澤登佳人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。地五郎 (会話 | 投稿記録) による 2014年2月28日 (金) 18:18個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎著作)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

澤登 佳人(沢登)(さわのぼり よしと、1927年 - )は、日本法学者。専門は刑法刑事訴訟法少年法新潟大学名誉教授神奈川県横須賀市出身。

学説・思想

大学教授として刑事法を中心に研究し、論文・著作を発表していたが、その研究対象は労働法、経済学、哲学、量子力学等幅広い。晩年になって自らの哲学的研究の成果をまとめた「宇宙超出論」を提唱し[1]、脳死説に反対している[2]


経歴

著作

  • 『故意過失概念の新構成』(郁文堂
  • 『産業災害の法律』(同文館、1965年)
  • 『経済犯罪』(同文館、1966年)
  • 『性倒錯の世界-異常性犯罪の研究』(荒地出版社、1967年)
  • 『刑事訴訟法史』(風媒社,1968年)
  • 『刑事法における人間の虚像と実像』(大成出版社、1976年)
  • 『権力止揚論』(大成出版社、1981年)
  • 『宇宙超出論』(白順社)
  • 『宇宙超出への道』(白順社)
  • 『反自殺・反脳死』(宇宙超出文庫)
  • 『臓器移植と人間の生命』
  • 『本能知と理知』
  • その他論文などについては「沢登佳人教授 略歴および著作目録」白鴎法學12号(1999年)1-32頁参照

脚注

  1. ^ 上掲『宇宙超出論』、『宇宙超出への道』
  2. ^ 上掲『反自殺・反脳死』 、『臓器移植と人間の生命』