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根切り(ねきり)とは、樹木の苗木などを生育させる際に行う根系を切断する作業。
概要
樹木の苗木は、肥料分に富む苗畑で育成が行われるため、必要以上に徒長し、寒冷害を受けやすくなる。これを予防するために周辺部の掘り起こしを行い根を切断し、無駄な徒長を制限させるとともに新しい根系を生育させて耐久性を向上させる。掘り起こしは地味を豊かにすることから、次年度の健全な成長にも有効な行為となる。
慣用句
上記の作業が転じて物事の原因を絶つこと、根絶やし、皆殺しの意でも用いられる。
関連項目