戸川京子

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とがわ きょうこ
戸川 京子
生年月日 (1964-08-13) 1964年8月13日
没年月日 (2002-07-18) 2002年7月18日(37歳没)
出生地 日本の旗 日本 東京都新宿区[要出典]
身長 157cm[1]
血液型 A型[1]
職業 女優タレントミュージシャン
活動期間 1969年 - 2002年
配偶者 大山正篤(離婚)
著名な家族 戸川純(姉)
事務所 オフィス斬[1]
公式サイト 公式プロフィール
備考
体重:40kg[要出典]
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戸川 京子(とがわ きょうこ、1964年8月13日 - 2002年7月18日[1])は、日本女優タレントミュージシャン東京都新宿区[要出典]出身。歌手の戸川純は実姉。

人物[編集]

5歳の時から劇団ひまわりに所属し、子役として数々のドラマや映画に出演し[2][1]、明るいキャラクターとトークで知られた。東海大学付属望星高等学校通信制課程普通科卒業。[要出典]

女性ファッション雑誌『CUTiE』では先端的な着こなしでモデルをつとめた。イギリス製2シーターオープンスポーツカーMGBを愛車とし、自動車雑誌にも取り上げられたことがある。[要出典]

テレビのバラエティ番組などでも活躍し、『11PM』のパーソナリティや『もっと過激にパラダイス』(NHK)の司会を務め[1]、『真夜中の王国』(NHK-BS2)などに出演。音楽活動も行いアルバムもリリース。1993年1月にはロックバンドZIGGYのドラマー大山正篤と結婚したが、後に離婚[2]

2002年7月18日午前9時過ぎ、都内の自宅マンションで首を吊って死亡しているところを事務所スタッフによって発見された。37歳没[3][4]。戸川は喘息の持病を抱えており、当時体調を崩していたという[2]が、所属事務所のスタッフは長く付き合ってきた病気で、それが原因とは思えないと語っている。また、同年10月から放送のNHKドラマ愛の詩どっちがどっち!』での収録を終えたばかりで[2]、当日の午前1時にはスタッフと電話で話しており、午前2時には女性とみられる友人との通話の記録が残っていた[2]

1989年2月11日に放送されたTBS系の番組『クイズダービー』(第677回)にもゲスト出演している。この回はTBSチャンネルでは放送されていない。[要出典]

出演[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

その他、多数。[要出典]

CM[編集]

声の出演[編集]

バラエティ番組[編集]

Vシネマ[編集]

  • UFO仮面ヤキソバン 怒りのあげ玉ボンバー(1994年、ヤキソバン製作委員会) - セーラー・モリーン役

音楽作品[編集]

シングル[編集]

発売日 規格 規格品番 タイトル 作詞 作曲 編曲
CBS・ソニー
1984年09月21日 EP 07SH-1558 A 悲しみはリアルすぎて… 近田春夫
B 未成年 篠塚満由美 芹澤廣明 甲斐正人
SIXTY RECORDS/テイチク
1988年9月21日 EP 07R-4 A 19+5 売野雅勇 林哲司
8cmCD 10D-1002 B さかなの出てきた日 戸川京子・小西康陽 中村圭三
1989年1月21日 EP 07R-8 A LISA 売野雅勇 林哲司 樫原伸彦
8cmCD 10D-1006 B 鏡の中の少年 戸川京子 水上聡・林哲司 坂元真生島由香角谷和俊
SIXTY RECORDS/ワーナー・パイオニア
1990年1月10日 8cmCD 09L3-4134 A 男性の好きなスポーツ 小西康陽 林哲司 松浦義和
B グループ 戸川京子・小西康陽 中村圭三・林哲司

非売品[編集]

発売日 規格 規格品番 タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1986年 EP XDSH-93142 A 責任とってよ 泉麻人 伊藤銀次 戸川純バブルガム・ブラザーズ参加。
B 25ans〜ヴァンサンカン〜

アルバム[編集]

