日本冒険作家クラブ

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日本冒険作家クラブ(にほんぼうけんさっかクラブ)は、日本にかつて存在した冒険小説作家の親睦団体。

概要

1981年の冒険小説ファンの団体日本冒険小説協会の発足を受けて、1983年5月、「作家の団体を」という森詠の提唱により、13人の発起人(田中光二伴野朗谷恒生北方謙三西木正明船戸与一南里征典川又千秋大沢在昌内藤陳関口苑生、森詠、井家上隆幸)を中心に創設。事務局長は井家上隆幸、会計役は大沢在昌だった。

その後はあまり顕著な活動がなかったが、1987年に再度、新生「日本冒険作家クラブ」として賛助会員を徳間書店として、書き下ろしアンソロジー『敵!』を発行。会報「冒険主義」を刊行開始。

1994年、大藪春彦に「功労賞」を授賞。

また、2001年から、会員が選考して編集者に授賞する「日本赤ペン大賞」を主催していた。

その後も、親睦団体として活動を継続したが、2010年に「役目を終えた」として解散された。

主な会員

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や-わ行

日本赤ペン大賞(主な受賞者)

「日本冒険作家クラブ編」のアンソロジー

参考文献

  • 日本冒険作家クラブ 編「実録 日本冒険作家クラブ」『敵!』徳間書店〈徳間文庫〉、1987年11月。ISBN 4195683920