桜井誠 (活動家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。みたらし工房 (会話 | 投稿記録) による 2012年6月3日 (日) 09:21個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (みたらし工房 (会話) による ID:42777784 の版を取り消し)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

 桜井 誠
生地 日本の旗 日本福岡県北九州市
思想 保守思想
所属 東亜細亜問題研究会
在日特権を許さない市民の会
原発の火を消させない国民会議
現職 東亜細亜問題研究会 代表
在日特権を許さない市民の会 会長
原発の火を消させない国民会議 会長
テンプレートを表示

桜井 誠(さくらい まこと、1972年昭和47年)2月15日 - )は、在日特権を許さない市民の会会長。ニューヨークタイムズ紙によれば、本業は税理士[1]とされている。しかし、会計係にもtax accountantと用いられることもあり、桜井が自ら職業を明かしていない以上、実際は不明である。

かつて韓国中国の近現代史をテーマにしたウェブサイト「不思議の国の韓国」(現在は消滅)の管理人を務めていた。

トレードマークはノージャケットに蝶ネクタイサスペンダー

略歴

福岡県出身[2]。韓国について独学を進めるうち、「韓国という国は、知れば知るほど嫌いになる希有の国」[3]という認識を持つに至ったという。最初、中央日報電子版の翻訳掲示板に出入りし、「konkon」というハンドル名で韓国人たちと討論を行う。後に、韓国人の子供達へ「考えること」を教えよう、との考え[3]から、利用者年齢層の低いネイバーに移る。この頃からハンドルネームDoronpaを使い始めたという。その後、自身のウェブサイト「不思議の国の韓国」「Doronpaの独り言」を開設した。

通常の活動では自身のホームページの一部を除き、「桜井誠」を使う他、「木村誠」を称していた事もある。

活動

活動はブログ、講演、街頭宣伝による問題当事者への抗議である。2005年初頭から日本文化チャンネル桜への不定期出演を行い、荒木和博らと朝鮮半島問題の共同研究などを行っていた時期もある。

2003年(平成15年)頃からDoronpaというハンドルネームでネット上の「日韓翻訳掲示板」に登場し、反韓・反在日の論陣を張ると共に、自らのブログでも同様の主張を展開[4]。2005年(平成17年)1月、「会社員・木村誠(32)」と名乗り、朝鮮問題に詳しいブロガーとしてテレビ番組ジェネレーションジャングルに出演したことがある。番組において、日本会議系の自由主義史観に基づく出版物から得た情報に基づいて韓国の歴史教育のあり方を批判した。一方、眞鍋かをり堂本光一ら出演者は「極端な例を持ち出しても話にならない」、木村祐一は「愛がなかったらあかん」と指摘した。

活動の主体は、街頭宣伝とその映像のYouTubeニコニコ動画をはじめとした動画サイトでの配信である。上記トレードマークの装いで支持者とともに全国各地を訪ね、街頭や問題当事者の生活圏で「逆差別利権摘発運動」「日本人差別糾弾」「防犯キャンペーン」を盛んに行っている。糾弾の対象は主に在日韓国・朝鮮人による在日特権の不当行使、在日朝鮮人朝鮮総連による北朝鮮へのテロ支援行為、在日による犯罪行為、中国人をはじめとしたその他の在日外国人による犯罪行為、密入国者・不法滞在者とその支援者、アメリカ合衆国の戦争犯罪アメリカ軍兵士が過去に日本で犯した犯罪行為のほか、外国人参政権の推進を公約として活動している創価学会などを糾弾の対象としている[5]。また、埼玉県蕨市で偽造パスポートによって不法滞在していたフィリピン人家族の日本への特別在留許可申請に対しても抗議街宣を行った[6]。ただし、在日アメリカ軍の存在については、日本を取り巻く地政学的リスクを考慮し、在日米軍基地を受け入れざるを得ないという見解を示している。

