機動戦士ガンダムΖΖ
機動戦士ガンダムΖΖ | |
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ジャンル | ロボットアニメ |
アニメ | |
監督 | 富野由悠季 |
アニメーション制作 | 日本サンライズ(現:サンライズ) |
製作 | 名古屋テレビ 創通エージェンシー(現:創通) 日本サンライズ |
放送局 | 名古屋テレビ |
放送期間 | 1986年3月1日 - 1987年1月31日 1989年10月21日 - 1990年9月15日 1993年3月30日 - 1993年6月1日 |
話数 | 全47話 |
シリーズ作品 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『機動戦士ガンダムΖΖ』(きどうせんしガンダムダブルゼータ、MOBILE SUIT GUNDAM ΖΖ)は、サンライズ制作のテレビアニメ。『機動戦士Ζガンダム』の直接の続編として作られた『ガンダムシリーズ』の一つ。略称は『ΖΖ(ダブルゼータ)』。1986年(昭和61年)3月1日から1987年(昭和62年)1月31日まで、名古屋テレビを制作局として、テレビ朝日系で毎週土曜日17:30 ‐18:00(JST)に全47話が放送された。平均視聴率は6.02%[1]。
概要
ガンダムシリーズの第3作であり、『機動戦士Ζガンダム』の直接的な続編として第一次ネオ・ジオン抗争を描いた作品である。エゥーゴ側のモビルスーツは前作からの引き続いた物が多く、前作の主人公カミーユ・ビダンが搭乗したガンダムMk-IIとΖガンダムもエゥーゴの主力として活躍した。またBGMは前作のBGMも使用している。
前作とは一転して、当初は明るい雰囲気でスタートし、敵も味方もコミカルに描かれることも多かったが、第19話以降より順次、シリアスな作風に路線変更となった。
本放映前の番宣キャッチフレーズは「子供はみんなニュータイプ! 見せてやろうじゃないの! 大人たちにさ!」。
当時サンライズのプロデューサーを担当した内田健二(現会長)曰く「あの当時に2年続けてガンダムを制作出来た意義は大きい」「シリーズ作品としての基礎を固められた」「ロボットアニメで人間を描写する基礎にもなった」と後年振り返っている[2]。
「宇宙世紀シリーズ」として知られるガンダムシリーズを形成する映像化作品でありながら富野に嫌われた本作の位置づけは微妙なものとなり、劇場版三作品として再編された新訳Zガンダムの終幕において、カミーユは精神崩壊を起こすことなくシロッコとの戦いに勝利し、ハマーンはミネバの養育を理由に兵を収めたためZZの物語は「なかった」ことにされる。だが、福井晴敏の小説をベースにOVAとして映像化した『機動戦士ガンダムUC』の中でZZの劇中で活躍したMSたちはその後継機をネオジオン残党軍袖付き側で多数参戦させ、主要人物の一人であるマリーダ・クルスは本作終盤にグレミー軍として参戦したプルクローンの生き残りという重要設定がなされた。また、エゥーゴ解体後に連邦軍に接収されたという設定で、ブライト率いる「ロンド・ベル隊」に編入されたネェル・アーガマも主役機ユニコーンガンダムの母艦として全編を通じ活躍する。だが、ヒロインであるミネバ・ザビの口から彼女の摂政だったハマーンについての言及は小説版・OVA版のいずれにおいてもない。
制作
放送期間中にアニメ映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の制作が決まったため、物語の後半で予定されていたシャア・アズナブルの登場が見送られ、映画に向けての伏線を張るだけに留められた。なお、富野による本作の企画書に書かれていた一年間の大まかなあらすじによれば、アムロやベルトーチカの登場も予定されていた[3]。
デザイン
