林田理沙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
はやしだ りさ
林田 理沙
プロフィール
愛称 リンダちゃん・リンダ・リンちゃん[1]
出生地 日本の旗 日本 長崎県
出身地 日本の旗 日本 神奈川県
生年月日 (1989-12-19) 1989年12月19日(34歳)
身長 154cm[2]
最終学歴 東京芸術大学大学院音楽研究科
勤務局 NHK放送センター
職歴 長崎福岡東京アナウンス室
活動期間 2014年 -
ジャンル 報道情報バラエティー
配偶者 既婚
公式サイト NHK・林田理沙
出演番組・活動
出演中 本文参照
出演経歴 本文参照

林田 理沙(はやしだ りさ、1989年〈平成元年〉12月19日 - )は、NHKアナウンサー学位修士(音楽)東京芸術大学2014年[3]

来歴[編集]

長崎県生まれ、神奈川県育ち。両親が長崎県出身[4]

幼稚園から高校まで湘南白百合学園[5]東京芸術大学音楽学部楽理科卒業[6]東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程音楽学専攻修了。修士課程指導教員は大角欣矢[7]

2014年4月にアナウンサーとしてNHK入局。同年6月2日NHK長崎放送局に着任。6月4日にラジオニュースで、6月9日にはテレビのお昼のニュースがそれぞれ初出演となる。

2016年2月NHK福岡放送局へ異動[8]2月29日より『ロクいち!福岡』キャスターを担当[9]

2018年4月から東京アナウンス室に異動。『あさイチ』メインキャスターに就任する近江友里恵の後任として、『ブラタモリ』アシスタントならびに『NHKニュースおはよう日本』の平日版5時台・6時台および『NHKニュースおはよう日本・関東甲信越』6:55のキャスターに起用された[10][5]。林田は『ロクいち!福岡』も近江から引き継いでおり、東京でも近江が担当していた番組を引き継ぐこととなった[11][12]

その後、2020年度の番組改編で『ブラタモリ』および『おはよう日本』を降板し、『首都圏ネットワーク』のメインキャスターならびに『オシばん』のキャスターに起用された。『首都圏ネットワーク』『オシばん』に関しては、林田の同期である中山果奈から引き継ぐ形となった[13]

2022年度の番組改編では上原光紀と入れ替わりで、林田が『首都圏ネットワーク』から『NHKニュース7』に異動し、上原が『NHKニュース7』から『首都圏ネットワーク』に異動。『首都圏ネットワーク』と同時に『#NHK』(『オシばん』後番組)も降板。

2023年度の番組改編では『NHKニュース7』を降板し、『ニュースウオッチ9』のメインキャスターに起用された。

2024年度の番組改編では『ニュースウオッチ9』から『サタデーウオッチ9』へ異動した。

人物[編集]

趣味・特技

学生時代

  • 学生時代は、名字(林田)を重箱読みにして「リンダ」というニックネームで呼ばれていた[4]
  • 中学、高校では合唱部に所属していた[15]
  • 大学3年生の時、36大学200人の学生を集めたオーケストラを結成して演奏会で指揮をした[16]。2009年楽理研究演奏会の楽理科オーケストラで指揮をした[17]
  • 大学および大学院ではショパンや音楽の歴史を研究していた[5]
※卒論テーマは『日本でクラシック音楽がどのように普及したか』[4]
※修論テーマは『ブーニン・シンドロームについての一考察 : 日本におけるショパン受容およびクラシック音楽文化受容の観点から』[18]

NHK入局後

現在の担当番組[編集]

過去の担当番組[編集]

BS朝日(NHK入局前)[編集]

長崎放送局時代(2014年度 - 2015年度)[編集]

