栗田直八郎
栗田 直八郎(くりた なおはちろう、1861年1月26日(万延元年12月16日) - 1926年8月31日)は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。
履歴
三重県出身。1886年(明治19年)6月、陸軍士官学校(旧8期)を卒業し、歩兵少尉任官。1892年(明治25年)12月、陸軍大学校(8期)を卒業。ドイツ駐在を経験した。
1904年(明治37年)2月、第1軍参謀に就任し日露戦争に出征。奉天会戦後の1905年(明治38年)8月、第6師団参謀長に転じた。1906年(明治39年)7月、参謀本部高級副官となり、同年12月、歩兵大佐に昇進。1910年(明治43年)3月、邦彦王付武官に発令された。同年5月14日、歩兵第42連隊長に転じ[1]、同年11月、陸軍少将に進級し歩兵第35旅団長に就任。
1912年(大正元年)11月、近衛歩兵第2旅団長に就任。1914年(大正3年)11月、教育総監部本部長に転じ、1915年(大正4年)2月、陸軍中将に進んだ。1916年(大正5年)1月、第14師団長に親補され、1919年(大正8年)4月、シベリア出兵に出動した。同年11月、東京衛戍総督に着任。1920年(大正9年)8月、待命となり、1921年(大正10年)2月、予備役編入となった。
栄典
脚注
参考文献
- 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。