前作のΖガンダム同様、モビルスーツ (MS) のデザインは難航した。当初は、前作にも参加した永野護が担当する予定だったが、監督・富野の「ロボットアニメの原点に戻った、明快な作品にする」という意図を受けたそのデザインは、ユニークではあるがあまりにも従来のMSとはかけ離れ、怪獣や宇宙人を彷彿とさせる突飛なものまで存在した。なお、出渕裕のデザインで登場するハンマ・ハンマは、ハマーンをモチーフにしたMSというのが当初の設定で、永野による準備稿はハマーンの髪型そのままを再現したようなデザインだった。
また、主役機ΖΖガンダムも、永野案では合体変形機構が模型で再現不可能なことが問題となった。何度かのデザイン修正が行われたものの、結局スポンサーサイドの納得いくものとはならず、永野は1985年12月末にメカデザイナーを降板することとなる[4]。なお、この永野版ΖΖのラフデザインは、当時バンダイから発売された小冊子「模型情報」で、仮デザインとして発表されているほか、『月刊ニュータイプ』に1986年3月号にも掲載されている。
放映までほとんど時間が無い中、ネオ・ジオン軍MSのデザインは出渕裕に再発注され、ΖΖガンダムのデザインは玩具デザイン会社「TTブレイン」の案を元に複数のデザイナーに発注した中から小林誠の案を元とすることとなった[5]。小林は前作でバウンド・ドックやガザCといった可変モビルスーツをデザインしたことのある実績と、モデラーの経験を見込まれ、模型で再現可能な合体変形機構の修正を行うことを要請された。
締切まで2週間強という強行スケジュールだったが、コンセプトを「Gアーマーに変形・合体する最強のガンダム」とし、最強を示す記号として頭部にハイメガ粒子砲を装備したデザインがまとめられた。小林はΖガンダムの「わかる人はわかる」デザインが理解されなかったため、ΖΖガンダムを「対子供用」ガンダムにしようとした、とのこと[6]。講談社『機動戦士ガンダム大全集』に掲載されていた、ΖΖガンダムのラフ案の中に、波動砲を装備したΖΖガンダムとして、決定稿となったデザインに近いものが掲載されている。
小林の案では曲面的なデザインだったが、当時の技術では商品化するのが難しかったので直線的にリファインされ、最終的に伸童舎の岡本英郎、明貴美加によってクリンナップされた。ただし、バンダイ「模型情報」によると、クリンナップしたのは北爪宏幸であるとされている。そして北爪のクリンナップ校了がプラモデルの設計開始に間に合わず、プラモデル「1/144 ΖΖガンダム」の胸部形状が設定と異なった、ともされている。クリンナップ第1稿ではGフォートレスに機首が無く、小林の希望で急遽ダブルビームライフルの後端に機首が追加設定されている。
出渕はスケジュールの都合でデザイン原案のみの担当となっており、自身の手でクリンナップしたのはバウおよびガルスJの頭部稿のみである。他のデザインのクリンナップはΖΖガンダム同様、岡本や明貴が行っている。番組中盤以降は、明貴がほぼ全てのデザインを担当し、モデラーの小田雅弘や佐山義則、模型雑誌「モデルグラフィックス」の編集スタッフも協力している。
本作では、エゥーゴMSはメタスを除きツインアイとゴーグルアイ、ネオ・ジオン軍MSがグリプス戦役終戦後に接収したサイコガンダムMk-II、および終盤で登場するクイン・マンサを除き全てモノアイタイプと明確に分けられた。その影響により、メタスが序盤で退場となり、リック・ディアスの強化型であるシュツルム・ディアスがネオ・ジオン軍MSとして登場することになった。
物語後半では過去作品に登場したMSのデザインを一部アレンジし、別の機体としたものを登場させた。これは既存の模型金型を流用し、コストをかけずに商品を作るためのテコ入れである[7]。
一部アレンジされ登場したMS
- ハイザックの偵察機能強化型。
- ドムのアレンジ。
- ゲルググのアレンジ。
- キュベレイのアレンジ。
- リック・ディアスのアレンジ。
- 『MSV』ザク・デザートタイプのアレンジ。
