海南郡

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全羅南道 海南郡
北日面方山里にある長鼓山古墳
位置
海南郡の地図
各種表記
ハングル: 해남군
漢字: 海南郡
片仮名転写: ヘナム=グン
ローマ字転写 (RR): Haenam-gun
統計
面積: 907.24 km2
総人口: 87,077人 人
行政
国: 大韓民国の旗 大韓民国
上位自治体: 全羅南道
下位行政区画: 1邑13面513里
行政区域分類コード: ?
海南郡の木: ツバキ
海南郡の花: ツバキ
海南郡の鳥: ヤマバト
自治体公式サイト: 海南郡
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海南郡庁

海南郡(ヘナムぐん)は大韓民国全羅南道西南部の郡。

尹善道金南柱黄芝雨金準泰高静煕などの多くの詩人の出身地である。

地理

海南郡は西南方の端に位置する全南最大の地域で、東に康津郡、北に霊岩郡、西と南には海を隔てて珍島郡莞島郡が隣接している。陸続きで接しているのは東と北のみで、他2方向からは海で囲まれており、海南半島を形成している。

海南は太白山脈の地脈の南端に位置した丘陵地帯を形成し、海洋性気候で温和なため、農業や漁業が盛んな地である。また、花源半島を中心にリアス式の長い海岸線がある。

気候

  • 最高気温極値36.6℃(1994年7月21日)
  • 最低気温極値-14.5℃(1977年2月17日)
海南の平均気温と降水量[1]
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均気温(C 1.2 2.3 6.4 12.0 17.0 21.1 24.9 25.7 21.2 15.4 9.2 3.5 13.3
最高気温(C 5.9 7.4 12.0 18.2 22.7 26.0 28.8 30.2 26.6 21.6 14.9 9.0 18.6
最低気温(C -3.0 -2.3 1.1 6.3 11.5 17.0 21.8 22.0 16.3 9.6 3.8 -1.3 8.6
降水量(mm 31.4 44.5 66.9 108.6 105.9 204.9 228.5 237.1 152.7 47.9 50.9 26.4 1305.8

歴史

  • 940年 - 浸溟県を海南県に改称。現在の海南郡の元となる。
  • 1448年 - 玉泉面と黄原郡を霊岩から海南に編入。今の領域とほぼ同じになる。
  • 1895年 - 全国行政改編により県から郡となり、羅州府の管轄となる。
  • 1896年 - 全羅南道の管轄となる。(郡一面・郡二面・緑山面・花一面・花二面・県山面・銀所面・清渓面・比谷面・馬浦面・山一面・山二面・黄原面・門内面・場東面・場西面・管底面)
  • 1906年 - 霊岩郡松旨始面・松旨終面・北平始面・北平終面・玉泉始面・玉泉終面、珍島郡三寸面を編入。
  • 1914年4月1日 - 郡面併合により、莞島郡の一部(甫吉面の三馬島)・康津郡の一部(白道面の一部)・霊岩郡の一部(昆二始面の一部)が海南郡に編入。海南郡に以下の面が成立(13面)。[2]
    • 海南面・三山面・花山面・県山面・松旨面・北平面・玉泉面・渓谷面・黄山面・馬山面・山二面・門内面・花源面
  • 1921年 - 莞島郡郡外面の一部(於仏島)が松旨面に編入(13面)。
  • 1955年7月1日 - 海南面が海南邑に昇格(1邑12面)。
  • 1973年(1邑12面)
    • 松旨面の一部が県山面に編入。
    • 馬山面の一部が海南邑に編入。
  • 1983年 (1邑13面)
    • 北平面の一部を北日面として分離。
    • 馬山面の一部が渓谷面に編入。
  • 1990年8月1日 - 玉泉面の一部が康津郡道岩面に編入(1邑13面)。

行政

警察

消防

交通

釜山西部バスターミナルから海南市外バスターミナルまで錦湖(クムホ)高速バスで5時間(大人22800ウォン、1日7便)[2]

ソウルセントラルシティ高速バスターミナル(ソウル地下鉄3・7・9号線の高速ターミナル駅下車)から海南市外バスターミナルへは高速バスで5時間10分(一般21300ウォン、優等31800ウォン、1日7便)[3]

道路

姉妹区

観光

脚注

  1. ^ 大韓民国気象庁
  2. ^ 조선총독부령 제111호 (1913년 12월 29일)
  3. ^ 韓国観光公社[1]

外部リンク