未来人カオス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。KoZ (会話 | 投稿記録) による 2016年3月10日 (木) 01:31個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

未来人カオス
ジャンル SF漫画
漫画
作者 手塚治虫
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
発表号 1978年4月16日号 - 1979年1月1日号
巻数 全3巻/全2巻
テンプレート - ノート
プロジェクト プロジェクト:漫画
ポータル Portal:漫画

未来人カオス』(みらいじんカオス)は、手塚治虫による日本SF漫画作品。講談社の『週刊少年マガジン』1978年4月16日号から1979年1月1日号まで連載された。

概要

三つ目がとおる』の連載終了後に『週刊少年マガジン』に連載された作品。最終話には「第一部 完」の文字が見られるが、第二部以降の構想については明らかにされていない。

手塚は本作について講談社漫画文庫2巻の「あとがきにかえて」で「友情とは何か」に対する自分なりの答えと述べている。

あらすじ

幼いころからの親友だった須波光二大郷錠は、ともに銀河総合アカデミーの試験を控える学生。一見、とても仲のよい二人だが、大郷はひそかに須波の頭脳に嫉妬していた。そんなところに、大郷をそそのかす謎の男が現れ、「須波を殺せ。殺せばアカデミーに合格させてやる」という男の言葉にそそのかされ、ついに須波を殺してしまう。ところが、須波は謎の少女に助けられ、姿を変えて生き返っていた…。

単行本

  • 手塚治虫漫画全集『未来人カオス』(講談社)全3巻
  • グランドコレクション『未来人カオス』(講談社)全2巻
  • 講談社漫画文庫『未来人カオス』(講談社)全2巻
  • 手塚治虫文庫全集『未来人カオス』(講談社)全2巻

外部リンク