街宣活動では、極右を称する瀬戸弘幸主権回復を目指す会(主権会)の西村修平など、他の保守系活動家と行動を共にすることもあり、彼らのブログなどでも活動報告、カンパの呼び掛けが行われている。特に、2007年(平成19年)夏に西村修平と出会い、その街宣テクニックを学び取ったことは、桜井の運動スタイルに劇的な変化をもたらしたとされる[7]。当時の桜井について西村は「最初はおとなしくて臆病な男だった」「僕の活動におそるおそるという感じで参加していたが、ぼけえっと突っ立っているだけだった」と語っている[8]

全国紙上にもコメントが掲載され、2009年(平成21年)6月18日付けの『朝日新聞』全国朝刊3面には在特会による運動の取材記事と桜井のインタビューが掲載された。

政治的立場

自民党民主党のいずれでもない第3の選択肢として、維新政党・新風に注目しているが2009年(平成21年)8月30日の総選挙の際には民主党への反発から自民党に仕方なく投票したと述べている[1]。民主党については旧社会党系議員に対しては批判的だが、都議会民主党(いずれも当時)議員の土屋敬之吉田康一郎は頻繁にデモや集会に来賓として出席している。日共社民党などの左派政党を敵視している[9]。自民党政権については、福田康夫内閣を「左派」として攻撃する立場をとっていた。麻生内閣については、経済政策は評価しつつも、「自民党は自滅した」「田母神航空幕僚長を不当に罷免した」として否定的である。また、政治家の靖国神社への公式参拝を求め続けている。

児童ポルノ、表現規制への言及

日本における児童を対象とした性犯罪件数は激減しているとして児童ポルノ禁止法に強く反対している。また、18歳未満が全て「児童」にあたるのかどうか(日本国外では児童ポルノの定義は日本より低年齢である)や被害者無き犯罪(援助交際や既存メディアなど)の問題点、単純所持規制をめぐってはメディアを見ることにより性犯罪が発生することについてまったく根拠が無いとしている。現行法では何をもって児童ポルノとするか不明瞭であるとして、児童虐待防止の基準を明確に決めた新しい法案の制定を要求している[10]

カルト宗教問題への取り組み

創価学会を中心に左翼、反皇室的教義に基づく新興宗教団体を批判している。浄土真宗本願寺派の寺院の門徒(檀家)を称するが、西本願寺に対して、「西本願寺・龍谷大学が、宇治市ウトロ地区の不法占拠犯を援助し、9条の会と交わり、在日特権を推進しているカルト的な教団。親鸞聖人の教えに反している」(現実には当該不法占拠案件は刑事事件ではなく民事紛争)として、桜井家が菩提寺から授与されている「門徒式章」(桜井家が嘉永年間から現在まで続く西本願寺門徒の家系であることを証する旨記してある)をかざして抗議行動を2008年(平成20年)6月12日に行った。この模様はyoutube等に公開されている[11]

保守派系市民団体における活動

2000年代から活動が目立つようになった「行動する保守」の一人。

東亜細亜問題研究会

日本と、保守派の主張する「特定アジア」との関係、および朝鮮半島史について史料研究を行う自由主義史観派市民の集まりである。2010年(平成22年)現在は休眠中である。

在日特権を許さない市民の会(在特会)

