また、2008年にはTOKYO MXで再放送された。DVD化はされていない。
スタッフ
- 原作 - こしたてつひろ
- シリーズ構成 - 山田隆司
- キャラクターデザイン - はしもとかつみ、郷敏治
- 美術監督 - 中村靖
- 撮影監督 - 白井久男
- 音響監督 - 山田智明
- 音楽 - 勝又隆一
- 広報担当 - 高塚有希(テレビ東京)
- プロデューサー補 - 中沢利洋(小学館プロダクション)、早坂仁(アニメーション21)
- 協力 - 日本スーパードッジ連盟
- プロデューサー - 倉林伸介(テレビ東京)、大倉俊輔(東急エージェンシー)、立原一(小学館プロダクション)、瀬戸美季夫(アニメーション21)
- 監督 - 原征太郎
- 総監督 - 笹川ひろし
- 制作・製作 - アニメーション21
- 製作 - テレビ東京、東急エージェンシー、小学館プロダクション
主題歌
- エンディングテーマ
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- 「夢のボール」
- 作詞 - 秋谷銀四郎 / 作曲 - 馬場孝幸 / 編曲 - 赤坂東児 / 歌 - 水木一郎
- イメージテーマ
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- 「スーパードッジ〜炎のテーマ」
- 作詞 - こしたてつひろ / 作曲・編曲 - 渡辺格 / 歌 - 水木一郎、森の木児童合唱団
- 「父ちゃんの手紙」
- 作詞 - 秋谷銀四郎 / 作曲・編曲 - 赤坂東児 / 歌 - 水木一郎
- 「SHOOTIN' THE DESTINY」
- 作詞 - 秋谷銀四郎 / 作曲 - 馬場孝幸 / 編曲 - 石田勝範 / 歌 - 関俊彦
- 「ドッジもドッジ」
- 作詞 - こしたてつひろ / 作曲 - 池毅 / 編曲 - 赤坂東児 / 歌 - 日高のり子、野沢雅子
- 「炎の闘球部応援歌」
- 作詞 - 秋谷銀四郎 / 作曲 - 馬場孝幸 / 編曲 - 石田勝範 / 歌 - 徳垣とも子 with HOLD ME隊
放送リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
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1 | 誕生! 炎の闘球児 | 水出弘一 | 香川豊 | はしもとかつみ | 1991年 10月14日 | |
2 | 恐怖の千球ドッジ | 郷敏治 | 10月21日 | |||
3 | 炎上山の猛特訓 | 山田隆司 | 宍倉敏 | 中島豊秋 | 10月28日 | |
4 | 打倒! 球小四天王 | 原征太郎 | 橋本とよ子 | 11月4日 | ||
5 | 見えたぞ炎のマーク! 倒せ謎の闘球児!! | 水出弘一 | 生頼昭憲 | 山崎展義 | 11月11日 | |
6 | 恐怖の闘球ドーム やるぜ鉄球ドッジ | 石山タカ明 | 芦沢剛史 | 高橋和徳 | 11月18日 | |
7 | 弾平を超える! 珍念・炎の平均台勝負 | 井上美保子 | 津田義三 | 高木真司 | 鈴木満 | 11月25日 |
8 | 怖くないぜ! 7メートルへのチャレンジ | 宍倉敏 | 中島豊秋 | 12月2日 | ||
9 | レギュラーをつかめ! 傷ついた指の豪速球 | 山田隆司 | 原征太郎 | 郷敏治 | 12月9日 | |
10 | いくぞ大河! 勝利をよぶか弾平初決戦 | 水出弘一 | 高木真司 | 岩崎良明 | 橋本とよ子 | 12月16日 |
11 | 激闘延長戦 敵の必殺フォーメーションを破れ! | 井上美保子 | 石山タカ明 | 芦沢剛史 | 高橋和徳 | 12月23日 |
12 | 雨の中の激突 驚異のダブルヒット | 山田隆司 | 生頼昭憲 | 山崎展義 | 1992年 1月6日 | |
13 | 無制限延長戦 スーパーショット対決 | 水出弘一 | 芦沢剛史 | 望月敬一郎 | 中島豊秋 | 1月13日 |
14 | 全国武者修行 土佐から来た凄いチーム | 井上美保子 | 楠田悟 | 岩崎良明 | 鈴木満 | 1月20日 |
