御製

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御製(ぎょせい)とは、天皇皇帝、また皇族が手ずから書いたり作ったりした文章(政令の類は除く)・詩歌絵画などをいう。日本では、御製というと一般に天皇が詠んだ和歌のことをいうことが多い。天皇の詠んだ和歌は「御製」と書いて「おおみうた(大御歌)」と和語で読む場合(歌会始など)がある。

代表的な作品として太宗の手になる大慈恩寺大雁塔に刻された「聖教序」(御製御書)などがある。日本では天皇および皇室、皇族に関する敬語の一つである[1]

関連項目

脚注

  1. ^ 村上重良編『皇室辞典』東京堂出版