火宵の月

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火宵の月
ジャンル 鎌倉末期伝奇ロマン
漫画
作者 平井摩利
出版社 白泉社
掲載誌 LaLa
レーベル 単行本:花とゆめコミックス
文庫本:白泉社文庫
発売日 単行本:1995年10月10日 - 2006年6月5日
文庫本:2009年3月13日 - 9月15日
巻数 単行本:全14巻
文庫本:全8巻
その他 蜜月〜「火宵の月」外伝〜 全1巻
OVA:火宵の月〜秋狂言〜
原作 平井摩利
監督 浜津守
脚本 吉田玲子
キャラクターデザイン 小林多加志
音楽 中村由利子
アニメーション制作 フォーサム
製作 SPEビジュアルワークス
発売日 Vol.1:1998年12月19日
Vol.2:1999年1月21日
話数 全2話
テンプレート - ノート
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火宵の月』(かしょうのつき)は、平井摩利による日本漫画作品。1995年から2006年まで月刊LaLa白泉社)に連載、単行本全14巻。

1998年には文化放送で放送されていたラジオ番組内でラジオドラマが放送され、1998年と1999年に全2巻のOVA火宵の月〜秋狂言〜』(かしょうのつき あききょうげん)が発売された。

あらすじ[編集]

鎌倉時代末期の物語。陰陽師である土御門有匡の元に、火月と名乗る妖が現れ、有匡の子を産みたいと告げた。有匡は相手にしなかったが、あることをきっかけとして2人の絆は深まっていく。

登場人物[編集]

土御門 有匡(つちみかど ありまさ)
- 子安武人(成人)/野田順子(幼少)
主人公。白狐を母に持つ陰陽師。半人半狐であることから幼少期には「狐の子」と蔑まれ、自らもその血を嫌っている。
火月(かげつ)
声 - 日髙のり子
紅牙族の猫。人間と猫の2つの姿を持ち、金髪と紅眼が特徴的。60年に一度変化期を迎え、伴侶に併せて雌雄が変化する両性体である。
土御門 有仁(つちみかど ありひと)
声 - 増谷康紀
有匡の実父。帝を惑わせた妖狐(有匡の母)と通じたことで土御門家当主を追われている。
琥龍(こりゅう)
声 - 置鮎龍太郎
火月の幼なじみで野猫族。火月に好意を寄せるが拒絶され、刺客となり有匡を襲う。

書誌情報[編集]

ラジオドラマ[編集]

1998年、文化放送で放送されていた「しんみち家の人々」内で放送された。

OVA[編集]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 原作:平井摩利
  • 製作:白川隆三
  • 企画:蛭田とみ代
  • プロデューサー:増島由美子・本田浩司
  • 制作プロデューサー:木村健吾
  • 脚本:吉田玲子
  • 監督・絵コンテ・実写映像:浜津守
  • キャラクターデザイン・作画監督:小林多加志
  • 美術監督:木下和宏
  • 色彩設定:阿部みゆき
  • 撮影監督:久保博志
  • 音響監督:高橋剛
  • 音楽:中村由利子
  • 音楽制作:トゥループロジェクト
  • 制作協力:東京キッズ
  • 制作:フォーサム
  • 製作・著作:SPEビジュアルワークス

関連CD[編集]

  • 『火宵の月 サウンド・ストーリー』 1998年3月21日発売 SRCL-4210
  • 『火宵の月~死反珠~ サウンド・ストーリー』 1998年10月21日発売 SVWC-7002
  • 『火宵の月 オリジナル・サウンドトラック』 1999年1月21日発売 SVWC-7011

外部リンク[編集]