15 | タイムアップ10秒前 奇跡の超変化球 | 山田隆司 | 石山タカ明 | 芦沢剛史 | 高橋和徳 | 1月27日 |
16 | 豪球対決! スーパードッジ対サッカー | 水出弘一 | 阿部紀之 | 郷敏治 | 2月3日 | |
17 | 強烈キック攻撃を止めろ! | 井上美保子 | 芦沢剛史 | 望月敬一郎 | 中島豊秋 | 2月10日 |
18 | あばよ! 永遠のライバル | 山田隆司 | 生頼昭憲 | 山崎展義 | 2月17日 | |
19 | 弾平の球を捕った! 謎の転校生登場 | 水出弘一 | 芦沢剛史 | 高橋和徳 | 2月24日 | |
20 | 激闘! ケンカドッジの決着をつけろ | 井上美保子 | 水野和則 | 井坂純子 | 3月2日 | |
21 | 友情の必殺技 ダブルショット | 山田隆司 | 石山タカ明 | 望月敬一郎 | 中島豊秋 | 3月9日 |
22 | 激突最強球技 スーパードッジ対アメフト | 水出弘一 | 高木真司 | 橋本とよ子 | 3月16日 | |
23 | さらばキャプテン! さらば四天王! | 山田隆司 | 岩崎良明 | はしもとかつみ 郷敏治 高橋和徳 中島豊秋 山崎展義 |
3月23日 | |
SP | ドッジ弾平・声優特番 | - | 3月30日 | |||
24 | 新たなるライバル出現 | 井上美保子 | 芦沢剛史 | 高橋和徳 | 4月6日 | |
25 | 恐るべき敵ブラックアーマーズ | 水出弘一 | 生頼昭憲 | 山崎展義 | 4月13日 | |
26 | 帰ってきた大河 復活のスカイショット | 山田隆司 | 石山タカ明 | 望月敬一郎 | 中島豊秋 | 4月20日 |
27 | 戦闘ドッジで決めろ! 闘球部VS超闘球部 | 水出弘一 | 楠田悟 | 岩崎良明 | 長岡みどり | 4月27日 |
28 | 勝利への特訓! 打倒ブラックアーマーズ | 井上美保子 | 芦沢剛史 | 高橋和徳 | 5月4日 | |
29 | 嵐の闘球決戦! 逆襲ブラックアーマーズ | 山田隆司 | 水野和則 | 都鷲目紅一 | 別所誠人 若菜宣典 |
5月11日 |
30 | 大苦戦 敵の必殺ショットを破れ! | 水出弘一 | 石山タカ明 | 望月敬一郎 | 中島豊秋 | 5月18日 |
31 | 危機一髪! 嵐の集中攻撃 | 井上美保子 | 生頼昭憲 | 山崎展義 | 5月25日 | |
32 | 嵐のスピントルネードショット! | 山田隆司 | 芦沢剛史 | 高橋和徳 藤田まり子 |
6月1日 | |
33 | 炎の最終決着戦 弾平気力の両手投げ | 水出弘一 | 楠田悟 | 岩崎良明 | 長岡みどり | 6月8日 |
34 | 究極の必殺技 炎のショット! | 井上美保子 | 津田義三 | 仲野一弘 | 6月15日 | |
35 | 新たなる宿敵 パワーショットの陸王登場 | 山田隆司 | 石山タカ明 | 望月敬一郎 | 中島豊秋 | 6月22日 |
36 | 泣くな珍念 これが友情のダブルショットだ | 水出弘一 | 楠田悟 | 岩崎良明 | 長岡みどり | 6月29日 |
37 | 恐怖の破壊力 陸王、お前と勝負だ | 井上美保子 | 生頼昭憲 | 山崎展義 | 7月6日 | |
38 | 涙の猛特訓 陸王パワーショットの秘密 | 山田隆司 | 芦沢剛史 | 高橋和徳 藤田まり子 |
7月20日 | |
39 | 嵐粉砕! 直撃パワーショット | 津田義三 | 仲野一弘 | 7月27日 | ||
40 | 伝説の炎のショット 闘球王は誰だ!? | 水出弘一 | 石山タカ明 | 望月敬一郎 | 中島豊秋 | 8月3日 |
41 | 大ピンチ! 弾平出場停止処分 | 井上美保子 | 楠田悟 | 郷敏治 | 8月10日 | |
42 | 出場停止解除 弾平大逆転フルパワー | 水出弘一 | 芦沢剛史 | 高橋和徳 藤田まり子 |
8月17日 | |
43 | 大荒れ決勝戦 反撃開始はこれからだ! | 井上美保子 | 生頼昭憲 | 山崎展義 | 8月24日 | |
44 | 奇跡を呼べ! 伝説の炎のショット | 水出弘一 | 石山タカ明 | 望月敬一郎 | 中島豊秋 | 8月31日 |
45 | 謎の覆面選手 ヨーロッパからの挑戦状 | 山田隆司 | 岩崎良明 | 宍倉敏 藤田まり子 |
