東武バスウエスト岩槻営業所

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東武バスウエスト岩槻営業所(とうぶバスウエストいわつきえいぎょうしょ)とは、埼玉県さいたま市岩槻区にある東武バスウエストの営業所で、大宮営業事務所の傘下である。

大宮駅北浦和駅をターミナルとし、さいたま市のうち見沼区東武野田線(東武アーバンパークライン)以南及びJR東北本線宇都宮線)以東、岩槻区浦和区大宮区緑区並びにJR武蔵野線以北のエリアを運行する系統を所管している。

所在地

最寄りバス停名は、国際興業バス「真福寺」(東武バスの路線は付近にない)。

沿革

  • 2002年4月 - 東武バスウエスト株式会社発足に伴う組織変更により、大宮営業所岩槻出張所が岩槻営業所となる。
  • 2008年8月9日 - 同営業所所管路線にPASMOを導入。

輸送人数

所管路線

一般路線バス

大宮駅東口 - 宮下、岩槻駅方面

大宮駅東口から、埼玉県道214号新方須賀さいたま線埼玉県道35号川口上尾線を経て、堀の内交差点から埼玉県道2号さいたま春日部線に入り、東武野田線(東武アーバンパークライン)と平行しながら岩槻駅まで運行する路線である。かつては大宮駅から越谷駅までを結ぶ長距離路線であったが、徐々に短縮され、現在の岩槻駅までの路線に落ち着く。
この路線に加え、途中の「宮ヶ谷塔」停留所の先の宮ヶ塔(西)交差点を右折して北浦和駅方向に進路を変え、埼玉県道65号さいたま幸手線を「宮下」まで運行する路線が2000年4月に新設され、日中はダイヤの大半を占める。

1975年頃までは、岩槻駅方面から来たバスは、堀の内交差点で左折せずそのまま県道2号線を直進し、氷川参道(このうち、現在「平成ひろば」として整備された区間)を通って大宮駅東口へ向かっていた。その後ルートが変わり、「氷川神社」交差点先の一方通行の道路(1972年1月19日まで国道16号として使用した。現・一の宮通り)に入り、「銀座ワシントン靴店前」停留所(旧称は「ときわ通り」。銀座ワシントン靴店は、現在ジャンブルストア大宮東口店になっている)前の一番街交差点で左折して旧中山道に入り、すぐ大宮駅東口交差点で左折して中央デパート前の「大宮東口駅前通り」で終着。ここで岩槻駅行きとして始発し、東町交差点を経て堀の内交差点へと向かうというラケット型のルート(堀の内から先、氷川神社、銀座ワシントン靴店前、大宮東口駅前通り、氷川参道、東町一丁目、東町二丁目を経て、再び堀の内に戻るまでは片方向のみの運行だったため、本系統の停留所は片側にのみ設置)だったが、市道に降格した一方通行の狭い道路を通っており、使用する車両が大型化すると、この通りの商店街から「危険だ」という苦情の声が頻繁に上がっていたほか、渋滞の激しい旧中山道を通るために定時運行が困難になり、ほとんどの乗客が降車専用の「銀座ワシントン靴店前」から徒歩で大宮駅へ向かう事を余儀なくされており、終着の「大宮東口駅前通り」まで乗る乗客は稀にいる程度だった。
これらの理由から、この道路のコミュニティ道路化を期に、1990年9月に現在の上下線同一ルートに変更すると同時に「大宮駅東口」発着とし、「大宮東口駅前通り」は途中停留所となった。(宮下・岩槻駅方面のみ。大宮駅東口方面は「(大宮)市役所入口」→「さいたま市大宮庁舎入口」→「大宮区役所入口」停留所が「大宮東口駅前通り」の対応停留所として停車している)
大宮駅東口発着になった当初は2番のりばから発着していたが、その後運行本数等を勘案し、現在の8番のりば発着に変更された。

