東山紘久

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東山 紘久(ひがしやま ひろひさ、1942年 - 2021年3月23日[1])は、日本臨床心理学者臨床心理士。専門は臨床心理学。学位は、教育学博士京都大学論文博士・1973年)。京都大学名誉教授佛教大学名誉教授。大阪府生まれ。2020年瑞宝中綬章受章。妻は東山弘子(1942-)。

経歴[編集]

学会[編集]

著書[編集]

  • 『母親と教師がなおす登校拒否 母親ノート法のすすめ』創元社, 1984.7
  • 『カウンセラーへの道 訓練の実際』創元社, 1986.8
  • 『遊戯療法の世界 子どもの内的世界を読む』創元社, 1991.3
  • 『教育カウンセリングの実際』培風館, 1992.7
  • 『愛・孤独・出会い エンカウンター・グループと集団技法』福村出版, 1992.9
  • 『夢分析初歩』ミネルヴァ書房, 1993.3
  • 『女坂 夢分析の世界』(シリーズ/カウンセリングの記録)ミネルヴァ書房, 1994.12
  • 『箱庭療法の世界』誠信書房, 1994.9
  • 『プロカウンセラーの聞く技術』創元社, 2000.9
  • 『心理療法と臨床心理行為』創元社, 2002.1
  • 『悩みのコントロール術』(岩波アクティブ新書)2002.12
  • 『プロカウンセラーの夢分析 心の声を聞く技術』創元社, 2002.4
  • 『スクールカウンセリング』創元社, 2002.8
  • 『プロカウンセラーのコミュニケーション術』創元社, 2005.3
  • 『教育分析の実際 家族関係を問い直す男性の事例』創元社, 2007.9
  • 『夢分析の世界 四つの症状をもつ女性の事例』創元社, 2007.9

共編著・監修[編集]

  • 『「夢」を知るための109冊』西田吉男杉野要人共編. 創元社, 1992.12
  • 『子育て 母親ノート法のすすめ』東山弘子共著. 創元社, 1992.2
  • 『カウンセリング初歩』氏原寛共著. ミネルヴァ書房, 1992.3
  • 『システマティックアプローチによる学校カウンセリングの実際』藪添隆一共著. 創元社, 1992.7
  • 『21世紀の障害児教育とこころ』綾部捷共編著. ミネルヴァ書房, 1993.6
  • 『幼児保育とカウンセリングマインド』氏原寛共編著. ミネルヴァ書房, 1995.4
  • 『家族と福祉領域の心理臨床』(心理臨床の実際 第1巻)河合隼雄共責任編集. 金子書房, 1998.12
  • 『カウンセリング辞典』氏原寛・小川捷之近藤邦夫鑪幹八郎村山正治山中康裕共編集. ミネルヴァ書房, 1999
  • 『エッセンシャル臨床心理学 30章で学ぶこころの謎』氏原寛共著. ミネルヴァ書房, 2000.10
  • 『臨床心理学大系 第20巻 子どもの心理臨床』安香宏村瀬孝雄共編 金子書房, 2000.6
  • 『子どものこころ百科』編. 創元社, 2002.12
  • 『体験から学ぶ心理療法の本質 臨床における理論・技・芸術』監修, 梶谷健二西井克泰藤田裕司川原稔久編. 創元社, 2002.2
  • 『来談者中心療法(心理療法プリマーズ 心理療法を学ぶ・心理療法がわかる・心理療法入門)編著. ミネルヴァ書房, 2003.9
  • 『臨床心理面接学 その歴史と哲学』編(臨床心理学全書)誠信書房, 2005.3
  • 『遊戯療法と子どもの今』(京大心理臨床シリーズ)伊藤良子共編. 創元社, 2005.3
  • 『カウンセラーのための基本104冊』氏原寛・下山晴彦・山中康裕共編. 創元社, 2005.6
  • 『心理療法ハンドブック』乾吉佑, 氏原寛・亀口憲治成田善弘・山中康裕共編. 創元社, 2005.9
  • 『「夢」を知るための116冊』杉野要人・西田吉男共編. 創元社, 2006.4
  • 『プロカウンセラーが読み解く女と男の心模様』東山弘子共著. 創元社, 2006.8
  • 『カウンセリングと宗教 魂の居場所を求めて』加藤廣隆共著. 創元社, 2007.7
  • 『心理臨床の枠組(帝塚山学院大学大学院〈公開カウンセリング講座〉)樋口和彦丸田俊彦・氏原寛・大塚義孝共著. 創元社, 2012.9
  • 『マンガで読み解くプロカウンセラーの聞く技術』原作、早川恵子 漫画. 創元社, 2017.9

翻訳[編集]

  • クラーク・E.ムスターカス『愛と孤独』片岡康共訳. 創元社, 1984.12
  • ブレイトマン, ハッチ『断る!技術』三笠書房, 2003.10

脚注[編集]

  1. ^ “東山紘久さん死去”. 朝日新聞社. (2021年3月26日). https://www.asahi.com/articles/DA3S14847456.html 2021年3月26日閲覧。 
  2. ^ 『官報』号外第230号、令和2年11月4日
  3. ^ 令和2年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 17 (2020年11月). 2023年2月20日閲覧。
  4. ^ 『官報』第485号、令和3年5月6日