  • イブニング長崎(2014年8月6日) - 「平和案内人」のリポート(初リポート)
  • おはサタ!(2014年9月6日) - 「長崎中華街 中秋節」のリポート(初九州管内中継)
※ 前日のイブニング長崎「長崎中華街 中秋節」の生中継レポートでは、赤いチャイナドレス姿を披露した。
  • ゆうどき(2014年10月3日) - 「秋 黄金色に輝く“陶農”の里」のリポート(初全国中継)
  • 九州沖縄ニュース(2014年10月14日 - 22日) - 「長崎がんばらんば国体コーナー」のキャスター
野村正育が司会進行を行なっていた『熱烈発信!福岡NOW』の九州沖縄ニュース内でリポートした。
  • イブニング長崎 - 「西本智実 オラショを語る」のリポート(2014年10月23日)、「カクレキリシタン」のリポート(2014年11月6日)
※「西本智実 オラショを語る」のリポートは、その後九州沖縄ニュースでも放送された。
※「カクレキリシタン」のリポートは、その後『おはよう日本』の5時ニュースおよび『BS列島ニュース』でも全国放送された。
  • 長崎がんばらんば大会(2014年11月1日) - 「第14回全国障害者スポーツ大会開会式」の実況(全国放送)
  • 着信御礼!ケータイ大喜利(2014年12月7日)
※自己紹介として鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)でハンガリー舞曲第5番を演奏しレギュラー陣から好評だったため、レジェンド誕生の際に『NHKのど自慢』の合格の鐘を演奏、出演者全員から絶賛された。
  • プライムS(2015年1月9日) - 「被爆70年 巻頭言〜わたしたちにできること〜」のMC(初MC)[25]
※NHK広島局と長崎局の合同制作番組で、プライムタイム19時30分から75分生放送を広島局小松宏司と共に司会進行を行った。新人としては異例の抜擢。
※再放送として7月12日に全国放送された。
  • 「いのちのうた」(2015年8月4日) - 長崎中継司会(全国放送)
※「広島」をキーステーションに「長崎」「東京」 の3箇所を生中継で結ぶ音楽番組で、広島は井上あさひ、東京は高山哲哉が司会を担当した。
  • 平成27年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典(2015年8月9日) - 長崎中継リポート(全国放送)
  • 「被爆者“最後”の節目 長崎原爆70年」(2015年8月9日) - 司会進行(九州管内中継)
  • ロクいち!福岡(2015年8月31日 - 9月4日、9月7日 - 11日) - 司会進行(福岡・筑後地域放送、一部九州・沖縄地域放送)
近江友里恵の夏休みに伴う代理キャスターとして井上二郎と共に司会進行を行った。
※番組コーナーで作曲家大島ミチルの「原爆をテーマにした交響曲」をリポートした(2015年9月2日)。その後NHKラジオ第1の『NHKマイあさラジオ』でも全国放送された(2015年10月11日)。
上條倫子の夏休みに伴う代理キャスターとして近田雄一と共に司会進行を行った。
※番組内でNHK交響楽団の首席指揮者に就任したパーヴォ・ヤルヴィへのインタビューが放送された。
  • うまいッ!(2016年1月17日) - 「ぷりぷりで甘い 養殖とらふぐ〜長崎県〜」のリポーター
  • ごきげん歌に乾杯!(2016年1月27日) - 司会進行(NHKラジオ第1 全国放送)
  • 長崎人(じげもん)(2016年2月19日) - 「”被爆遺構”は語り続ける」のナレーション

福岡放送局時代(2016年度 - 2017年度)[編集]

※平日11時30分 - 11時35分の九州・沖縄地域ニュース枠
※平日12時15分 - 12時20分の福岡地域ニュース枠
※平日15時7分 - 15時12分の九州・沖縄地域ニュース枠
  • ニュース845福岡
  • ダイスキ!福岡(2016年5月8日) - 福岡ダイスキ☆ランキング「4月号」(福岡地域放送)
保里小百合とともに福岡フレッシャーズとして紹介された。
  • ラジオ深夜便(2016年9月14日) - 明日へのことば「〜原爆の子・禎子さんの兄 佐々木雅弘さん〜」のインタビュアー
  • 東京2020 12時間スペシャル「→2020」(2016年10月10日) - 福岡担当リポーター
  • 旅ラジ(2016年12月21日) - 90(きゅうまる)アナウンサー
※国宝の「金印」をユネスコ「世界の記憶」に登録しようという動きについて、福岡県志賀島の方に思いを聞いた。
  • ロクいち×ブリッジ上海(2017年3月21日 - 24日)
ロクいち!福岡から差し替えて特別編として上海から生中継で経済や文化など日中交流の今を福岡局と北九州局がタッグを組んだ番組で、上海の公園でのダンスや町並みをリポートした。
小郷知子の夏休みに伴う代理キャスターとして二宮直輝と共に司会進行を行った。
※12月18日(月)福岡県朝倉市 三連水車の里あさくらより九州北部豪雨からの復興を伝える。
  • 九州の祭り〜ユネスコ無形文化遺産登録〜(2017年12月29日) - ナレーション

東京アナウンス室(2018年度 - )[編集]