- 『MSV』水中用ザクのアレンジ。
- ガルバルディβのカスタムバージョン。
そのまま登場したMS
- ザクII
- ゲルググ
- マサイ・ンガバが秘匿していた機体として登場。アフリカ解放戦線・青の部隊に所属する機体としても登場するが、こちらはレプリカで、第30話にて、エロ・メロエの口より、グレミー・トトが彼らのザクやゲルググがレプリカだと一目で見破ったことが語られている。
- スタンパ・ハロイ所有の機体。ただし、一部の機体ではコクピットがリニアシートに改装されている。
物語
宇宙世紀0088年、グリプス戦役で地球連邦軍が創設したエリート部隊「ティターンズ」は事実上壊滅した。しかし、エゥーゴも大半のパイロットが戦死し、有力な指揮官のクワトロ・バジーナ大尉は行方不明となり、エースパイロットのカミーユ・ビダンも精神崩壊を起こしてしまい、戦力不足に悩まされていた。そんな中、三つ巴の決戦から一時手を引き、高みの見物をしていたハマーン・カーン率いるジオン公国残党組織アクシズはネオ・ジオンと名を変え、地球圏の制覇に乗り出す。
グリプス戦役で傷ついたエゥーゴの戦艦アーガマは、修理と補給のためサイド1のシャングリラに寄港した。そこでジャンク屋稼業をしている主人公ジュドー・アーシタとその仲間たちは、前大戦で活躍した英雄機Ζガンダムを奪って一儲けしようと企んだことから、アーガマと関わり合いをもち、エゥーゴの一員としてネオ・ジオンと戦うことになる。
ひょんなことからZガンダムに搭乗することになったジュドーは、仲間たちとともにガンダム・チームを結成し、チーム1のエースパイロットとして勇敢に戦っていく。その途中、彼は乗機をZからエゥーゴの最新鋭MSΖΖガンダムに乗り換え、同じ頃修理を終え改めて配備されたガンダムMk-II・百式と共にネオ・ジオンを圧倒していく。
ハマーンは、ダブリンにコロニー落としを敢行し、ネオ・ジオンの力を誇示すると共に、地球連邦政府にサイド3の旧ジオン領の譲渡を認めさせることに成功した。
しかし、「ザビ家の真の継承者」を名乗り、ミネバ・ラオ・ザビを傀儡にしているハマーンを打倒せんと、グレミー・トトが反乱を起こし、戦局は大混乱となる。戦争が激化する中で、正規軍と反乱軍の主だった戦力は相打ちとなる形で壊滅していき、グレミーも戦死する。そして、ついにジュドーとハマーンの一騎打ちが始まる。
登場人物
記事の体系性を保持するため、 |
登場兵器
記事の体系性を保持するため、 |
それ以外のものについては
スタッフ
- 企画 - 日本サンライズ
- 原案 - 矢立肇
- 原作・総監督 - 富野由悠季
- キャラクターデザイン - 北爪宏幸
- 美術 - 池田繁美
- メカニカルデザイン - 伸童舎、明貴美加(第12話以降)
- メカニカルベースデザイン - 小林誠、出渕裕
- デザイン協力 - 安彦良和、大河原邦男、藤田一己
- 音楽 - 三枝成章
- メカニカル作画監督 - 内田順久
- 撮影監督 - 斉藤秋男
- 音響監督 - 藤野貞義
- 音響制作 - 千田啓子
- プロデューサー - 神谷寿一、稲垣光繁、内田健二
- 協力 - 河本祥一、西中康弘、佐山善則
- 制作 - 名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ
主題歌
キングレコードより発売。前期はオープニング・エンディングとも従来の作品にはあった歌詞クレジット表示が廃止されたが、後期になって復活している。
- オープニングテーマ
-
- 第1話・第9話ではBGMとしても使用された。
- 『ガンダムビルドファイターズトライ』第11話ではカミキ・セカイ(声 - 冨樫かずみ)とホシノ・フミナ(声 - 牧野由依)がこの曲を歌っている場面がある。
- エンディングテーマ
-
- 「時代が泣いている」(第1話 - 第25話)
- 作詞 - 秋元康 / 作曲 - 芹澤廣明 / 編曲 - 鷺巣詩郎 / 唄 - 新井正人
