森健

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。125.2.71.194 (会話) による 2015年10月27日 (火) 09:45個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎共著)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

森 健(もり けん、1968年1月 - )は、日本のライタージャーナリスト

来歴

東京都生まれ、神奈川県相模原市育ち。早稲田大学法学部卒業。大学在学中の1990年からライターとして活動を開始する。1991年春からは講談社の科学雑誌『Quark』や経済雑誌『NEXT』、ニュース写真雑誌『Views』の専属記者として活動、1995年からはフリーランスのライターとして活動している。2012年、『『つなみ』の子どもたち』『つなみ 被災地のこども80人の作文集』で第43回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2015年、『小倉昌男 祈りと経営』で第22回小学館ノンフィクション大賞受賞。

現在では、主に教育問題やサイエンス方面、とりわけインターネットを筆頭とする情報技術(IT)関連の記事や書籍を数多く執筆している。特に、近年では次世代の情報技術として注目を集めているWeb 2.0について言及している。

2012年12月、有料メルマガ配信サービス「foomii」より、有料メルマガ「森 健の『ニュースを解く読書』 Dive Into Books with News」を配信すると発表した。

著書

  • 『人体改造の世紀-ヒトゲノムが切り開く遺伝子技術の功罪』ブルーバックス、講談社、2001年5月
  • 『図解でよくわかるポスト・ヒトゲノムビジネスのすべて』、明日香出版、2001年7月
  • 『天才とは何か?』(『チャートbooks』)数研出版、2003年4月
  • 『インターネットは「僕ら」を幸せにしたか?-情報化がもたらした「リスクヘッジ社会」の行方』アスペクト、2005年9月
  • 『グーグル・アマゾン化する社会』光文社新書、2006年9月
  • 『就活って何だ 人事部長から学生へ』文春新書、2009年9月
  • 『脳にいい本だけを読みなさい!― 「脳の本」数千冊の結論』光文社、2010年2月
  • 『ぼくらの就活戦記』文春新書、2010年10月。ISBN 978-4-16-6607754
  • 『勤めないという生き方』(メディアファクトリー)、2011年2月。ISBN 978-4-8401-3832-1
  • 「つなみ」の子どもたち 作文に書かれなかった物語 文藝春秋, 2011.12.

共著

  • 川田茂雄監修 / 森健取材・文)『社長をだせ!ってまたきたか!-"あっちでもこっちでも"クレームとの死闘』、宝島社、2004年2月(のち、増訂版を『社長をだせ!ってまたきたか!』の標題で宝島社文庫に収録、2006年3月刊。ISBN 4-7966-5139-X
  • 香山リカ共著)『ネット王子とケータイ姫-悲劇を防ぐための知恵』中公新書ラクレ、2004年11月
  • 『反動世代 日本の政治を取り戻す』中野剛志,三橋貴明,柴山桂太,施光恒著 インタビュー・編 講談社 2013

外部リンク