9月7日 | |
46 | 最終決着戦 永遠のライバルを倒せ | 生頼昭憲 | 山崎展義 | 9月14日 | ||
47 | 最強のライバル! 最後のゴーファイト! | 芦沢剛史 | 高橋和徳 望月敬一郎 |
9月21日 |
放送局
この節の加筆が望まれています。 |
対象地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 系列 | 備考 |
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関東広域圏 | テレビ東京 | 1991年10月14日 - 1992年9月21日 | 月曜 19:00 - 19:30 | テレビ東京系列 | 製作局 |
北海道 | テレビ北海道 | ||||
愛知県 | テレビ愛知 | ||||
大阪府 | テレビ大阪 | ||||
岡山県・香川県 | テレビせとうち | ||||
福岡県 | TXN九州 | 現:TVQ九州放送 | |||
青森県 | 青森テレビ | 不明 | 不明 | TBS系列 | |
岩手県 | テレビ岩手 | 不明 | 不明 | 日本テレビ系列 | |
宮城県 | 東北放送 | 不明 | 不明 | TBS系列 | |
秋田県 | 秋田放送 | 不明 | 不明 | 日本テレビ系列 | |
山形県 | 山形放送 | 不明 | 不明 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | |
福島県 | 福島テレビ | 不明 | 不明 | フジテレビ系列 | |
山梨県 | 山梨放送 | 不明 | 不明 | 日本テレビ系列 | |
新潟県 | 新潟総合テレビ | 不明 | 不明 | フジテレビ系列 | 現:NST新潟総合テレビ |
長野県 | 長野放送 | 不明 | 不明 | ||
富山県 | テレビユー富山 | 1991年10月21日 - 1992年10月5日 | 月曜 16:00 - 16:30[1] | TBS系列 | 現:チューリップテレビ |
福井県 | 福井テレビ | 不明 | 不明 | フジテレビ系列 | |
岐阜県 | 岐阜放送 | 不明 | 不明 | 独立局 | |
鳥取県 島根県 |
日本海テレビ | 不明 | 不明 | 日本テレビ系列 | |
広島県 | 広島ホームテレビ | 不明 | 不明 | テレビ朝日系列 | |
山口県 | 山口放送 | 不明 | 不明 | 日本テレビ系列 | |
愛媛県 | テレビ愛媛 | - 1993年9月17日[2] | 金曜 17:25 - 17:55[3][2] | フジテレビ系列 | |
高知県 | 高知放送 | 不明 | 不明 | 日本テレビ系列 | |
佐賀県 | サガテレビ | 不明 | 不明 | フジテレビ系列 | |
長崎県 | 長崎放送 | 不明 | 不明 | TBS系列 | |
熊本県 | テレビ熊本 | 不明 | 不明 | フジテレビ系列 | |
大分県 | テレビ大分 | 不明 | 不明 | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 |
|
宮崎県 | 宮崎放送 | 不明 | 不明 | TBS系列 | |
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | 不明 | 不明 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 |
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沖縄県 | 沖縄テレビ | 不明 | 不明 | フジテレビ系列 |
ゲーム
評価 | ||||||
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|
- ファミリーコンピュータ用ソフト 炎の闘球児 ドッジ弾平(1992年3月28日発売、サンソフト)
- ゲームボーイ用ソフト 炎の闘球児 ドッジ弾平(1992年4月24日発売、ハドソン)
- メガドライブ用ソフト 炎の闘球児 ドッジ弾平(1992年7月10日発売、セガ)
