榎本葵
東北楽天ゴールデンイーグルス #036 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 神奈川県川崎市多摩区 |
生年月日 | 1992年7月24日(31歳) |
身長 体重 |
179 cm 77 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2010年 ドラフト4位 |
初出場 | 2012年5月26日 |
年俸 | 650万円(2016年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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榎本 葵(えのもと あおい、1992年7月24日 - )は、東北楽天ゴールデンイーグルスに所属するプロ野球選手(外野手・育成選手)。
来歴・人物
プロ入り前
小1から野球を始め、リトルシニアでは投手兼外野手として全国優勝を果たす。九州国際大付高時代は、2009年に夏の甲子園に4番打者として出場。高校通算47本塁打[1]。広角に長打を打てる上にかなり脚が速いところから「九州のイチロー」と呼ばれた[1]。2学年先輩に二保旭、1学年先輩に河野元貴、1学年後輩に三好匠、高城俊人がいる。
2010年10月28日、プロ野球ドラフト会議にて東北楽天ゴールデンイーグルスから4位指名を受けた[2]。入団当初の背番号は36。
プロ入り後
2011年には、一軍昇格の機会はなかったものの、イースタン・リーグ公式戦36試合に出場。少ない打数ながら、打率3割を記録した[1]。
2012年には、自身と同じ左打ちでレギュラー外野手の鉄平が右肩の痛みを訴えたことから、鉄平に代わって5月26日にプロ入り後初の一軍選手登録を果たした[3]。以降の試合では、プロ初安打を放ったほか、スタメンでも出場。6月6日に鉄平が一軍へ復帰した後も、同月18日に出場選手登録を抹消されるまで、引き続き一軍へ帯同していた。7月19日にHARDOFF ECOスタジアム新潟で開かれたフレッシュオールスターゲームでは、イースタン・リーグ選抜の3番・右翼手としてフル出場。4打数2安打の活躍で優秀選手賞を獲得した[4]。
2013年には、2月のオープン戦の試合前に、他の選手による遠投の球で右頬を骨折。その影響で、開幕から二軍での調整を余儀なくされた。一軍のレギュラー外野手・聖澤諒の負傷によって、8月21日にこの年初めて一軍登録。8月25日の対千葉ロッテマリーンズ戦(Kスタ宮城)では、8回裏に4番打者・アンドリュー・ジョーンズの代走で出場してから、9回裏に迎えたこの年初打席で右中間へサヨナラ安打を放った。この安打では、一軍での初打点を挙げている[5]。
2014年には、春季キャンプから一軍への帯同を続けた結果、自身初の開幕一軍登録を果たした。レギュラーシーズン通算では、代走や守備要員を中心に、一軍公式戦24試合に出場した。また、シーズン終了後に開催された第1回21U野球ワールドカップでは、オーバーエイジ枠で日本代表のメンバーに招集。全8試合に先発で出場するとともに、20打数5安打2打点13四球という成績でチームの準優勝に貢献した[6]。
2015年には、一軍公式戦15試合へ出場。4試合でスタメンに起用されたほか、3得点を記録したが、打撃面では18打数1安打(打率.056)という成績にとどまった。10月にはフェニックス・リーグに参加[7]したが、球団は10月26日に榎本の支配下選手契約を解除[8]。11月19日には、育成選手として球団と再び契約を結ぶとともに、背番号を036に変更した[9]。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2012 | 楽天 | 16 | 22 | 19 | 3 | 3 | 0 | 1 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | .158 | .273 | .263 | .536 |
2013 | 13 | 11 | 11 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | .091 | .091 | .182 | .273 | |
2014 | 24 | 23 | 21 | 1 | 3 | 1 | 1 | 0 | 6 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 8 | 0 | .143 | .182 | .286 | .468 | |
2015 | 15 | 19 | 18 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 0 | .056 | .105 | .056 | .161 | |
NPB:4年 | 68 | 75 | 69 | 8 | 8 | 2 | 2 | 0 | 14 | 2 | 0 | 2 | 1 | 0 | 5 | 0 | 0 | 19 | 0 | .116 | .176 | .203 | .379 |
- 2015年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
外野 | |||||
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試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | |
2012 | 13 | 10 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
2013 | 8 | 7 | 0 | 1 | 0 | .875 |
2014 | 21 | 18 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 42 | 35 | 2 | 1 | 0 | .972 |
- 2014年度シーズン終了時
記録
- 初出場:2012年5月26日、対横浜DeNAベイスターズ1回戦(日本製紙クリネックススタジアム宮城)、9回表に左翼手で出場
- 初打席:2012年5月27日、対東京ヤクルトスワローズ1回戦(明治神宮野球場)、8回表に日高亮から右飛
- 初安打:2012年6月2日、対広島東洋カープ3回戦(日本製紙クリネックススタジアム宮城)、9回裏に小山桂司の代打で出場、キャム・ミコライオから中前安打
- 初先発出場:2012年6月9日、対中日ドラゴンズ4回戦(ナゴヤドーム)、1番・中堅手で先発出場
- 初打点:2013年8月25日、対千葉ロッテマリーンズ19回戦(日本製紙クリネックススタジアム宮城)、9回裏に益田直也からサヨナラ中適時二塁打
背番号
- 36 (2011年 - 2015年)
- 036 (2016年 - )
登場曲
- 『Happiness』嵐(2011年)
- 『合鍵』BREATHE(2012年)
- 『My Resistance -タシカナモノ-』Kis-My-Ft2(2014年 - 2015年)
▪『愛すべき明日、一瞬と一生を』GReeeeN(2016年‐)
脚注
- ^ a b c 週刊ベースボール2012年4月30日号 P65
- ^ 2010年ドラフト 東北楽天ゴールデンイーグルス
- ^ 楽天榎本が鉄平代役でプロ初出場(「日刊スポーツ」2012年5月27日付)
- ^ フレッシュオールスターに武藤・岡島・榎本の3選手が出場!(東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト内2012年7月19日付ニュース)
- ^ 楽天 榎本 プロ初打点で劇的サヨナラ 2軍で実績「魂で打ちました!」スポーツニッポン2013年8月25日配信
- ^ “【楽天】榎本、21U準優勝の原動力!20打数13四球自信の選球眼”. スポーツ報知. (2014年11月21日) 2015年2月4日閲覧。
- ^ “楽天島内ら18選手がフェニックス・リーグに参加”. 日刊スポーツ. (2015年10月3日) 2015年10月26日閲覧。
- ^ 来季の支配下選手契約に関して 東北楽天ゴールデンイーグルス・オフィシャルサイト 2015年10月26日
- ^ “来季の育成選手契約に関して”東北楽天ゴールデンイーグルス・オフィシャルサイト 2015年11月19日
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 榎本葵 - NPB.jp 日本野球機構