東京都立神経病院

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東京都立神経病院
病院外観
情報
英語名称 Tokyo Metropolitan Neurological Hospital
標榜診療科 神経内科、小児科、脳神経外科、眼科、耳鼻科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、歯科
許可病床数 304床
一般病床:304床
職員数 365人(平成19年度定数)
機能評価 一般病院2(200~499床)(主たる機能): 3rdG:Ver.1.1
開設者 東京都
管理者 磯崎 英治(院長)
地方公営企業法 一部適用
開設年月日 1980年7月1日
所在地
183-0042
東京都府中市武蔵台二丁目6番地の1
位置 北緯35度41分26秒 東経139度27分40秒 / 北緯35.69056度 東経139.46111度 / 35.69056; 139.46111
二次医療圏 北多摩南部
PJ 医療機関
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東京都立神経病院(とうきょうとりつしんけいびょういん)は、東京都府中市にある医療機関。東京都(病院経営本部)が運営する病院である。脳神経系疾患の入院専門病院であり、外来は隣接する東京都立多摩総合医療センターを受診することになる。

名前から、精神疾患の病院と混同されることがある[1]が、扱うのは神経学分野の神経難病である。

沿革

1980年7月1日、当時の東京都立府中病院の敷地の一部を使用して開設される。建物は10階建てであり、5階に集中治療室、6階から10階に病室、5階以下に各診療部門等が配置されている。周辺には東京都立多摩総合医療センター、東京都立小児総合医療センター、東京都立府中療育センター、神経科学総合研究所、東京都立府中看護専門学校があり、「府中キャンパス」と呼称される。最初は府中病院の神経内科病棟を移転させて64床を開設し、1985年7月までに296床を開設している。

1998年3月9日には日本医療機能評価機構の病院機能評価(一般病院種別B)を受け、以後認定を更新している[2]。また2002年2月に東京都神経難病医療拠点病院の認定を受けている。

診療科目

(院内標榜)

医療機関の指定等

  • 保険医療機関
  • 労災保険指定医療機関
  • 指定自立支援医療機関(更生医療・育成医療・精神通院医療)
  • 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
  • 原子爆弾被害者医療指定医療機関
  • 臨床修練指定病院
  • 日本内科学会教育特殊施設
  • 日本神経学会専門医制度における教育施設
  • 日本脳神経外科学会専門医訓練施設
  • 日本脊髄外科学会認定訓練施設
  • 日本てんかん外科学会研修施設
  • 日本リハビリテーション医学会研修施設
  • 日本プライマリ・ケア学会認定医研修施設
  • 麻酔科認定病院
  • 小児神経学会小児神経科専門医制度研修施設
  • 日本精神神経学会精神科専門医研修施設

交通アクセス

午前7時以前及び午後8時以降は多摩総合医療センターに向けたバスが無いため、手前の武蔵台養護学校前バス停で下車する。

脚注

  1. ^ 『神経病院年報 平成20年度版』のまえがき(当時の院長・林秀明)による
  2. ^ 病院評価結果の情報提供”. 公益財団法人日本医療機能評価機構. 2020年7月9日閲覧。

参考文献

  • 『神経病院年報 平成20年度版』東京都立神経病院、2008年

外部リンク