- 「一千万年銀河」(第26話 - 第47話)
- 作詞 - 井荻麟 / 作曲 - 芹澤廣明 / 編曲 - 若草恵 / 唄 - ひろえ純
- 最終回ラストのジュドーとルーが木星へと旅立つ場面で2コーラス目が挿入歌として使用されている。
- 挿入歌
各話リスト
第1話は、『機動戦士ガンダム』『機動戦士Ζガンダム』での名場面や世界観、施設、登場するMS等、前2作までの大まかな話の流れなどを説明した特別編(総集編)であり、物語は第2話より始まる。第1話の前半ではシャアがナレーション的存在として登場したり、「MSの影絵当て」の正誤判定をしたりと異色の演出が行われている。その一方で、劇中ナレーションにシリーズ第1作『機動戦士ガンダム』ナレーションの永井一郎のナレーションも入れるといった従来のファン向けの演出もなされている。次回予告のBGMは39話までは第1オープニングの『アニメじゃない』のアレンジで、40話からは第2オープニングの『サイレントヴォイス』のアレンジとなっている。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 |
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第1話 | 1986年 3月1日 |
プレリュードΖΖ | 南田操(構成) | - | 寺沢賢 | - |
第2話 | 3月8日 | シャングリラの少年 | 鈴木裕美子 | 滝沢敏文 斧谷稔 |
杉島邦久 | 北爪宏幸 |
第3話 | 3月15日 | エンドラの騎士 | 遠藤明吾 | 杉島邦久 横山広行 |
横山広行 | 山田きさらか |
第4話 | 3月22日 | 熱血のマシュマー | 鈴木裕美子 | 森一浩 斧谷稔 |
関田修 | 金山明博 |
第5話 | 3月29日 | ジュドーの決意 | 遠藤明吾 | 滝沢敏文 世良邦男 斧谷稔 |
平林淳 | 恩田尚之 |
第6話 | 4月5日 | ズサの脅威 | 鈴木裕美子 | 川瀬敏文 | 敷島博英 | |
第7話 | 4月12日 | ガザの嵐 | 遠藤明吾 | 杉島邦久 斧谷稔 |
杉島邦久 | 小林利充 |
第8話 | 4月19日 | 鎮魂の鐘は二度鳴る | 鈴木裕美子 | 横山広行 | 神村幸子 | |
第9話 | 4月26日 | 宇宙のジュドー[a 1] | 遠藤明吾 | 世良邦男 斧谷稔 |
関田修 | 山田きさらか |
第10話 | 5月3日 | さよならファ | 鈴木裕美子 | 森一浩 斧谷稔 |
平林淳 | 金山明博 |
第11話 | 5月10日 | 始動!ダブル・ゼータ | 遠藤明吾 | 川瀬敏文 | 恩田尚之 | |
第12話 | 5月24日 | リィナが消えた | 鈴木裕美子 | 杉島邦久 | 小林利充 | |
第13話 | 5月31日 | 妹よ! | 遠藤明吾 | 横山広行 | 神村幸子 | |
第14話 | 6月7日 | 幻のコロニー(前) | 鈴木裕美子 | 世良邦男 斧谷稔 |
平林淳 | 山田きさらか |
第15話 | 6月14日 | 幻のコロニー(後) | 森一浩 斧谷稔 |
関田修 | 金山明博 | |
第16話 | 6月21日 | アーガマの白兵戦 | 遠藤明吾 | 川瀬敏文 | 恩田尚之 | |
第17話 | 6月28日 | 奪回!コア・トップ | 滝沢敏文 斧谷稔 |
杉島邦久 | 敷島博英 | |
第18話 | 7月5日 | ハマーンの黒い影 | 横山広行 杉島邦久 |
横山広行 | 神村幸子 | |
第19話 | 7月12日 | プルとアクシズと | 高松信司 斧谷稔 |
平林淳 | 山田きさらか | |
第20話 | 7月19日 | 泣き虫セシリア(前) | 鈴木裕美子 | 関田修 斧谷稔 |
関田修 | 金山明博 |
第21話 | 7月26日 | 泣き虫セシリア(後) | 谷田部勝義 滝沢敏文 斧谷稔 |
