澤登佳人
澤登 佳人(沢登)(さわのぼり よしと、1927年 - )は、日本の法学者。専門は刑法、刑事訴訟法、少年法。新潟大学名誉教授。神奈川県横須賀市出身。
学説・思想
大学教授として刑事法を中心に研究し、論文・著作を発表していたが、その研究対象は労働法、経済学、哲学、量子力学等幅広い。晩年になって自らの哲学的研究の成果をまとめた「宇宙超出論」を提唱し[1]、脳死説に反対している[2]。
経歴
著作
- 『故意過失概念の新構成』(郁文堂)
- 『産業災害の法律』(同文館、1965年)
- 『経済犯罪』(同文館、1966年)
- 『性倒錯の世界-異常性犯罪の研究』(荒地出版社、1967年)
- 『刑事訴訟法史』(風媒社,1968年)
- 『刑事法における人間の虚像と実像』(大成出版社、1976年)
- 『権力止揚論』(大成出版社、1981年)
- 『宇宙超出論』(白順社)
- 『宇宙超出への道』(白順社)
- 『反自殺・反脳死』(宇宙超出文庫)
- 『臓器移植と人間の生命』
- 『本能知と理知』
- その他論文などについては「沢登佳人教授 略歴および著作目録」白鴎法學12号(1999年)1-32頁参照