岡田芽武

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岡田 芽武
生誕 (1971-03-15) 1971年3月15日(53歳)
日本の旗 日本東京都
職業 漫画家
漫画原作者
映像作家
ジャンル 青年漫画
代表作SHADOW SKILL
公式サイト MEGUMU OKADA OFFICIAL HOMEPAGE
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岡田 芽武(おかだ めぐむ、1971年3月15日[1] - )は、日本漫画家漫画原作者東京都出身[1]。 企画デザイン会社・スタジオレスポンス代表[1]

来歴 

1992年に『コミックガンマ』(竹書房)において連載開始した「SHADOW SKILL」でデビューし、代表作に。主に青年誌で作品を発表している。デビュー作である「SHADOW SKILL 」は、ラジオドラマ、OVAなどのメディアミックスを経て、1998年にテレビアニメが放映された。 2003年チャンピオンRED』において、自身初となる原作付きの漫画「聖闘士星矢EPISODE.G」の連載を開始する[2] 。『聖闘士星矢』関連の原作者以外が漫画を担当する外伝作品の先駆けとなる[3] 。続編として、「聖闘士星矢EPISODE.G アサシン」を連載し、現在は「聖闘士星矢EPISODE.Gレクイエム」 を『マンガクロス』にて連載中である。 また、漫画家としての活動と並行して、画業30周年を記念した実写映画を自身が所属する『Team BLOCKHEADS』のメンバーと共に撮影していた[4]が、新型コロナウイルスが流行し撮影が中断されたため、ソーシャルディスタンスなどに配慮したアニメ「女優エイガトル」を発案、制作している[5]

作画、特徴、作風 

  • スクリーントーンを多用した絵柄、見開きを使った派手な画面効果が特徴。
  • 漫画の作画中に吹き出しを使用せずに巨大写植を絵の上に載せ、技を表現する技法を考案した初めての作家[6][7]
  • 聖闘士星矢EPISODE.G アサシン」の連載開始後数話でのWEB雑誌への移行に伴いフルカラー漫画の連載を開始する。
  • SHADOWSKILL」などの原作と作画を共に担当する漫画のみではなく、小池一夫車田正美などの他の作家との共作による作品も多い。また「聖闘士星矢Golden Age」では、小説も執筆している。

作品リスト

漫画作品

小説(挿絵)

  • 「心・影技」 (竹書房ガンマ文庫、著:関島眞頼)
  • 「業・影技」(竹書房ガンマ文庫、著:渡辺大祐)
  • SHADOW SKILL APOCRYPHA -影技-外典1“FIRE FOX”(富士見ファンタジア文庫、著:富永浩史)
  • SHADOW SKILL APOCRYPHA -影技-外典2“ETENDERD”(富士見ファンタジア文庫、著:富永浩史)
  • マジカル・シティ・ナイト(スーパークエスト文庫、著:朝松健)

その他

脚注

  1. ^ a b c まんがseek・日外アソシエーツ共著『漫画家人名事典』日外アソシエーツ、2003年2月25日初版発行、ISBN 4-8169-1760-8、81頁
  2. ^ 聖闘士星矢EPISODE.G 1巻 あとがき. 秋田書房 チャンピオンREDコミックス. (2003年6月19日 2003) 
  3. ^ 岡田芽武先生が語る車田正美先生とのエピソード”. Togetter. 2020年9月4日閲覧。
  4. ^ 映像製作 | TeamBLOCKHEADS「チームブロックヘッズ」”. Team BLOCKHEADS. 2020年7月20日閲覧。
  5. ^ https://twitter.com/meguzou1303/status/1305061107669712896”. Twitter. 2020年10月18日閲覧。
  6. ^ 巨大写植を使った漫画の必殺技表現、元祖は「影技 SHADOW SKILL」? Twitter議論に作者が降臨”. ねとらぼ. 2020年7月20日閲覧。
  7. ^ 漫画の技名をフキダシを用いず、巨大な写植で表現する手法の元祖は何か?”. Togetter. 2020年7月20日閲覧。
  8. ^ アートにエールを!東京プロジェクト(個人型)”. cheerforart.jp. 2020年7月23日閲覧。

外部リンク