山下昌良

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山下 昌良
2010年撮影
基本情報
生誕 (1961-11-29) 1961年11月29日(62歳)
出身地 日本の旗 日本,大阪府大阪市
ジャンル ヘヴィメタル
ハードロック
職業 ベーシスト
担当楽器 ベース
活動期間 1981年 -
共同作業者 LOUDNESS
spAed
ゲディ・リー
クリス・スクワイア
ポール・マッカートニー
ロジャー・グローヴァー

山下 昌良(やました まさよし、1961年11月29日 - )は、日本ベーシストヘヴィメタルバンドLOUDNESS[1]、ブラッドサーカス、元spAedのベーシスト。大阪市東住吉区出身。愛称は「マー君」「まー師匠」。

来歴[編集]

  • 1981年、山下の幼馴染だったギタリスト高崎晃とともにLOUDNESSを結成し、同バンドのベーシストとしてデビュー。
  • 1992年、自らの後任に元X沢田泰司を推薦し、LOUDNESSを脱退。 1992年、Love Rocks92にて、二井原実率いるDed Chapllinにゲスト出演。
  • 1994年、元44MAGNUM広瀬さとしspAedを結成。この時はルックスを大幅に変えていた。
  • 1997年、spAed解散。
  • 1998年、元LOUDNESSの樋口宗孝とブラッドサーカス結成。
  • 2000年、樋口と共にLOUDNESSに電撃復帰し、現在に至る。

人物[編集]

  • 加入当時はリッケンバッカー、その後はワンショルダーのステージ衣装とフロントのピックアップを斜めに配したESPのベースとMarshallのアンプ。なお、現在はフランスの楽器メーカーの「Vigier(ヴィジェ)」のベースを主に使用している。奏法は主にピック奏法だが、近年はフィンガー・ピッキングも行う機会が増えている。Vigierのベースは自身のモデルや既製品の他に、ロジャー・グローヴァーのシグネイチャー・モデルを使っている。 高崎晃と同じく、CAT'S Factoryの山下のシグネイチャーモデル、クリーンブースター「MY-1129」を使用している。
  • 無類の釣り好きで、LOUDNESS脱退後はしばらく活動していなかったため、所属事務所の社長から「あいつは音楽やめて漁師になった」といわれるほどだった。
  • 阪神タイガースのファン。
  • LOUDNESSやspAedの活動以外では、80年代においては女性歌手のレコーディング参加、近年は二井原実B'z松本孝弘のソロ・ライブに参加している。

書籍[編集]

  • ロック・ベース 山下昌良のハード・ロック・ベース講座(1986年 シンコー・ミュージック
  • 重音 HEAVY GROOVE 山下昌良自伝(2022年リットーミュージック刊)

脚注[編集]

  1. ^ LOUDNESSのプロフィール - ナタリー・2014年6月8日閲覧。

外部リンク[編集]