政治思想

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。240b:251:d480:a00:d5f8:127f:4a44:6f75 (会話) による 2015年3月19日 (木) 05:19個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

政治思想(せいじしそう、: Political thought)とは、政治についての思想、あるいは政治に関連した思想、政治を含む思想と、その許容範囲は広い。

概要

政治哲学と似ているようだが、政治哲学は、政治についての哲学的考察であり、哲学的な方法論哲学史上の議論に基づくのに対して、政治思想は必ずしも哲学的であるとは限らない。このあたりは「哲学」と「思想」の明確な違いにも関連している。

また、哲学者の政治についての考察は、大抵の場合「政治哲学」と呼ばれるが(例、プラトンの政治哲学、カントの政治哲学、ヘーゲルの政治哲学など)、哲学以外の思想家や思想家以外の場合は「政治思想」と呼ばれる場合が多い(例:江戸期国学の政治思想、近世民衆の政治思想など)。また、政治的思考についての方法的考察に対しては「政治哲学」と言い、政治的思考についての個別的内容に対しては「政治思想」と言う場合も多い。

関連項目