また、1980年頃までは同系統の枝番として「堀崎火の見下」行きの路線が存在した。
大宮駅方面から「大和田前原」停留所まで大50系統と同一ルートで運行し、停留所先の大和田駅入口交差点を左折。埼玉県道398号大和田停車場線を北上して、東武野田線(東武アーバンパークライン)の大和田駅へ向かい、線路を越えた駅前の十字路で右折して「堀崎町」(現在の見沼区役所、大宮武道館、大宮東図書館近辺)を経て、「堀崎火の見下」(堀崎町団地近辺)で終着する。
なお現在このルートの一部を、国際興業バス東大03系統 :東大宮駅⇔大和田駅)、及びさいたま市コミュニティバス(見沼区役所線)が運行している。

北浦和駅 - 山崎 - 東新井団地、宮下、岩槻駅方面

  • 岩01:北浦和駅 - 浦高前 - 皇山道 - 山崎 - 御蔵騎西屋前 - 向大谷 - 宮下 - 加倉 - 岩槻駅
  • 岩02:北浦和駅 - 浦高前 - 皇山道 - 山崎 - 御蔵騎西屋前 - 向大谷 - 宮下
  • 岩02:北浦和駅→浦高前→皇山道→山崎→東新井団地→御蔵騎西屋前→向大谷→宮下
    (北浦和駅21:00以降発に運転。深夜バスも運行・平日5本、土曜1本)
  • 岩03:北浦和駅 - 浦高前 - 皇山道 - 山崎 - 東新井団地
  • 岩04:浦和駅 - 常盤二丁目 - 北浦和駅 - 浦高前 - 皇山道 - 山崎 - 御蔵騎西屋前 - 向大谷 - 宮下
  • 岩05:浦和駅 - 常盤二丁目 - 北浦和駅 - 浦高前 - 皇山道 - 山崎 - 東新井団地(土曜日曜祝日のみ)

埼玉県道65号さいたま幸手線を東新井団地、及び宮下まで運行する当営業所の主要路線である。停留所は北浦和駅東口ロータリーから、埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線(旧中山道)のスクランブル交差点を越えた所にある北浦和ターミナルビル敷地内の交通広場である「北浦和バスターミナル」に所在している(国際興業バスと異なり、駅東口ロータリーには入らない)。停留所名は北浦和駅であるものの、方向幕表記は「北浦和」である。現在のバスターミナルは「北浦和一丁目地区第一種市街地再開発事業」による北浦和ターミナルビルの竣工に伴い、2002年に整備されたもので、それ以前はほぼ同じ位置で平面の折返場が乗り場、降車場は対岸のアーケード寄りに設置されていた。

本数は少ないものの、「宮下」の先を道なりに進み、宮ヶ塔(西)交差点を右折し埼玉県道2号さいたま春日部線に入り、大50系統と区間重複して岩槻駅まで運行する岩01系統や、浦和駅(西口)発着で埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線を通り、北浦和を経由して宮下(岩04)、東新井団地(岩05)まで運行する系統がある。(北浦和以南は浦31浦44系統と区間重複)

北浦和駅を21:00以降に発車する岩02系統の大半は、途中東新井団地をラケット状に経由する。平日は最終含め5本、土曜は最終が深夜バスとして運行される。

この路線は従来、すべての系統で岩02を使用していたが、2008年10月11日のダイヤ改正において系統番号を分離した。

さいたま新都心駅東口 - 山崎 - 東新井団地線

さいたま新都心駅東口 - (首都高) - 東新井団地線

大宮駅東口 - 吉敷一丁目 - さいたま新都心駅東口 - 山崎 - 東新井団地線

  • 大都24:大宮駅東口 - 吉敷一丁目 - さいたま新都心東口 - 北袋住宅 - 西高前 - 山崎 - 東新井団地
    • 天沼営業所との共管路線。2009年10月11日のダイヤ改正にて新設された路線。土曜及び休日・祝日のみ5便運行。

深夜急行バス・高速バス

担当は無し

このバスは春日部駅到着後、折り返し深夜急行バスミッドナイトアロー岩槻(平日のみ1本)として、往路と同じ経路を使って岩槻駅まで運行される。

自治体のコミュニティバス

車両

岩槻営業所 所属車両9843号車(宮下)

参考文献

  1. ^ 東武交通広告のご案内

関連項目

外部リンク