忍者COP サイゾウ
ジャンル | アクションゲーム |
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対応機種 | ファミリーコンピュータ |
開発元 | AI |
発売元 |
九娯貿易[1] タイトー |
デザイナー | NORIPI SAGAMI |
プログラマー | TARO MACHIDA |
音楽 | YOKI SHINJYUKU |
美術 | DANICHI OONO |
人数 | 1人 |
メディア | 2メガビットロムカセット |
発売日 |
1989年11月17日 1990年4月 1991年1月24日 |
『忍者COP サイゾウ』(にんじゃコップ サイゾウ)は、1989年11月17日に九娯貿易より発売されたファミリーコンピュータ用のアクションゲーム。日本国外でも発売されており、日本国外版のタイトルはWrath of the Black Manta。
概要
オーソドックスな横スクロールタイプのアクションゲームで、手裏剣や刀(敵に接近して攻撃ボタン)、忍法で敵を倒し、捕らわれている子供を救出しながら進む。 全6ステージで、ステージの最後にはボスキャラが待ち構えている。 特定の敵に触れたり、捕らわれている子供を救出すると会話が始まるが、大抵が珍妙な内容の会話で、そのためにバカゲーと判断されてしまうことが多い[要出典]。ゲーム自体はバランス良く作られていて、難易度は低めになっている。
ストーリー
199X年、犯罪都市・ニューヨークで子供の誘拐事件が多発していた。ある日の真夜中、ジョン警視から例の誘拐事件が発生したとの連絡を受けた忍者刑事・サイゾウは、誘拐された子供の中に息子のサスケがいることを知る。 サイゾウは息子と誘拐された子供達を救うため、数々の忍法を武器に犯罪組織「ジャウズ」に立ち向かう。
登場人物
- コガクレサイゾウ
- 主人公。ニューヨーク市警の日系二世の刑事で多数の忍術を操る忍者。
- サスケ
- サイゾウの息子。友達の家へ泊まりに行っていたが、誘拐事件に巻き込まれる。捕らわれの身のはずだが、何故か各所に手紙を残したりサイゾウへ矢文で手紙を送ったりしている。
- ジョン警視
- ニューヨーク市警の警視。オープニングシーンに登場し、サイゾウに誘拐事件の解決を依頼する。
- 首領
- 本名不明。犯罪組織「ジャウズ」の首領。ステージが終わるたびに部下との会話シーンが流れる。実は妻がいる。
- モロゾフ
- エリア1のボスで、スラム街を取り仕切っている大男。頭が弱点。
- 赤忍者3人組
- エリア2のボス。首領が日本から連れてきた。トーテムポールの様な姿に変身し、サイゾウに襲いかかる。後に首領が彼らのギャラを抑えていた事が発覚する。
- 一つ目ドラゴン
- エリア3のボス。ジャウズがヨーロッパの奥地から連れてきた生物兵器。首領の細胞が使われている。
- イナズマン
- エリア4のボス。未完成の装置によって生まれた合成人間。
- メタリカ
- エリア5のボス。ジャウズが作り出した3機のロボット用心棒。
忍法
忍法は無制限に使用することが可能。攻撃ボタンを押しっぱなしにし、画面下方に表示されているゲージを溜めた後にボタンを離す(溜め撃ちする)ことで忍法を放つことができる。 初めは使用できる数が少ないが、各ステージをクリアすると使用できる忍法が増えていく。 セットできる忍法はA~Dそれぞれ一つのみだが、ゲーム中に選択画面を呼び出して変更することが可能。 ちなみに凧に乗って空を飛ぶシューティング面があるが、そこでは「波動の術」しか使うことができない。
忍法A
方向キーを押さずに攻撃ボタン溜め撃ちで出すことができる。
忍法B
方向キーの右または左を押しながら(歩きながら)攻撃ボタン溜め撃ちで出すことができる。
- 波動の術
- 前方に威力のある弾を撃てる。忍法Bはこの術のみ。
忍法C
方向キーの下を押しながら(しゃがみながら)攻撃ボタン溜め撃ちで出すことができる。
- 火走りの術
- 地を這う炎を放つ。忍法Cに初期セットされている忍法。
- 木の葉舞の術
- 上空から木の葉を撒き散らし、当たった敵の動きを止める。効かない敵もいる。
- 土ぐもの術
- 地中に潜ることが出来る。ただし、特定の地形の上のみ。
忍法D
方向キーの上を押しながら攻撃ボタン溜め撃ちで出すことができる。
- おぼろ影の術
- 頭上に分身を作ることができる。忍法Dに初期にセットされている忍法。
- かげろうの術
- 一定時間無敵になる。効いている間はどのような攻撃でもダメージを受けない。
- 木の葉がくれの術
- 時間が止まり、任意の場所に移動できる。
日本版と日本国外版の違い
- 日本国外版の発売元はタイトー。
- 使用されている音楽が違う。
- 技の振り分けが違う。
- ストーリーが異なる。
- 各会話シーン及びボスキャラクターのグラフィックが一部を除いて変更されている。
- ステージ構成が違う。具体的に言うと、国内版のステージ2が削除され、最終ステージのボスラッシュがなくなり、最終ボスが一定の手順を踏まない限り倒せない。
スタッフ
- TARO MACHIDA - プログラム
- NORIPI SAGAMI - ゲームデザイン
- DANICHI OONO - キャラクター
- YOKI SHINJYUKU - サウンド
- TUKAMAETE KUMA - サブスタッフ