沖仁
沖仁 | |
---|---|
生誕 | 1974年9月3日(49歳) |
出身地 | 日本 長野県北佐久郡 |
ジャンル | フラメンコ |
担当楽器 | フラメンコギター |
活動期間 | 2000年 - |
レーベル |
EMIミュージック・ジャパン ビクターエンタテインメント |
共同作業者 |
coba 押尾コータロー |
公式サイト | [1] |
沖 仁(おき じん、1974年9月3日 - )は、日本のフラメンコギター奏者。神奈川県在住[1]。
2010年、3大フラメンコギターコンクールの一つであるムルシア“ニーニョ・リカルド”フラメンコギター国際コンクールで、日本人で初めて優勝した。
略歴
長野県生まれ。14歳でエレキギターを始める[2]。高校卒業後に、カナダでクラシックギターを学んだ[3]。その後アメリカ合衆国に留学するための手続を行っていたが、同じ頃にスペインのフラメンコギター奏者のビセンテ・アミーゴのアルバム[4]を聴いて衝撃を受け、アメリカへの留学を取りやめてスペインに移住[2]。アンダルシア地方などに住み、地元住民の輪に入って3年半フラメンコギターを学んだのち、2000年に帰国[2]。
帰国した2000年に、カンタオール(フラメンコの唄い手)の石塚隆充と、フラメンコユニット「Taka y Jin」を結成[3]。2002年には初のソロアルバム『ボリビアの朝』(自主制作)をリリース。その後もソロアルバムをEMIミュージック・ジャパンやビクターエンタテインメントからリリースしたほか、さまざまなアーティストに楽曲提供をしている。
2010年7月、スペインで開かれた第5回ムルシア“ニーニョ・リカルド”フラメンコギター国際コンクール(Concurso Internacional de Guitarra Flamenca ‘Niño Ricardo)で、日本人で初めて優勝した[1]。同年9月、毎日放送『情熱大陸』に出演。
ディスコグラフィー
アルバム
- ボリビアの朝 Una manana en Bolivia(2002年、自主制作) - 2008年、TONETONE RECORDSより再発。
- New day to be seen(2005年、TONETONE RECORDS)
- Nacimiento〜誕生〜(2006年、EMIミュージック・ジャパン)
- Respeto 〜十指一魂〜(2007年、EMIミュージック・ジャパン)
- OKI JIN IN CONCERT 2005(2008年、TONETONE RECORDS)
- Al Toque 〜フラメンコの飛翔〜(2010年、ビクターエンタテインメント)
- MI CAMINO 〜10年の軌跡〜(2010年、ビクターエンタテインメント)
- Concierto 〜魂祭〜(2011年、ビクターエンタテインメント)
映像作品
- Con Palmas 〜ライヴ・アット・ブルーノート〜(2011年、ビクターエンタテインメント)
楽曲提供
- 「風林火山〜巡礼紀〜」 - NHK大河ドラマ「風林火山」使用曲。
- 「ONE TIME feat. 一星 & 沖仁」 - SoulJaの楽曲。
- 「マイ・フェイヴァリット・シングス」 - JR東海CM曲。
- 「Viajero 〜旅立ちの日〜」「My way 〜Mi camino〜」 - BS-TBS「にっぽん歴史街道」OP、ED。
- 「My way 〜Mi camino〜」 - BS-TBS「美しい日本に出会う旅」ED。
- 「La Vida」 - 中森明菜 「Rojo -Tierra-」カップリング。
主なメディア出演
テレビ
脚注
- ^ a b 読売新聞「フラメンコ・ギタリスト沖仁 「日本人ならでは目指したい」(2010年12月16日)中部朝刊、28面
- ^ a b c 読売新聞「スペインのリズム×日本の旋律 フラメンコギター奏者 沖仁 新作アルバム」(2011年11月17日)大阪夕刊、7面
- ^ a b MSN産経ニュース「超絶テクと笑撃トークで「締めくくり」 世界的フラメンコギタリスト 沖仁、ツアーで観客魅了」(2012年2月22日閲覧)
- ^ アーティストインタビュー・沖仁(ヤマハ株式会社)(2012年2月22日閲覧)
- ^ “沖仁 フラメンコギタリスト”. Mainichi Broadcasting System, Inc.. 2016年1月1日18:15閲覧。