  • 1万人を超す会員を有する団体。在日韓国・朝鮮人が持つ特別永住資格在日特権だとして[12]これに反対し、在日特権を日本からなくすことを目的に設立された。正式発足は2007年(平成19年)1月20日。
  • 2008年(平成20年)の大会は保守系の地方議員3名を来賓に招いて挙行され、130人ほどが集まった。同年の終戦の日には約40名の会員を動員して靖国神社前で街宣し、同時に朝鮮総連中央本部に対して抗議デモ及び反天連の反靖国デモに抗議を行った。晩秋には、朝鮮半島問題の渦中にある対馬およびウトロ地区朝鮮大学校に約60人の会員を率いて乗り込み、問題の関係者や地元行政に抗議する街宣を行った。
  • 2009年(平成21年)からは、街頭において100人以上を動員する街宣をコンスタントに行うようになった。以下、警察発表によれば、4月13日には120名の会員を集めて埼玉県蕨市で密入国者や不法滞在者への抗議デモを行う。5月3日には、約450人を集め、同31日には約250人を集めて街宣。6月13日には175人の会員を京都市役所前に集めてデモを行った。このデモに際しては、韓国民団が支持する左派集団から事前に「反撃」の予告を受けていた。予告通り、デモの際に当該左翼集団と遭遇し、双方が互いを激しく罵りあう騒ぎがあった。この騒ぎの中で、桜井が当該左翼集団のシンパとみられる男性から暴行を受ける事件が発生した。なお、在特会によると、当該左翼集団は6月13日に京都において実施されたデモにおいて国旗である日章旗(日の丸)を冒涜していた[13]。7月には、鳥肌実とのトークショーと晩餐会を名古屋能楽堂にて開催し、約110名の会員を三鷹市と福岡市に集めてデモを行った。8月1日~3日には、三鷹市の協働センターにおいて開催された「従軍慰安婦」に関するイベントに抗議するため、首都圏在住の約120名の会員が会場前に3日間にわたって陣取り続け、同地で3日間連続で街宣した。それと同時に、京都府や富山県においても、会員有志が「従軍慰安婦」に関するイベントへの抗議行動を行った。四国でも、会員有志が「津賀ダム朝鮮人強制連行慰霊祭」に対して「在特会有志は、韓国による歴史の虚偽歪曲ねつ造、歴史修正主義を許しません。竹島問題の解決なくして、真の日韓友好はありません」との抗議声明を発した。終戦の日である同月15日には約520名の会員らを靖国神社付近に動員し、街宣活動及び反天連への抗議活動を行い、機動隊の阻止を突破し反天連のデモを粉砕した。翌16日には、三鷹市の「三鷹市公会堂(800名収容可)」において、東京都議会議員古賀俊昭を招いて「慰安婦フェスティバル」を有料で開催し、1000円の参加費を在特会に支払って来場した220名の客に対し、在特会が所蔵する李氏朝鮮朝鮮総督府時代の史料の閲覧コーナーや弁士の演説を披露した。8月30日、桜井はニコニコ動画上の生中継を通じてチャンネル桜を批判し、事実上の絶縁宣言を行った[2][3]。チャンネル桜側もこれに応じ、水島総社長が桜井との絶縁を宣言する声明を発した(後に和解し、同じ日本を愛する者として2010年(平成22年)月15日の水島が幹事長を務める頑張れ日本!全国行動委員会のデモ行進を支持したり[4]、チャンネル桜にも出演している[5]、2011年(平成23年)9月2日に行われた朝鮮学校無償化に対する街宣では親交的な場面が見られている[6])。
    • 9月27日には、秋葉原に約400名(警察発表では750名)の会員を集め、「国民主権の堅持・外国人参政権反対」を訴えるデモを行った。このデモの最中に、「排外主義反対」と書かれた紙を持って立っていた男性と争いが生じた。付近は一時騒然としたものの警察官が止めに入り乱闘事件は収束した[14]。このデモを警備していた警察部隊は、事件の一部始終を確かに認識していたが、現場で両者の引き離しを行うにとどまった。
    • 11月1日、桜井は、地方議員1名と村田春樹ら会員45名を伴って朝鮮大学校に赴き、行われていた学園祭の見学を申し入れたが、ブルーリボンバッジの着用を理由に拒否されたため、急遽「抗議行動」に切り替えた。その際、北朝鮮を支持する日本の左派や在日朝鮮人が反撃に現れて双方もみ合いとなったため、警察が出動して騒ぎを収拾した。
    • 12月20日、京都府宇治市ウトロ地区に約200名の会員を動員し、当該地区住民グループが過去に犯した罪や、その「在日特権にまみれた生き様」を糾弾するデモを行った。
    • 2010年(平成22年)8月10日 - 2009年(平成21年)12月に京都朝鮮第一初級学校が公園不正使用しているとの主張に基づき、不正使用中だとされる公園で街宣を行いその場で、学校側の物品だと考えられる物を学校に返そうとして、受け取らない学校側と小競り合いになった4幹部が、学校の告訴を受け捜査中の京都府警察に、威力業務妨害暴力行為等処罰ニ関スル法律違反(集団的器物損壊)・名誉毀損容疑で逮捕された際に、桜井誠宅にも関係先として家宅捜索が入った[15][16]
    • 2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災に際し、桜井は所属している東京都災害時支援ボランティアの一隊員として消防署に出頭し、帰宅困難者の救援を行う。また、震災の直後には在特会に義援金と救援物資の調達を指示し、千風の会と合同で被災地への救援物資輸送のボランティア活動を行った。
  • 桜井は河野談話の白紙撤回を求める市民の会の賛同人でもある。同会は2008年(平成20年)1月26日に女たちの戦争と平和資料館に対し、「慰安婦は嘘つきであり、唯の売春婦である。慰安所でも強姦が存在しなかった以上、日本政府にはなんら責任はない。”性奴隷”とは、ナチスが行った強姦などの犯罪行為の被害者となったユダヤ人の女性たちのことを指すものであり、売春婦のことを性奴隷とは呼ばない」「反日勢力による歴史修正を許さない」とする持論を展開するデモを行った。この時桜井もデモに参加しており、後日ブログでその報告をしている。また、名古屋市で同年4月17日に開催されることになっていた「元慰安婦」の講演会に対して、在特会愛知支部が会場に予定されていた貸しホールに抗議を行い[17][18]、講演会が開催直前に「保守系団体の抗議行動により会場のキャンセルを余儀なくされた」との報道[19]を受け、自身のブログおよび在特会のホームページにて「反日左翼の妄動を行動する保守運動が初めて未然に防いだ」と述べている[17][18]

