新賓満族自治県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。X-enon147 (会話 | 投稿記録) による 2016年3月14日 (月) 08:37個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

中華人民共和国 遼寧省 新賓満族自治県
永陵・四祖碑亭
永陵・四祖碑亭
永陵・四祖碑亭
簡体字 新宾
繁体字 新賓
拼音 Xīnbīn
カタカナ転写 シンビン
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
遼寧
地級市 撫順市
行政級別 自治県
建置 1763年
改称 1985年
面積
総面積 4,287 km²
人口
総人口(2004) 31 万人
経済
電話番号 0413
郵便番号 113200
行政区画代碼 210422
公式ウェブサイト http://www.xinbin.gov.cn/

新賓満族自治県(しんひん-まんぞく-じちけん、満洲語: ᠰᡳᠨᠪᡳᠨ
ᠮᠠᠨᠵᡠ
ᠪᡝᠶᡝ
ᡩᠠᠰᠠᠩᡤᠠ
ᠰᡳᠶᠠᠨ
、転写:Sinbin manju beye dasangga siyan)は中華人民共和国遼寧省撫順市に位置する自治県満州族が多く居住するが、永陵鎮などには朝鮮族も多く居住する。

歴史

1763年乾隆28年)、清朝により設置された興京庁を前身とする。1908年宣統元年)に興京府に昇格した。1914年民国2年)、興京県と改称、1929年(民国18年)には新賓県と改称されている。満州国が成立すると1933年大同2年)に興京県とされた。1945年8月、満州国が崩壊すると県名は新賓県に戻され、1985年には新賓満族自治県に改編されている。

県内の永陵鎮老城村は清朝を築いたヌルハチの出生地であり、赫図阿拉(ヘトゥアラ、ホトアラ、1643年天聡8年)に興京と改称)が設置されている。またヌルハチの尊属を被葬者とする永陵が存在する。

行政区画

9、6を管轄する。

  • 鎮:新賓鎮、旺清門鎮、永陵鎮、平頂山鎮、大四平鎮、葦子峪鎮、木奇鎮、上夾河鎮、南雑木鎮
  • 郷:下夾河郷、北四平郷、紅昇郷、紅廟子郷、楡樹郷、響水河子郷

観光地

中国地名の変遷
建置 1763年
使用状況 新賓満族自治県
興京庁(1763年)
興京府(1909年)
中華民国興京県
新賓県(1929年)
満洲国興京県(1933年)
現代新賓県
新賓満族自治県(17985年)