新大日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新大日

烏尾山から望む新大日 (2007年11月撮影)
標高 約1,340 m
所在地 神奈川県秦野市清川村
位置 北緯35度27分05秒 東経139度10分36秒 / 北緯35.45139度 東経139.17667度 / 35.45139; 139.17667
山系 丹沢山地
種類 山塊
プロジェクト 山
テンプレートを表示

新大日(しんだいにち)は丹沢表尾根にある標高1,340m強の峰であり、塔ノ岳よりおよそ1300m東に位置する。山名は、かつて木ノ又大日に奉られていた大日如来像が移されたことによる。当山より、南東に表尾根、北東に長尾尾根(長尾根と称するは誤り)が下る。

地理[編集]

新大日は丹沢大山国定公園内にあり、行政区画は神奈川県秦野市と同清川村にまたがる。 近い山から順に、西側には木ノ又大日塔ノ岳、南東には行者岳烏尾山三ノ塔二ノ塔が位置する。

山頂には平塚営林署(現東京神奈川森林管理署)の職員だった諸星辰雄らが1961年(昭和36年)に建設した山小屋の新大日茶屋があった[1]。1976年(昭和51年)に同氏が死去したため親族が小屋の管理人を引き継いだが、2009年(平成21年)頃にその管理人が健康を患ったことで閉鎖され、その後は廃墟のまま放置されていた[1]。最終的に2022年12月から2023年1月にかけて、ボランティア達の手により解体・撤去された[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b 丹沢で崩壊進む山小屋 所有者名乗り事情告白 解体に課題 神奈川新聞(2022年8月10日閲覧)
  2. ^ 表丹沢登山活性化協議会ツイッター公式アカウント 2023年1月28日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]