原発の火を消させない国民会議

福島第一原子力発電所事故以降、日本国内で活発になっている急進的な反原発の動きに危機感を抱き、桜井が有志らと結成した組織。反原発デモに対する直接の抗議活動も行っている。会長は桜井、書記長は在特会副会長の八木康洋が務めている。八木と原発推進のための行動を共にする主要な活動家は、永井清之(京大工学部卒)。

桜井らは、反原発の動きが反日左翼団体、反日外国人(主に在日韓国・朝鮮人など)、中核派などの「極左暴力集団[20]が電力不足にする事で日本を衰退させることを目的として行っているものと主張しており、原発の即時停止など急進的な反原発に反対し、代替エネルギーが確保できるまで原発の再稼働による電力の確保が必要であると主張している[20]

実際、国民会議らが抗議活動を行った、6月11日の東京での原子力発電所反対デモでは、日本で行われたのにも関わらず、朝鮮語ハングル文字)表記が確認されていたり[20]、反原発活動に中核派などの過激派が暗躍しているのが確認されている[21]

また桜井は原発の推進を主張しているわけではないと述べている。[20]

原発関連の活動では、国民会議が主催団体で在特会は協賛団体となっている[22]。この団体に賛同する団体は新攘夷運動 排害社(排害社)、日本侵略を許さない国民の会(日侵会)など複数存在しており、共同で街宣活動をしていることがある[20]

桜井は左翼の主張する反原発運動は日本の電力の安定供給が危うくなり、経済が成り立たないとも主張し、電力不足は左翼が主張する「社会的弱者」が一番に犠牲になるとも主張している他、現段階の日本は原発に頼ざろうえないとも述べている。[7]

主な発言

2010年(平成22年)6月29日の朝鮮学校無償化反対デモでは「エボラウイルスが朝鮮人そのもの」と比喩、例えを使いながら激しく非難している。人種・国籍を問わずに敵対する人間、特に韓国・朝鮮・中国人に対し「ゴキブリ」「蛆虫」と罵倒することがある。

著書の中で韓国を、「常に歴代中華帝国の徹底的な蹂躙を受けてきた朝鮮半島では、自分たちを小中華と呼んで中華の正統な後継者と勝手に位置づけ、また中華文化圏からいち早く抜け出した日本などを東夷と呼んで蔑むことで、かろうじて崩壊寸前の精神の均衡を保ってきたのである」「韓国にまともな歴史や文化が存在しない事は、少しでもかの半島の歴史を勉強した方なら納得いくことだろうが、だからこそ屈辱にまみれた朝鮮の歴史を認める事が出来ない韓国人たちは、たとえ捏造してでも、自分たちがいかに誇らしき民族であるかを世界に示したいのである。韓国人の歴史や文化に対する劣等感は、日本人には想像できないほど凄まじいのである」と述べている[23]