# タイトル 発売日 発売元 収録曲 備考
01 B.G.〜NEO WORKING SONG〜 1986年9月21日 CBS・ソニー 全曲作詞泉麻人、作曲・編曲伊藤銀次
ゲストに戸川純バブルガム・ブラザーズ参加。
2006年に戸川純関連再発売の一環として、このアルバムも再発売。
(初CD化、シングル「悲しみはリアルすぎて…/未成年」追加の全8曲)
02 1988年09月21日 SIXTY RECORDS/テイチク 戸川本人が作詞で参加した他、
作詞・作曲小西康陽、作曲・編曲林哲司が参加。
ジャケット、裏ジャケットで使用した写真の振り分けが違う。

・CD(ジャケ写A、裏ジャケ写B)
・レコード(ジャケ写C、裏ジャケ写A)
・カセット(ジャケ写A、裏ジャケ写C)

03 O'Can 1990年01月25日 SIXTY RECORDS/ワーナー・パイオニア 前作同様戸川本人が作詞で参加した他、
作詞小西康陽、作曲・編曲林哲司が参加。
あとに「結婚のすべて」をピチカート・ファイヴ
「嘆き」を夏木マリがそれぞれカヴァー。

参加作品[編集]

# 参加曲 収録作品 発売日 発売元 備考
01 マリモの気持ち 星くず兄弟の伝説/O.S.T. 1985年06月05日 SMレコード 役名のマリモ名義。
戸川出演の映画「星くず兄弟の伝説」のサントラ盤。
2018年に「『星くず兄弟の伝説』/『星くず兄弟の新たな伝説』オリジナル・サウンドトラック」として初CD化。
02 White Christmas MINT SOUND'S CHRISTMAS ALBUM/V.A. 1987年12月01日 MINT SOUND RECORDS ブラボー小松 & 戸川京子名義で参加。

スタンダード曲「ホワイト・クリスマス」をロックアレンジ。

03 ちょっと出ようよ 月面軟着陸ピチカート・ファイヴ 1990年05月21日 CBS・ソニー 高浪慶太郎とのデュエット・ヴォーカル。
04 ちょっと出ようよ REPRISE
05 I Wanna Be Your Man ちやとり図鑑/V.A. 1993年06月01日 MIDI 漫画家の稚野鳥子イメージ・アルバム。
06 Two Of Us
07 キッシング・フィッシュ weekend for ladies/V.A. 1994年06月01日 日本コロムビア 戸川京子 with 高浪敬太郎名義。

高浪敬太郎プロデュース・アルバム。
「キッシング・フィッシュ」は 佐藤奈々子の同名楽曲のカヴァー。

08 I Never Know
09 或るクリスマス a day in winter Winter Garden/V.A. 1994年11月21日 Out of Tune Recoeds Avec(高浪敬太郎とのユニット)名義。
2010年に配信限定でも販売。
10 MURASAKI Girls at Our Best in Winter!/V.A. 1995年11月01日 ポニーキャニオン YOUかの香織などが参加したアルバム。
11 MIZUIRO
12 ふたり サウンド・オブ・タワー/O.S.T. 1996年03月13日 東芝EMI ゲームソフト「ザ・タワー」サントラ盤。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k 戸川 京子”. 株式会社 オフィス斬. 2002年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月14日閲覧。
  2. ^ a b c d e “女優の戸川京子さんが首つり自殺”. nikkansports.com(日刊スポーツ). (2002年7月19日). オリジナルの2002年7月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20020723163107/http://www.nikkansports.com/news/entert/p-et-tp0-020719-02.html 
  3. ^ “女優の戸川京子さんが自殺”. Sankei Web (産経新聞社). (2002年7月18日). オリジナルの2002年7月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20020720152553/http://www.sankei.co.jp/news/020718/0718sha069.htm 
  4. ^ “女優・戸川京子さん自殺-関係者に衝撃”. ZAKZAK. (2002年7月18日). オリジナルの2002年10月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20021003055814/http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2002_07/g2002071816.html 
  5. ^ “「バトルファミリー」に出演 戸川京子”. asahi.com. (2002年1月15日). オリジナルの2002年2月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20020213064618/http://www.asahi.com/culture/tv/K2002011500941.html 
  6. ^ ドラマ愛の詩シリーズ「どっちがどっち!」”. NHK. 2015年4月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月14日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]