市川良子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

市川 良子(いちかわ よしこ、1976年4月18日 - )は、山口県光市出身の元陸上競技中距離走長距離走マラソンランナーであり、現在は指導者として活動中である。

来歴[編集]

光市立浅江中学校在学中、当時体育教師で陸上部顧問であった山村進の指導を受け、めきめきと実力をつける。中学3年生時に当時の800m中学新記録を樹立、ジュニア時代から活躍した。中学卒業後の1992年、東京ランナーズ倶楽部の一期生となり日本陸上競技選手権大会をかつて3回制した(5000m:1974年、10000m:1971年、1979年)浜田安則コーチに師事(東京ランナーズ倶楽部の所属選手には、世界陸上セビリア大会女子マラソン銀メダリストの市橋有里らがいた)。1995年洗足学園大学附属高等学校を卒業。卒業後は日本航空に勤務していた[1]

数多くの国際大会出場経験を持ち、5000mでは1996年アトランタオリンピック2000年シドニーオリンピックに2大会連続出場を果たす。1500mでは2002年釜山アジア競技大会で、残り1周付近で両足のスパイクが脱げるアクシデントが有りながらも3位に入り、銅メダルを獲得。日本選手権でも計4回優勝(1500m:1993年、5000m:1996年、1997年、1999年)。

腰高のフォームが生み出す「スピード」を武器に、1500mからマラソンまでこなせるランナーへと成長した。趣味は読書、料理。

現在は兵庫県姫路市特定非営利活動法人Ichikawa Running Club 市川塾を主宰し、小学生から一般市民ランナーまで幅広く指導している。

主な成績[編集]

自己ベスト[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]