太平洋戦争とは言わずに大東亜戦争と言っている。この表現は桜井に限らず、およそ全ての保守派に見られる。[8]

政界進出について

在特会の2009年(平成21年)8月30日に行われた集会「8・30在特会Special 『桜井天国!』」において、集会参加者からの「桜井会長の政界進出はないのか?」との問いに対し、「私がもし当選したとしてもたった一議席でしかない。それでは意味はない」と冗談を交えて会場の笑いをとりつつ、「現在の生活をかなぐり捨ててまで政界に進出する気はない」と述べ、政界進出については明確に否定し、自らが日本の極少数派であることを認めている。

嗜好

日本のアニメを愛好している。『オバケのQ太郎』や『銀河英雄伝説』シリーズを特に愛好。2008年(平成20年)9月15日に開催された在特会セミナーでは「秋葉原で人権擁護法案について街宣してみる」と称し、『ARIA』、『BAMBOO BLADE』、『マリア様がみてる』などのアニメ作品を引き合い出しながら講演しており、アニメに対する知識量を見せている[24]。同年10月には、『彩雲倶楽部』からの招きにより『らき☆すた』の聖地とされる鷲宮神社周辺を聖地巡礼した(この「彩雲倶楽部」は地政学・軍事を学び「密入国者を許さず、差別と逆差別利権に反対」する全国の青少年の個人的な親睦サークルで、現在は休眠状態である)。

街宣の際の発声法をレクチャーする際、「演劇をやった事のある人ならわかると思いますが」と『あめんぼの歌』を引き合いに出している。北海道支部の講演では完全に暗誦できるほどである[25]

天皇について

今上天皇に対しては「天皇陛下」と称しており、先帝には「昭和天皇」場合によっては「天皇陛下」と称している。協賛者の水島総や西村修平が今後の皇位継承で言及や論争しているのに対して、天皇に関して言及することは多くはないが女系問題については男系での皇位継承の手段がまだあるので、女系問題は現段階で出てくる問題ではないとしている(また女系容認は初代天皇・神武天皇から続く男系天皇が途絶える為に国号問題なども生じるとしている)[26]。他には昭和天皇や今上天皇・皇族を侮辱したり不敬とした行為には批判の声を上げたり、反皇室的な団体に対しても抗議や批判を行う他、後述の様に憲法の条文では第1章の「天皇」の項目で天皇の地位を明記している第1条を一番重視し、「日本で一番大切なのは天皇陛下だ」と述べるなど、天皇に敬意を示している。[27][28][29]

憲法について

保守 ・右派では日本国憲法を「アメリカの押し付け憲法」 ・「非日本的憲法」と見做し、改憲を訴える場合が多いが改憲について語った事は今のところ確認されていない。一方で、護憲派を自称しながら皇室の否認運動や外国人参政権法案の推進運動を行う左翼側に対しては「護憲派でありながら日本国憲法第1条日本国憲法第15条を蔑ろにしている」や「憲法9条を護る前に憲法1条を護れ」として自称護憲派の左翼を批判している。他にも朝鮮学校無償化問題では「朝鮮学校無償化は日本国憲法第89条に違反している」と主張している[30][31]。また憲法第1条を根拠に「日本で一番大切なのは天皇陛下だ」と述べている。[9]

右翼団体について

2011年(平成23年)8月15日の反天連の抗議前の演説で桜井本人は民族派団体街宣右翼などの右翼団体について、前年の反天連への街宣内容を取り上げ「最近の右翼も変わったなと私は思ってる」と述べており、他にもその当日や同年9月29日の殿方充への抗議街宣では「右翼の皆さん」という表現を使っている[10]。また在特会の協賛団体には千風の会という街宣右翼団体が存在し、八木康洋副会長も含め、右翼団体を支持することもある。[11]

