林秀美

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林 秀美(はやし ひでみ)は、日本の実業家。1975年、ゼンリン入社。代表取締役副社長などを歴任。2000年からゼンリンデータコム代表取締役社長、会長。2015年、(株)コンピュータサイエンス研究所設立。現在同社代表取締役社長。

概要[編集]

1982年から十数年に亘り、株式会社ゼンリンの地図のデジタル化を主導推進した。地図データベース制作自動化システム開発で石川賞を受賞。またカーナビ事業においてカーメーカーとの戦略的な提携を進める一方で、グローバル展開を図るために欧米に海外法人を設立などゼンリンの拡大発展に貢献した。2000年には(株)ゼンリンデータコムを創立し世界に先駆けて携帯電話の地図サービス事業を立ち上げ、カーナビを対象にした通信情報サービス事業に発展させた。2007年から7年間、北九州市立大学大学院マネジメント研究科(ビジネススクール)教授として教鞭をとり「戦略的提携と新規事業の創造」の講義をおこなっている。2015年に(株)コンピュータサイエンス研究所を自身で設立し、現在、ヒトとクルマ、ヒトとロボットなどの自然な会話を実現する自然言語処理エンジンの開発や視覚障がい者歩行支援アプリ「Eye Navi」の開発等に取り組んでいる。

プライベートでは2002年に親交のある片山右京パリダカールラリーに出場。北九州を本拠地とするJリーグチームギラヴァンツ北九州創立時のクラブ代表を務めた。Team UKYOチャレンジスクール教頭。趣味は登山。ゴルフ。サッカー。競馬。

略歴[編集]

外部リンク[編集]