日本製鉄九州大分硬式野球部

新日鐵住金大分硬式野球部（しんにってつすみきんおおいたこうしきやきゅうぶ）は、大分県大分市に本拠地を置き、日本野球連盟に加盟する社会人野球のクラブチームである。

概要

チームの前身は1972年に創部した新日本製鐵大分硬式野球部。都市対抗野球大会に5回、日本選手権に2回出場歴を有する大分県でも突出した実力を有するチームであったが、新日本製鐵本社のスポーツ支援方針の見直しから、1997年に「新日本製鐵」の看板を外し、日本野球連盟への登録も企業登録からクラブ登録に変更し、チーム名を「大分ハーキュリーズ」に変更した（「ハーキュリーズ（Hercules）」はヘラクレスの英訳）。
チームは新日鐵大分時代の球場を利用する等の便宜を受けていたが、新日鐵からの支援が受けられなくなり、2003年のシーズンをもってチームも解散。日本野球連盟へも解散届が提出された。

その後、新日鐵からの支援を受けなくてもチームを残したいとする有志の動きが活発化し、2004年 3月に新日鐵とは無関係ながらチーム名に「新日鐵」の名前を冠したチーム「新日鐵大分硬式野球同好会」が誕生し、日本野球連盟にクラブ登録された。その後チーム名を「新日鐵大分ベースボールクラブ」に変更して活動。2012年10月には新日鐵と住友金属の合併が行われたことからチーム名を「新日鐵住金大分クラブ」へ、2014年6月にはクラブ登録のまま「新日鐵住金大分硬式野球部」へと変更した^[1]^[2]。

当チームはクラブチームではあるが、2012年から全日本クラブ野球選手権大会への出場権を放棄、社会人野球日本選手権大会の予選へ出場している。

設立・沿革

1997年　「新日本製鐵大分硬式野球部」から「大分ハーキュリーズ」に衣替え
2003年　大分ハーキュリーズ廃部
2004年　「新日鐵大分硬式野球同好会」設立、日本野球連盟に登録
2006年　クラブ選手権初出場（4強）
2008年　「新日鐵大分硬式野球同好会」から「新日鐵大分ベースボールクラブ」に改称
2011年　クラブ選手権準優勝
2012年　「新日鐵住金大分クラブ」に改称
2014年　「新日鐵住金大分硬式野球部」に改称

主要大会の出場歴・最高成績

クラブ選手権　出場4回、準優勝1回（2011年）

主な出身プロ野球選手

山下和彦捕手（1984年近鉄バファローズドラフト4位→日本ハムファイターズ）
岩崎久則投手（1990年オリックス・ブルーウェーブドラフト4位→ヤクルトスワローズ）
本田明浩捕手（1991年阪神タイガースドラフト6位）

脚注

^ チーム情報 2014年登録・変更情報日本野球連盟
^ 各種文体活動 | 大分製鉄所 | 製鉄所 | 新日鉄住金新日鐵住金

概要

設立・沿革

主要大会の出場歴・最高成績

主な出身プロ野球選手

脚注

関連項目