  • ブラタモリ (アシスタント:2018年4月21日 - 2020年3月14日)
  • NHKニュースおはよう日本(キャスター:5:00 - 6:00)(2018年4月9日 - 2020年3月27日)保里小百合と隔週交代 [26]
  • Nスペ5min.『人類誕生 第1集 こうしてヒトが生まれた』(ナレーション:2018年4月21日) 
  • 新4K8K衛星放送 開始セレモニー中継(進行役:2018年12月1日)
  • クラシック・ハイライト2018(司会:2018年12月31日)
  • ゆく年くる年 リポーター(2019年1月1日:羽田空港より中継)
  • クラシック音楽館 N響ほっとコンサート(司会:2019年10月13日)
  • ゆく年くる年 リポーター(2020年1月1日:亀戸香取神社より中継)
  • 新型コロナウイルス 「いま あなたの不安は何ですか?」(2020年3月16日)
  • 首都圏ニュース845(2020年4月7日・16日〈関東ローカル〉、上原光紀の代理キャスター[27]
  • NHKニュース7(2020年4月16日・5月14日[28]
  • 今日は一日ショパン三昧(MC:2020年9月22日、FM
  • ことば力アップ ことばエッセー 放送の現場から 「“伝える”原点はすべての出会い」(講師:2020年9月23日、ラジオ第2
  • 8Kなび(ここに、公共放送)「8Kで見つめる 地域の誇り」[29](ナレーション:2020年10月4日)
  • 新感覚!目線のぞきみバラエティー 目神サマは知っている(秘書:2020年10月7日)
  • ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2021 (司会:Eテレ、2021年1月1日)
  • 大河ドラマ青天を衝け」大河紀行(ナレーション:2021年2月14日 - 12月26日)
  • 聖火リレーデイリーハイライト (ナレーション:2021年3月25日 - 7月22日)
  • 聖火リレーまもなくゴールへ(司会:2021年7月23日)
  • NHKニュース7(代理サブキャスター:2021年8月12日 - 14日、21日・22日・28日・29日)
  • 首都圏ニュース845(代理キャスター:2021年8月12日・13日)
  • 倫敦の山本五十六(ナレーション:2021年12月30日)
  • N響”第9“演奏会2021年(ご案内:2021年12月31日)
  • 今日は一日 “みんなのうた60”三昧(MC:2022年1月10日、FM)
  • ショパン国際ピアノコンクール 世界最高峰のステージから(MC:2022年1月23日)
  • AIでせまる!『みんなのうた60 とっておき思い出スペシャル』(MC:2022年1月24日 Eテレ)
  • 鎌倉DAYS『鎌倉LOVEの13人』(MC:2022年1月29日)
  • 地球のミライコンサート(MC:2022年1月30日 BSプレミアム)
  • 星野源のおんがくこうろん(MC:2022年2月11日・18日・25日、3月11日、12月3日・10日・17日・24日 Eテレ)[30][31]
  • 首都圏ネットワーク(キャスター:2020年3月30日 - 2022年4月1日)
  • オシばん#NHK[32](キャスター:2020年3月30日 - 2022年4月1日)
  • みんなのうた60 (司会:Eテレ、2021年2月27日 - 2022年3月5日)(不定期)
  • NHKニュース7(祝日を除く平日サブキャスター:2022年4月4日 - 2023年3月31日)
  • 参議院議員通常選挙開票速報(メインキャスター)(NHKラジオ第1放送NHK-FM放送)(2022年7月10日 - 11日)
  • ニュースウオッチ9(メインキャスター[33]:2023年4月3日 - 2024年3月29日)

脚注[編集]