川瀬敏文 | 恩田尚之 | |
第22話 | 8月2日 | ジュドー、出撃!! | 遠藤明吾 | 杉島邦久 | 小林利充 | |
第23話 | 8月9日 | 燃える地球 | 横山広行 | 敷島博英 | ||
第24話 | 8月16日 | 南海に咲く兄妹愛 | 鈴木裕美子 | 高松信司 斧谷稔 |
高松信司 | 神村幸子 |
第25話 | 8月23日 | ロンメルの顔 | 遠藤明吾 | 森一浩 斧谷稔 |
関田修 | 山田きさらか |
第26話 | 8月30日 | マサイの心 | 鈴木裕美子 | 川瀬敏文 高松信司 斧谷稔 |
川瀬敏文 | 恩田尚之 |
第27話 | 9月6日 | リィナの血(前) | 遠藤明吾 | 杉島邦久 | 金山明博 | |
第28話 | 9月13日 | リィナの血(後) | 滝沢敏文 | 江上潔 | 小林利充 | |
第29話 | 9月20日 | ルーの逃亡 | 鎌田秀美 | 横山広行 | 神村幸子 | |
第30話 | 9月27日 | 青の部隊(前) | 鈴木裕美子 | 川瀬敏文 高松信司 |
高松信司 | 山田きさらか |
第31話 | 10月4日 | 青の部隊(後) | 鎌田秀美 | 谷田部勝義 | 関田修 | 恩田尚之 |
第32話 | 10月11日 | 塩の湖を越えて | 遠藤明吾 | 杉島邦久 | 北爪宏幸 | |
第33話 | 10月18日 | ダブリンの午後 | 鈴木裕美子 | 今西隆志 斧谷稔 |
今西隆志 | 金山明博 |
第34話 | 10月25日 | カミーユの声 | 遠藤明吾 | 川瀬敏文 | 小林利充 | |
第35話 | 11月1日[8] | 落ちてきた空 | 鈴木裕美子 | 横山広行 | 神村幸子 | |
第36話 | 11月8日 | 重力下のプルツー | 鎌田秀美 | 高松信司 斧谷稔 |
高松信司 | 恩田尚之 |
第37話 | 11月15日 | ネェル・アーガマ | 遠藤明吾 | 滝沢敏文 斧谷稔 |
江上潔 | 山田きさらか |
第38話 | 11月22日 | 鉄壁、ジャムル・フィン | 鈴木裕美子 | 杉島邦久 | 関田修 | 金山明博 |
第39話 | 11月29日 | サラサ再臨 | 鎌田秀美 | 今西隆志 斧谷稔 |
今西隆志 | 小林利充 |
第40話 | 12月6日 | タイガーバウムの夢 | 鈴木裕美子 | 川瀬敏文 | 神村幸子 | |
第41話 | 12月13日 | ラサラの命 | 遠藤明吾 | 滝沢敏文 | 杉島邦久 | 小曽根正美 山下明彦 |
第42話 | 12月20日 | コア3の少女(前) | 鈴木裕美子 | 横山広行 | 山田きさらか | |
第43話 | 12月27日 | コア3の少女(後) | 遠藤明吾 | 高松信司 斧谷稔 |
高松信司 | 金山明博 |
第44話 | 1987年 1月10日 |
エマリー散華(さんげ) | 鈴木裕美子 斧谷稔 |
杉島邦久 斧谷稔 |
江上潔 | 小林利充 |
第45話 | 1月17日 | アクシズの戦闘 | 鎌田秀美 | 滝沢敏文 | 関田修 | 神村幸子 |
第46話 | 1月24日 | バイブレーション | 遠藤明吾 | 川瀬敏文 | 内田順久 | |
第47話 | 1月31日 | 戦士、再び…… | 遠藤明吾 斧谷稔 |
杉島邦久 斧谷稔 |
杉島邦久 | 北爪宏幸 |
- ^ 「宇宙」のルビは「うちゅう」であり、「そら」ではない。
関連作品
映像
- GUNDAM EVOLVE
- フルCGによるOVA『GUNDAM EVOLVE../Ω』に収録された「EVOLVE../10 MSZ-010 ΖΖ-GUNDAM」では、木星付近にいるジュドーが、ドーベン・ウルフ隊と戦う。ここで登場するΖΖガンダムは、TV版のものを改修された新型となっているが、一部資料には「強化型ΖΖガンダム」とされている。
- GUNDAM FRAG.
