木本藩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Prism11 VYB05736 (会話 | 投稿記録) による 2015年11月25日 (水) 02:10個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

木本藩(このもとはん)は、越前国(現在の福井県大野市木本)に存在した[1]

藩史

元和9年(1623年)に越前福井藩主・松平忠直結城秀康の子)が改易された翌年、その弟である松平忠昌が福井藩主となる。このとき、忠直の弟たちに所領がそれぞれ分与されて勝山藩大野藩丸岡藩がそれぞれ成立したが、木本藩は忠直の弟・松平直良が2万5千石を分与されて成立した藩である。しかし寛永12年(1635年)に忠良が勝山藩3万5千石に加増移封となったため、木本藩は廃藩となった。

歴代藩主

松平(越前)家

2万5,000石(親藩

  1. 松平直良

脚注

  1. ^ 二木謙一監修・工藤寛正編「国別 藩と城下町の事典」東京堂出版、2004年9月20日発行(252ページ)