  1. ^ NHK おはよう日本 公式Twitter【ある日の会話・・・】
  2. ^ NHK 首都圏ネットワーク 2022年3月16日放送分
  3. ^ 林田理沙『ブーニン・シンドロームについての一考察 : 日本におけるショパン受容およびクラシック音楽文化受容の観点から』(修士論文・音楽研究科音楽学専攻)東京芸術大学、2014年http://opac.lib.geidai.ac.jp/opc/en/recordID/catalog.bib/XB00039269 
  4. ^ a b c NHK長崎局アナウンサー日記:林田理沙 NHK長崎放送局 2014年6月13日(Internet archives)
  5. ^ a b c d “NHK林田アナ、タモリから珍アドバイス「仕事をするな」”. サンケイスポーツ. 産業経済新聞社. (2018年2月22日). https://www.sanspo.com/article/20180221-V46GM5QNM5O57HRLU2P3SHFWUY/ 2018年2月22日閲覧。 
  6. ^ 長崎大学 西本智実オフィシャルブログ 智実の小部屋 2014年10月16日
  7. ^ “〈結婚報道〉東京藝大卒 NHK林田理沙アナが大事にする“タモリの教え””. 文春オンライン. (2022年5月3日). https://bunshun.jp/articles/-/54021 2023年12月10日閲覧。 
  8. ^ NHK長崎局アナウンサー日記:林田理沙 NHK長崎放送局 2016年2月16日付
  9. ^ a b 「ブラタモリ」起用の近江アナの後任で林田理沙アナが「ロクいち!福岡」に出演 Internet TV-Guide 2016年2月26日
  10. ^ 平成30年度おもな番組のキャスター資料!』(PDF)(プレスリリース)日本放送協会、2018年2月21日https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/soukyoku/2018/02/003_2.pdf2018年2月21日閲覧 
  11. ^ “林田理沙、「ブラタモリ」は京都編で4・21スタート”. サンケイスポーツ. (2018年3月23日). https://www.sanspo.com/article/20180323-WUGJHBMIVRM3HNYPLHX3KJKY5Q/ 2018年3月24日閲覧。 
  12. ^ おはよう日本出演者ブログ:どうぞよろしくお願いいたします!
  13. ^ なお、中山は林田と入れ替わる形で『 - おはよう日本』の平日版5時台・6時台のキャスターに就いた。
  14. ^ NHKおはよう日本「まちかど情報室」スペシャル2019年3月21日放送分にて本人談。衣装を着た子供時代の写真が放送された。
  15. ^ 今日は一日“ショパン”三昧 2020年9月22日
  16. ^ アナウンサー仕事の流儀 2019年5月7日
  17. ^ 2009楽理演奏会
  18. ^ Tokyo University of the Arts. University Library's OPAC
  19. ^ 野村萬斎@狂言ござる乃座8/10・12 2020年6月5日
  20. ^ auヘッドライン「ニュース早わかり」学生キャスター紹介 Archived 2014年7月14日, at the Wayback Machine.
  21. ^ 「ロクいち!福岡」林田アナウンサー、井上アナウンサーにインタビューすル〜! 広報誌ふく!なび 2016年4月号
  22. ^ ブログロクいち!福岡 NHK福岡放送局2017年03月10日
  23. ^ NHK林田アナ、好きなタイプの男性芸能人は「岡田将生さんです」”. サンスポ. 産経新聞社 (2021年3月7日). 2021年3月16日閲覧。
  24. ^ NHK林田理沙アナ『サタデーウオッチ9』キャスター就任』(プレスリリース)ORICON NEWS、2024年2月14日https://www.oricon.co.jp/news/2314449/full/2024年2月14日閲覧 
  25. ^ もってこい長崎1月号
  26. ^ 6:55 - 7:00の関東ローカル枠も担当
  27. ^ 同じく上原が担当している『NHKニュース7』が、両日とも改正・新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく新型コロナウイルス緊急事態宣言関連ニュースのため20時45分まで延長された事による代理出演。
  28. ^ 新型コロナウイルス緊急事態宣言を巡る各地の状況を報じた部分の中で、首都圏向けローカルニュース用のスタジオより関東・甲信越地方の状況を伝えた。
  29. ^ 「8Kタイムラプス紀行」の紹介
  30. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2022年2月12日). “NHK林田アナ、星野源に「初回にしていきなりマニアックな人選な気も…」”. サンスポ. 2022年3月1日閲覧。
  31. ^ 日本放送協会『星野源のおんがくこうろんhttps://www.nhk.jp/p/ongakukouron/ts/M7W7W1446Z/2022年3月1日閲覧 
  32. ^ #は「ハッシュタグ」と読む。主にNHKの取り組みを紹介するミニ広報番組
  33. ^ NHK林田理沙アナ「ニュース7」から「ニュースウオッチ9」へ 山内泉アナは「ニュース7」』(プレスリリース)スポニチアネックス、2023年2月8日https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202302080001110.html2023年2月13日閲覧 

外部リンク[編集]

先代
近江友里恵
ロクいち!福岡
2代目女性キャスター
林田理沙
2016年2月 - 2018年3月
次代
松﨑洋子
先代
近江友里恵
ブラタモリ
5代目アシスタント
林田理沙
2018年4月 - 2020年3月
次代
浅野里香
先代
山内泉
ニュースウオッチ9
8代目女性メインキャスター
林田理沙
2023年4月3日 - (現在)
次代