- スーパーファミコン用ソフト 炎の闘球児 ドッジ弾平(1992年7月31日発売、サンソフト)
- ゲームギア用ソフト 炎の闘球児 ドッジ弾平(1992年8月7日発売、セガ)
- PCエンジン用ソフト 炎の闘球児 ドッジ弾平(HuCARD、1992年9月25日発売、ハドソン)
- ファミコン通信クロスレビューでは7、6、5、5の23点[9]。レビュアーの浜村通信はスーパーショットを撃つためいかにタイミングよくボタンを推せるかに全てがかかる単純明快さで原作を知らなくても楽しめそのショットのデモも格好いい、合間をRPGのようなもので繋いでいるのも愛嬌、過去のドッジ弾平のゲームの中では一番だろうとし、ジョルジョ中治はドッジ弾平のゲームとしては6作目でそろそろ方向性を考えるのが実情ながら黙々とトーナメントを勝ち抜くよりは面白く感情移入しやすいのに好感だがそれだけとし、渡辺美紀は対人戦ならそれなりに盛り上がれるがCOMは今一つで敵は多くスーパーショットを放ち、パスカットも多い、強さの差が大き過ぎる気がするとし、TACOXは試合が中途半端なアクションゲームでとってつけたような構成、試合や移動も中途半端で消化不良、原作ファンなら楽しめるかもしれないが物足りないとした[9]。
- ファミリーコンピュータ用ソフト 炎の闘球児 ドッジ弾平 2 (1993年3月26日発売、サンソフト)
- iOSスマートフォン用ゲームアプリ ドッジ弾平 炎シュートの伝説 (2018年9月6日配信、snowpipe)
その他
- 柳田理科雄の著書『空想科学読本』で、弾平の投球の速度は最低マッハ290であると確定された。
- コミックスでは、『別冊コロコロコミック』掲載分の別エピソード(大半が1話完結のもの)も多く収録されているが、月刊誌の合間に収めるように収録していたため、地区大会終了後の第9巻後半から第13巻の序盤までが全て別冊誌のエピソードのみで占められるという状態になっている。このため、全国大会編がコミックスとして刊行されるのが大幅に遅くなった。作者の次作『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』では、本編とは別扱いでコミックスの終盤部に収録する形態に変更している。
- 炎のシュート編は、コミックスの他に別途発行された別冊誌にも収録されている。他に、弾平の父・一撃弾十郎の若かりし日を描いたエピソードも収録している。
- 『別冊コロコロ』掲載分の中では、大河が海外留学する直前のエピソードが単行本未収録となっているが、2007年に発売されたコンビニコミックにて初収録された。
脚注
脚注
出典
- ^ 『北日本新聞』1991年10月21日 - 1992年10月5日付朝刊、テレビ欄。
- ^ a b 『愛媛新聞』1993年9月17日付テレビ欄
- ^ 『愛媛新聞』1992年10月9日付・11月6日付・13日付・1993年3月26日付・6月11日付各テレビ欄
- ^ 炎の闘球児 ドッジ弾平 まとめ (ファミコン)/ファミ通.com
- ^ 炎の闘球児 ドッジ弾平 まとめ (ゲームボーイ)/ファミ通.com
- ^ 炎の闘球児 ドッジ弾平 まとめ (メガドライブ)/ファミ通.com
- ^ 炎の闘球児 ドッジ弾平 まとめ (スーパーファミコン)/ファミ通.com
- ^ 炎の闘球児 ドッジ弾平 まとめ (ゲームギア)/ファミ通.com
- ^ a b c ファミコン通信 No.198 1992年10月2日号 39ページ
- ^ 炎の闘球児 ドッジ弾平2 まとめ (ファミコン)/ファミ通.com
- ^ 株式会社QBQ編 『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118704 p80-81
外部リンク
テレビ東京系列 月曜19:00枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ピグマリオ
(1990年11月5日 - 1991年9月16日) |
炎の闘球児 ドッジ弾平
(1991年10月14日 - 1992年9月21日) |
スペースオズの冒険
(1992年10月5日 - 1993年4月5日) |