武蔵野次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。220.108.236.66 (会話) による 2013年7月20日 (土) 08:01個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎著書)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

武蔵野 次郎(むさしの じろう、1921年3月14日 - 1997年7月9日)は、日本の文芸評論家。

本名・富永真平。福岡県福岡市出身。早稲田大学卒業。主婦の友社の編集者を経て、大衆文学の評論家となる。『代表作時代小説選集』の編纂を務めた。江戸川乱歩賞の選考委員も務めた。1976年、長谷川伸賞を受賞。

著書

  • 大衆文学への招待 荒正人共編 南北社 1959
  • 時代小説 文芸評論 春陽堂書店 1973
  • 歴史小説の整理学 日本編 歴史と人生を読みとる251作品 かんき出版 1978.12
  • 流行作家・その創造の世界 角川書店 1980.8
  • 夏目漱石 物語と史蹟をたずねて 成美堂出版 1984.11 のち文庫
  • かつてヒーローがいた 私説・大衆文芸の世界 六興出版 1985.3 「わが思い出のヒーローたち」PHP文庫
  • 松本城 物語・日本の名城 成美堂出版 1989.3
  • 魔剣竜神丸 佐助と九人の仲間 1990.4 (春陽文庫)