平田雅峰
ひらた がほう 平田雅峰 | |
|---|---|
 平田雅峰作 菱湖書 島黄楊虎斑 彫駒 | |
| 生誕 | 1959年 |
| 死没 | 2010年代[1][2][3] |
| 職業 | 駒師 |
平田 雅峰（ひらた がほう）は、日本の将棋駒師。元将棋駒研究会会友。
駒について[編集]
彫の腕は最高級の評価を得ており、感性に合わない駒は作らず、根杢などのごつい木地は彫らないというこだわりを持つ。このこだわりを良しとする棋士からは絶賛されている[4][5][6]。
その他[編集]
平田が彫った盛上駒は最上級の駒として、名人戦や竜王戦などのタイトル戦で多数使用されている。例えば、第76期将棋名人戦七番勝負第2局では、「水無瀬形」（木地は最高級とされる伊豆諸島・御蔵島産の黄楊。模様は、長時間の対局でも目が疲れない、癖のない赤柾）が使用された[7]ほか、第27期竜王戦七番勝負第5局では「菱湖書」が使用された[8]。
関連する人物[編集]
脚注[編集]
- ^ “将棋駒”. 丸八碁盤店. 2020年7月6日閲覧。 “去年逝去された平田雅峰氏が”
- ^ https://archive.is/NRsVF
- ^ http://housen.jugem.jp/?day=20190720
- ^ 将棋世界2014年9月号（P99- 駒に生きる「第6回」雅峰（平田雅峰））（contents もくじより抜粋）
- ^ 江戸楽2017年9月号（表紙＆P22- 駒師の世界）
- ^ 粋鏡なる試み 百年書房（P163- 駒と駒師-名工世界へ-現代の駒師たち）
- ^ “名人戦で使う駒、３種類の中から佐藤名人が選んだ理由：朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2019年10月12日閲覧。
- ^ “検分”. 竜王戦中継plus. 2019年10月12日閲覧。