必殺始末人
必殺始末人 | |
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監督 | 石原興 |
脚本 | 鈴木生朗 |
製作 |
櫻井洋三 鍋島壽夫 |
出演者 |
田原俊彦 南野陽子 |
音楽 | 平尾昌晃 |
主題歌 | 石川さゆり「恋路 -たび-」 |
撮影 | 藤原三郎 |
編集 | 園井弘一 |
配給 | 松竹 |
公開 | 1997年3月1日 |
上映時間 | 88分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『必殺始末人』(ひっさつしまつにん)は、1997年に公開された、松竹株式会社・松竹京都映画株式会社(現・松竹撮影所)・株式会社衛星劇場の製作の映画である。監督は石原興。
概要
「必殺シリーズ」としては、中村主水(藤田まこと)の一旦の最終作となった『必殺! 主水死す』から9か月後、それまでのテレビシリーズや劇場映画とは一線を画す形で本作が製作された。監督は、一貫してシリーズのメインキャメラマン(撮影技師)を務め、テレビシリーズやスペシャル版の演出も経験した石原興が、初めて劇場用映画のメガホンを取ることとなった。
第1作は、当時松竹が計画していた、味のある特徴的な作品を夜間に随時上映する「サテライトシアター」システムを定着させる協力作品として、固定ファンを掴んでいる「必殺シリーズ」に白羽の矢が立てられた。しかし、「サテライトシアター」は松竹の経営合理化や、同劇場のある「鎌倉シネマワールド」の閉鎖により消滅した。
第2作『乱れ咲く女役者の夢舞台』、第3作『地獄に散った花びら二枚』は、オリジナルビデオに舞台を移して製作された。また、映像作品に連動し、漫画版が『月刊サスペリア』(秋田書店、現在は休刊)に前後編で連載された(1997年11月号、12月号)。
あらすじ
上方でその名を馳せ、江戸へ流れ着いた浪人・山村只次郎は、北町奉行所与力・白鳥右京に偽りの処刑を施される。しかし、過去の剣客としての腕を白鳥に見込まれた只次郎は、かもめ、リュウとともに「お上が裁けぬ悪を裁く」始末人として生まれ変わるが、白鳥の私利私欲に反旗を翻し、牢内の囚人への差し入れを業務とする「地蔵屋」の女将・おとらを元締めとした、新生・始末人として裏稼業を開始する…。
キャスト
始末人
その他
- 白鳥右京 - 森次晃嗣
- お駒(リュウの母親) - 朝加真由美
- 黒沢河内守 - 伊藤敏八
- おくま - あき竹城
- 古田丈助 - 石倉英彦
- 乾勘兵衛 - 石田弘志
- 井筒屋利兵衛 - 芝本正
- 亀甲屋与右衛門(下元年世千太郎) - 水谷敦詞
- 弥七 - 楠年明
- 政吉 - 諸木淳郎
- 浮島太夫 - 斎藤絵里
- お園 - ひろみどり
- 徳松 - 東田達夫
- 与吉 - 大迫英喜
- 酌婦 - 神原千恵
- 同心風の男 - 上野秀年
- 同心 - 福中勢至郎
- 親方 - 松尾勝人
スタッフ
- 監督 - 石原興
- 製作 - 櫻井洋三(松竹京都映画)・鍋島壽夫(衛星劇場)
- 製作補 - 片岡公生
- 脚本 - 鈴木生朗
- 音楽 - 平尾昌晃
- 撮影 - 藤原三郎
- 美術 - 原田哲男
- 編集 - 園井弘一
- 助監督 - 酒井信行
主題歌
脚注
- ^ 後に同社の演歌部門廃止により、現在はテイチクエンタテインメント・テイチクレコードから発売。
外部リンク
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- 必殺始末人 - Movie Walker
- 必殺始末人 - 映画.com