清音駅
清音駅 | |
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駅舎(2009年12月31日) | |
きよね Kiyone | |
所在地 | 岡山県総社市清音上中島185-2 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) 井原鉄道 |
電報略号 | キネ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線** |
乗車人員 -統計年度- |
1,869人/日(降車客含まず) -2014年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)2月17日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | V 伯備線*(JR西日本) |
キロ程 |
7.3km(倉敷起点) 岡山から23.2 km |
◄倉敷 (7.3 km) (3.4 km) 総社► | |
所属路線 | ■井原鉄道井原線* |
キロ程 | 3.4 km(総社起点) |
◄総社 (3.4 km) (2.6 km) 川辺宿► | |
備考 |
共同使用駅 両社とも業務委託駅 JR西日本:みどりの窓口 有 |
* 清音 - 総社間は両線の共用区間。 ** うち1面2線は南北を区切り、北側をJR、南側を井原鉄道が使用。 |
清音駅(きよねえき)は、岡山県総社市清音上中島にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・井原鉄道の駅である。
乗り入れ路線
JR西日本の伯備線と、井原鉄道の井原線が乗り入れる接続駅である。両線は当駅 - 総社駅間で同一線路を共有して、重複区間(別々の会社が同じ線路を持つ扱い)となっている[1]。
歴史
- 1925年(大正14年)2月17日 - 国有鉄道伯備南線が倉敷駅 - 宍粟駅(現・豪渓駅)間で開業すると同時に設置。
- 1928年(昭和3年)10月25日 - 線路名称改定。伯備南線が伯備線に改称され、当駅もその所属となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1992年(平成4年)11月 - みどりの窓口営業開始。
- 1999年(平成11年)1月11日 - 井原鉄道井原線の総社駅 - 当駅 - 神辺駅間が開業[1]。
- 2007年(平成19年)6月27日 - JR(西口)改札、井原鉄道側とのJR中間改札にICOCA対応の簡易型自動改札機導入(同年9月1日よりICOCA導入)。
- 2010年(平成22年)2月1日 - 総社市による東口広場整備事業が完成・東口供用開始。井原鉄道跨線橋が東西自由通路となり、改札外のエレベーター、JR中間改札口の簡易型自動改札機が追加整備された。
駅構造
地上駅。配線上は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線であるが、島式1面の北側をJR線の2・3番線ホーム、南側を井原鉄道線の井原2・3番線ホームに分け、JR中間改札・井原鉄道駅舎で仕切ることにより2面5線という使い方となっている。
JR駅舎は単式の1番のりば側(西口)に設けられ、島式ホームへは改札内外の2本の跨線橋で連絡している。井原鉄道駅舎は島式ホーム上、JR中間改札の南側にあり、改札外の跨線橋で東口・西口に連絡している。
JRの駅は倉敷駅が管理し、ジェイアール西日本岡山メンテックが駅業務を受託している。
井原鉄道の駅も委託駅であり、2014年3月以前は携帯型乗車券類発行機で乗車券・入場券を発売していたが、2014年4月の消費税増税に伴う運賃値上げの際、印刷済みの常備券・補充券による発売に移行した。入場券は発売を終了した。
井原鉄道線とJR伯備線・上り(岡山方面)の乗り換えはJR中間改札経由の平面移動が可能であるが、井原鉄道線とJR伯備線・下り(高梁方面)の乗り換えは階段もしくはエレベーターで南北どちらかの跨線橋を渡らなければ行えない。
JR駅・井原鉄道駅とも、当初は西側からしか入ることができなかったが、2010年2月、南側の井原鉄道跨線橋を東側に伸ばすことで駅東口が設置された。東口整備事業の一環として島式ホーム上・井原鉄道駅舎の北側にもJRの簡易改札機と券売機が設置され、南側跨線橋から直接JR改札内へ入場することができるようになった。
JR線ではICOCAが利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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JR | ||||
1 | V 伯備線 | 下り | 新見・米子方面 | |
2 | (井原線列車の通過のみ) | |||
3 | V 伯備線 | 上り | 倉敷・岡山方面 | |
井原鉄道 | ||||
2 | ■井原線 | 上り | 総社行き | |
下り | 井原・神辺方面 | 通常はこのホーム | ||
3 | ■井原線 | 下り | 井原・神辺方面 | 行違い時のみ |
JR・井原鉄道の2・3番線は、それぞれ同一線路であるが、前述した通り、井原鉄道駅舎およびJR中間改札で区切られている。
原則として、1番線をJR伯備線下り列車、2番線を井原鉄道井原線上下線列車、3番線をJR伯備線上り列車が通る。以前は、当駅で特急を待避するJR線列車が2番線に入っていたが、2009年(平成21年)10月のダイヤ修正では設定が無く、2番線は井原鉄道井原線の列車が通行するのみである。また、井原鉄道井原線列車同士の行き違いがある場合は、下り列車が3番線、上り列車が2番線を使用する。
入線メロディは、JRが全ホームとも「汽車」のアレンジ、井原鉄道線ホームは同社オリジナルメロディ(井原鉄道全駅共通)である。
利用状況
JR西日本の一日平均乗車人員は以下の通りである[2]。 井原鉄道井原線の平成17、19、21、23、24年は乗降調査未実施のためデータなし。
年度 | 1日平均乗車人員 | |
---|---|---|
JR西日本 | 井原鉄道 | |
1999 | 1,850 | |
2000 | 1,840 | |
2001 | 1,787 | |
2002 | 1,714 | |
2003 | 1,739 | 661 |
2004 | 1,731 | 594 |
2005 | 1,708 | |
2006 | 1,698 | 582 |
2007 | 1,692 | |
2008 | 1,688 | 604 |
2009 | 1,724 | |
2010 | 1,709 | 530 |
2011 | 1,739 | |
2012 | 1,793 | |
2013 | 1,858 | |
2014 | 1,869 |
駅周辺
バス路線
現在はバスの乗り入れはないが、かつてはバスのりばが駅前にあり、以下の路線が乗り入れていた。
- 中国ジェイアールバス - 大阪駅・USJ行き(吉備エクスプレス大阪号)
隣の駅
- 当駅 - 総社駅間は井原鉄道井原線の第2種鉄道事業区間でもある。