- 『機動戦士ガンダムΖΖ』Blu-ray BOXに収録された短編映像作品。宇宙世紀0091~0092年頃に木星往還船ジュピトリスの中から真偽のわからない虚実混じりの映像を見ている、というコンセプト。基本的にアニメ本編の出来事が視点を変えてフルCGで再現されているが、本編では語られていない場面や上記の『GUNDAM EVOLVE』以前と思われる映像なども含まれている。また『ガンダム』や『ガンダム0080』といった他作品からの映像もある。なお、本編では実現しなかったΖΖガンダムによるアイキャッチが収録されている。
漫画
放映当時、コミックボンボンに村上としやによる漫画版が連載された。製作スケジュールの都合から、一部のMSデザインには準備稿のものが使用され、ストーリーにもビーチャ、モンド、リィナがネオ・ジオンには行かない、アフリカで行方不明になったリィナをシャアが保護するといった違いがある。1999年に大都社、2005年に講談社より、それぞれ復刻版が刊行されている。
小説
1986年に遠藤明範による小説版が全2巻で講談社から刊行された。前作にあたる『機動戦士Ζガンダム』は富野自身の手になる「原作」[9]なのに対し、本作は脚本を担当した遠藤明範による「ノベライズ」である。内容はストーリーの中心部分に絞られ、前作を引き継いではいるが、地球降下後の展開がTV版と異なり、アムロ・レイやベルトーチカ・イルマが登場している。なお、アムロとジュドーとのやり取りでは『逆襲のシャア』への伏線も示されている。その後、角川スニーカー文庫より刊行されている。
ゲームブック
ホビージャパンより、本作を基にしたゲームブックがVol.1からVol.3まで発売されている。
物語は『ΖΖ』の世界観をベースとしたオリジナルストーリーで、主人公は元連邦軍上層部直属の組織に所属していた強化人間。Vol.1とVol.2ではあまりMSの活躍するシーンはないが、Vol.3ではΖΖガンダムの量産型(量産型ΖΖガンダムとは別物)やバウの簡易量産型であるバウbis、ティターンズがキリマンジャロ・ベースで量産したキリマン・マラサイ、“腰”のあるバーザム等、オリジナル設定のMSが多数登場する。他に連邦軍がサイコミュ技術を応用して開発した「エニグマ」なる独自の要素も存在する。エニグマは1人のパイロットで複数のMSを制御するシステムで、エニグマが組み込まれたマスターMSで2機の随伴MSをコントロールし、1個小隊を運用するというもの。ネオ・ジオンも同様のシステムを「シュペール・サイコミュ」として開発している。
- Vol.1「ヘルメス迷走」は、記憶を失った主人公が様々な人物との出会いながら過去の自分の足跡を辿り、記憶を取り戻していく物語。舞台はサイド1・シャングリラ。
- Vol.2「ヘルメス夢幻」は記憶を取り戻して恋人と共に平和な暮らしを営んでいた主人公が、強化人間故の精神錯乱や過去との確執に苛まれながら再び戦いに誘われていく様を描いている。舞台はサイド6。
- Vol.3「エニグマ始動」は、Vol.2のラストで恋人の精神にダメージを負わせた人物を追って再び戦場へと舞い戻った主人公が、復活を目論むティターンズの陰謀に巻き込まれていく物語。舞台は地球。
なお、この物語の後日談が、『逆襲のシャア』公開時にホビージャパンが発売したガンダム関係のボードゲームの紹介ムック「ガンダムゲームズ」に小説として掲載された。主人公は連邦軍の前線基地マッシュの整備兵・通称トラッパーとして登場。MSパイロットのホークアイやデュークと共にネオ・ジオンの隠した金塊を奪うため、軍の高官がコレクションとして隠していたディジェを駆って戦いに赴くというもの。
ボイスドラマ
- アニメイトカセットコレクション『鏡のむこうのプル』
- ドラマCDがなかった時期にカセットテープで発売されたボイスドラマで、A面が36話を元にしたシリアスストーリーの「鏡の中のプル」、B面がジュドー、プル、ブライト、ハマーン、プルツーによるラジオ番組の「ガンダムステーション」が収録されている。
脚注
関連項目
外部リンク
名古屋テレビ 土曜17時台後半 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
機動戦士Ζガンダム
(1985年3月2日 ‐ 1986年2月22日) |
機動戦士ガンダムΖΖ
(1986年3月1日 ‐ 1987年1月31日) |
機甲戦記ドラグナー
(1987年2月7日 ‐ 1988年1月30日) |