歴青炭
歴青炭、瀝青炭(れきせいたん、英: bituminous coal)とは、歴青を含む比較的柔らかい石炭。最も代表的な石炭で、ふつう石炭といえばこれをさす。炭素含有量83〜90%。
褐炭より炭化度が進んでいるが、無煙炭には至っていないものをいう。コークスの原料として最も適している。
炭化度によってさらに高度歴青炭と低度歴青炭に分かれ、前者は粘結性が高く、後者は粘結性が弱い。
産地
日本では、石狩炭田、三池炭田など。低度歴青炭、亜歴青炭が多い。 イギリスでは炭化が進んでおり煤煙が少なく蒸気機関車の燃料に適しているウェールズ炭が有名。
用途
粘結性の高いものは製鉄用コークスの原料として使われる。粘結性の低いものは亜歴青炭とともにボイラーの燃料として用いられる。
参考文献
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関連項目
外部リンク
- Bituminous Coal: Bituminous Coal mineral information and data. (mindat.org) (英語)