柴田駅

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柴田駅*
駅舎
しばた
SHIBATA
TA04 大同町 (0.8 km)
(1.4 km) 名和 TA06
地図
所在地 名古屋市南区元柴田東町二丁目5
北緯35度4分20秒 東経136度54分33秒 / 北緯35.07222度 東経136.90917度 / 35.07222; 136.90917座標: 北緯35度4分20秒 東経136度54分33秒 / 北緯35.07222度 東経136.90917度 / 35.07222; 136.90917
駅番号 TA  05 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 常滑線
キロ程 6.1 km(神宮前起点)
駅構造 高架駅
ホーム 相対式 2面2線
乗降人員
-統計年度-
4,048[1]人/日
-2022年[2]-
開業年月日 1912年(明治45年)2月18日
備考 * 1917年星崎駅から改称。駅員無配置駅
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柴田駅(しばたえき)は、愛知県名古屋市南区元柴田東町にある名鉄常滑線である。駅番号はTA05

天白川を挟んで隣接する名和駅東海市になるため、当駅は知多方面へ向かう際の名古屋市最南端駅である。

1990年までは隣の大同町駅とともに準急停車駅だったが[3]、現在は下り1本(中部国際空港行き)を除いて通過する。

歴史

開業時は星崎駅と名乗ったが、有松線(現名古屋本線)に本星崎駅が開業したことに伴い現在の駅名に改称した。柴田の名は当時の字「北柴田新田」による[4]

駅構造

8両編成対応の相対式ホーム2面2線の高架駅[12]駅員無配置駅駅集中管理システム(管理駅は神宮前駅[13])が導入されている。高架化後もホームの狭い箇所がある(特に1番線)。

地上駅時代は6両編成対応の島式1面2線で[12]、駅舎とは跨線橋でつながっていた。高架化工事前の駅舎は1984年(昭和59年)5月に改築されたものだが、それ以前の駅舎は堀田駅駅舎を移築したものだった[12]

のりば
番線 路線 方向 行先
1 TA 常滑線 下り 中部国際空港河和内海方面[14]
2 上り 金山名鉄名古屋方面[14]

配線図

柴田駅 構内配線略図

神宮前・
名古屋方面
柴田駅 構内配線略図
太田川・
常滑方面
凡例
出典:[15]


利用状況

  • 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2020年度の1日平均乗降人員は3,724人である[16]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は4,434人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中96位、常滑線・空港線・築港線(26駅)中14位であった[17]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は7,427人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中61位、常滑線・築港線(24駅)中6位であった[18]
  • 名古屋市の統計によると2019年度の1日平均乗車人員は2,234人である。

駅周辺

大まかに駅より西側は住宅街が建ち並び、駅より東側から柴田本通までの間は飲食店風俗店などが立ち並ぶ歓楽街である。

路線バス

駅前にバス停はないが、国道247号にある名古屋市交通局柴田」バス停が最寄りとなる。「神宮15」(神宮東門行き、要町・鳴尾車庫行き)、「名港11」(なごや港行き、鳴尾車庫行き)、「新瑞13」(新瑞橋行き循環、鳴尾車庫行き)「新瑞14」(新瑞橋行き)、「鳴.ワイ」(ワイルドフラワーガーデン行き、鳴尾車庫行き)の各系統が発着する。

かつては東海市加木屋車庫方面への知多バスの路線も運行されていたものの、2007年に廃止された。

隣の駅

名古屋鉄道
TA 常滑線
ミュースカイ特急快速急行急行準急
通過
準急(朝の中部国際空港行き1本のみ停車)
大同町駅(TA04) - 柴田駅(TA05) - 聚楽園駅(TA07)
普通
大同町駅(TA04) - 柴田駅(TA05) - 名和駅(TA06)

脚注

  1. ^ 令和4年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年7月1日閲覧。
  2. ^ 令和4年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年7月1日閲覧。
  3. ^ 当時の準急停車駅は現在の急行停車駅に大同町、柴田を加えたものである。
  4. ^ a b 宮脇俊三原田勝正 『東京・横浜・千葉・名古屋の私鉄 (JR・私鉄全線各駅停車)』小学館、1993年。 ISBN 978-4093954112 p.222
  5. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1912年2月27日(国立国会図書館デジタル化資料)
  6. ^ 「軽便鉄道停留場名改称」『官報』1917年3月16日(国立国会図書館デジタル化資料)
  7. ^ 名古屋鉄道(編)『れいめい』第423号、名古屋鉄道、1983年12月、裏表紙。 
  8. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1056頁。 
  9. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、570頁。 
  10. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1072頁。 
  11. ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、256頁。ISBN 978-4777013364 
  12. ^ a b c 生田誠『名鉄の支線、廃線』 上巻、アルファベータブックス、2020年、76頁。ISBN 978-4865988611 
  13. ^ SF カードシステム「トランパス」導入路線図 - 名古屋鉄道、2004年12月24日
  14. ^ a b 柴田(TA05)(しばた) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  15. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  16. ^ 令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  17. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  18. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 

関連項目

外部リンク