森咲かぐや
森咲 かぐや(もりさき -、9月13日 - )は、元宝塚歌劇団・雪組の娘役。
宮城県古川市、県立古川女子高校出身。身長159cm。愛称はかぐや。
略歴
- 1997年、85期生として宝塚音楽学校へ入学。同期生に元月組トップ娘役の映美くらら、元星組トップスターの柚希礼音、元雪組男役スターの彩那音(元月組トップスターである彩輝直の妹)らがいる。
- 1999年4月、宝塚歌劇団入団。入団時の成績は40人中16番[1]。雪組『再会/ノバ・ボサ・ノバ』にて初舞台を踏み、同年10月4日[1]より雪組に配属される。
- 2009年10月18日[1]、『ロシアン・ブルー -魔女への鉄槌-/RIO DE BRAVO!!』の千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団。
- 「かぐや姫の様に誰からも愛される様に」という意味を込めて芸名をつけた。
宝塚歌劇団時代の主な舞台出演
- 2001年2月、『猛き黄金の国 -士魂商才!岩崎彌太郎の青春-/パッサージュ -硝子の空の記憶-』新人公演:早乙女(2)(本役:美穂圭子)
- 2001年8月、『凱旋門/パッサージュ -硝子の空の記憶-』(博多座)娼婦B
- 2001年11月、『OVER THE MOON -月影瞳クロニクル-』(バウ)ジェイン
- 2002年10月、『ホップ スコッチ -Hopscotch 石けり-』(バウ・東京特別公演)ジュリー・モーガン
- 2003年1月、『春麗の淡き光に -朱天童子異聞-/Joyfull!!』新人公演:侍女(本役:麻樹ゆめみ)
- 2003年6月、『アメリカン・パイ』(バウ・東京特別公演)ローダ
- 2003年8月、『Romance de Paris/レ・コラージュ -音のアラベスク-』新人公演:ポレット(本役:ゆり香紫保)
- 2004年1月、『送られなかった手紙』(バウ・東京特別公演)カロリーナ
- 2004年4月、『スサノオ -創国の魁(さきがけ)-/タカラヅカ・グローリー!』新人公演:イキノヒメ(本役:山科愛)
- 2004年8月、『あの日みた夢に -シカゴ・アンダーワールド・ブルース-』(ドラマシティ・東京特別)少年時代のマイケル
- 2005年4月、『さすらいの果てに』(バウ)ラテリー夫人
- 2005年6月、『霧のミラノ/ワンダーランド』シーラ 新人公演:コンサルヴィ夫人(本役:有沙美帆)
- 2005年11月、『銀の狼/ワンダーランド』(全国ツアー)イヴェット
- 2006年2月、『ベルサイユのばら-オスカル編』
- 2006年7月、『Young Bloods!! -魔夏の吹雪-』(バウワークショップ)三浦恭子
- 2006年9月、『堕天使の涙/タランテラ!』マーゴ
- 2007年2月、『星影の人/Joyfull!!Ⅱ』(中日公演)市哉
- 2007年5月、『エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-』女官
- 2007年10月、『シルバー・ローズ・クロニクル』(ドラマシティ・東京特別)ジェイン
- 2008年1月、『君を愛してる-Je t'aime-/ミロワール』ジャサント
- 2008年5月、『外伝ベルサイユのばら-ジェローデル編-/ミロワール』(全国ツアー)尼僧
- 2008年8月、『ソロモンの指輪/マリポーサの花』
- 2008年12月、『カラマーゾフの兄弟』(ドラマシティ・東京特別)アデライーダ
- 2009年3月、『風の錦絵/ZORRO 仮面のメサイア』マヌエラ
- 2009年7月、『ロシアン・ブルー -魔女への鉄槌-/RIO DE BRAVO!!』ガリナ・ネコタナ *退団公演
脚注
- ^ a b c 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、P111。ISBN 9784484146010
関連項目
- 宮城県出身の人物一覧
- 轟悠(森咲入団時の雪組トップスター。1985年 - 在団中)