弾幕

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1915年の第二次イープルの戦いでの弾幕

弾幕(だんまく、英語:barrage)は、多数の弾丸を一斉に発射し、弾丸のを張ることである[1]

概要

正確に狙って命中させることを期待せず、大量の弾丸をばらまくことで確率論的に命中させる射撃法を行うことが多い。

弾幕は、敵が通過したり接近したりすることを阻止するためや、敵を殲滅するために行われる。 大量の弾薬消費と連続射撃が可能になった第一次世界大戦のころから行われるようになった。 初めて「弾幕張れ」(barrage)という命令が使用されたのは、1915年のヌーヴ・シャペルの戦いでのイギリス軍であった。

第二次世界大戦では航空機による攻撃に対抗するために機関砲高射砲による弾幕が張られた。 地上戦でもバンザイ突撃を破砕するために最終防護射撃による弾幕が張られた。

フィクションにおける弾幕

機動戦士ガンダム』では、ブライト・ノア艦長の「弾幕薄いぞ」のセリフが頻繁に出現する。

シューティングゲームの世界では「弾幕系シューティング」というカテゴリーがある。


出典

  1. ^ 『大辞泉』小学館-弾幕

関連項目