著書

全て晋遊舎刊。

脚注

  1. ^ "New Dissent in Japan Is Loudly Anti-Foreign" 2010年(平成22年)8月28日 ニューヨークタイムズ (英語)
  2. ^ 『反日韓国人撃退マニュアル』著者紹介ページ
  3. ^ a b "忘れられないある韓国人との出会い【思考するからこそ人間である】"[リンク切れ] - 不思議の国の韓国 2010年(平成22年)3月7日閲覧
  4. ^ 安田浩一『ネットと愛国』p.34
  5. ^ http://www.youtube.com/watch?v=xSheEA4TdgI
  6. ^ http://www.nicovideo.jp/watch/sm6136128
  7. ^ 安田浩一『ネットと愛国』p.145
  8. ^ 安田浩一『ネットと愛国』p.151
  9. ^ 参議院選挙に行こう! 1週間連続連載 第六回「第三の選択」|Doronpaの独り言
  10. ^ 児童ポルノ禁止法改正案に反対します|Doronpaの独り言
  11. ^ 【在特会】反日極左と結託する京都西本願寺に突撃抗議
  12. ^ 在日特権を許さない市民の会 挨拶 - 在日特権を許さない市民の会公式サイト 2010年(平成22年)3月7日閲覧
  13. ^ 在日特権を許さない市民の会、国旗の冒涜を許さない署名運動 2011年(平成23年)6月30日閲覧
  14. ^ SPA! 2009年(平成21年)10月13日号 P26~P27
  15. ^ 「在特会」幹部ら4人逮捕 朝鮮学校の授業妨害容疑共同通信 2010年(平成22年)8月10日
  16. ^ 朝鮮学校授業妨害:在特会幹部ら4人逮捕--京都府警毎日.jp 2010年(平成22年)8月11日
  17. ^ a b かわいそうな慰安婦のかわいそうじゃない真実を暴くパネル展 【愛知支部】 (緊急情報)”. 在日特権を許さない市民の会 (2010年4月16日). 2010年4月16日閲覧。
  18. ^ a b 桜井誠 (2010年4月15日). “【緊急情報】 在特会愛知支部が反日左翼を撃退!”. Doronpaの独り言. 2010年4月16日閲覧。
  19. ^ 西本秀 (2010年4月16日). “保守系団体が抗議、慰安婦講演会キャンセルに 名古屋(1/2ページ)”. 朝日新聞. http://www.asahi.com/national/update/0415/NGY201004150030.html 2010年4月16日閲覧。 [リンク切れ]
  20. ^ a b c d e 2011年(平成23年)9月11日の「原発問題を考える街頭演説会& 極左主催 反原発デモへの抗議活動」での桜井の発言による。やまと新聞 平成23年9月12日付
  21. ^ 過激派 福島大で暗躍、「反原発」で活動家養成 NPOで資金集め|産経新聞
  22. ^ 【活動告知】 原発問題を考える街頭演説会 & 極左主催 反原発デモへの抗議活動 in 新宿|Doronpaの独り言
  23. ^ 嫌韓流反日妄言撃退マニュアル』晋遊舎
  24. ^ 在特会セミナーpart4 「秋葉原で人権擁護法案について街宣してみる」
  25. ^ 「話術のポイント」在特会セミナーpart3
  26. ^ 【在特会】桜井誠スペシャル ~ 3・11を振り返って ほか ~ - ニコニコ生放送
  27. ^ 天皇陛下を「道具」に使う民主党 Doronpaの独り言
  28. ^ 新潟遠征の報告 & 29日反日芸人への抗議活動のお知らせ|Doronpaの独り言
  29. ^ 9・29 反日芸人への抗議活動報告とその後の緊急情報について|Doronpaの独り言
  30. ^ やまと新聞 2011年(平成23年)9月25日付
  31. ^ 参議院選挙に行こう! 1週間連続連載 第六回「第三の選択」|Doronpaの独り言

関連項目

外部リンク