成甲書房

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。待宵 (会話 | 投稿記録) による 2016年1月10日 (日) 12:25個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (誤字の修正)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

成甲書房
正式名称 株式会社成甲書房
種類 株式会社
法人番号 4010001020694 ウィキデータを編集
設立日 1979年
代表者 田中亮介
本社郵便番号 101-0051
本社所在地 東京都千代田区神田神保町一丁目42番地
沖坂ビル
資本金 10,000,000円
得意ジャンル 陰謀論
関係する人物 朴甲東(創業者)
外部リンク http://www.seikoshobo.co.jp/
テンプレートを表示

株式会社成甲書房(せいこうしょぼう)は、東京都千代田区神田神保町にあるノンフィクションを専門とする出版社陰謀論超常現象などの異色作から日常生活に関するものまで幅広い作品を発行する。

概要

朴甲東によって1979年日本で設立。

朴甲東は1919年3月11日、朝鮮慶尚南道、ソウルの南約300kmにある丹渓里(ダンゲリ)で、名門両班の地主の次男として生まれる。1941年早稲田大学卒業後朝鮮へ帰国し、朝鮮独立運動に身を投じ抗日パルチザン「朝鮮独立同志会」を組織する。戦後、朝鮮共産党機関紙「解放日報」記者を経て、南朝鮮労働党に合流。1948年朝鮮民主主義人民共和国が建国されると、文化宣伝省ヨーロッパ部長になるが、1950年金日成粛清により逮捕監禁される。1956年、釈放されると翌年に北朝鮮を脱出し、日本へと逃れて金日成政権批判を続けた。同じ南朝鮮労働党出身の朴正煕とも親交があった[1]。朴正煕に、アメリカに秘密に、中ソとの国交回復のために北京・モスクワに赴く全権密使になることを依頼されるも、その直後に朴正煕はKCIA部長の金載圭に暗殺される。

主な著者

外部リンク

脚注

  1. ^ 佐藤守 (2009). 金正日は日本人だった. 講談社. p. 54. ISBN 978-4062157667