屋慶名バスターミナル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Merimeridansu (会話 | 投稿記録) による 2016年3月28日 (月) 12:59個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

屋慶名バスターミナル(やけなバスターミナル)は、沖縄県うるま市与那城屋慶名にあるバスターミナルである。琉球バス交通沖縄バスが共同管理しており、自動車ターミナル法では専用バスターミナルに分類される[1]。沖縄バスのみ営業所(出張所)を併設している。

沖縄本島内では最も新しいバスターミナルである。当バスターミナルが運用が開始される前の2000年以前は現在のJA与那城の付近にバスターミナルがあった。それ以前の1972年ごろまでは、旧与那城役場近くの屋慶名地区の中心にあった。現在のバスターミナルは、旧バスターミナルの約2倍の広さを持ち、洗車設備なども設置された。

構造

  • 所在地 - 沖縄県うるま市与那城屋慶名467-25[1]
    • 沖縄バス屋慶名出張所を同地に併設。
  • 境域面積 - 3,305.79m²
  • バース数 - 2

乗車口と降車口を設けており、約35台の車両が停車できる駐車場を備え、また雨水を利用した洗車設備や給油設備がある。

琉球バス交通は2系統、沖縄バスは7系統を運行しているため、沖縄バスのエリアのほうが広く取られている。琉球バス交通は休憩所のみで営業所機能や車両の配置はなく、発着路線の担当営業所である具志川営業所と当ターミナルの間を回送している。沖縄バスは屋慶名出張所を設置しており、車両の配置と営業所機能、定期券販売所がある。

沿革

  • 1956年10月 - 旧与那城村役所(当時)付近にバスターミナルを設置。
  • 1972年12月 - 現在のJA与那城付近に移転。
  • 1999年12月8日 - 新屋慶名バスターミナル完成。
  • 2000年1月1日 - 旧バスターミナルより新築移転。当バスターミナル運用開始。
  • 2006年7月22日 - 80番・与那城線が運行開始。
  • 2006年11月1日 - 沖縄バスが27番・227番に具志川高校経由を新設。
  • 2008年7月12日 - 180番・屋慶名(首里駅・国場)線の系統番号が280番に変更のうえ、おもろまち駅前広場まで延長された。
  • 2009年9月28日 - 280番廃止。127番・屋慶名(高速)線が運行開始。
  • 2016年3月28日 - 琉球バスが27番、227番を廃止し撤退(沖縄バスの27番・227番は運行継続)。


周辺

与那城町のうるま市与那城地区の中心部に近い。

  • 与那城総合公園
  • うるま市役所与那城庁舎
  • 与那城地区公民館
  • 与那城歴史民俗資料館
  • うるま市立与那城小学校
  • うるま市立与那城幼稚園
  • JAおきなわ与那城支店 - 本島と与勝諸島を結ぶうるま市有償バスの発着地。ただし当バスターミナルではなくJA与那城前バス停が最寄りである。

発着している路線

路線 主な経由地(経由しない便もあり) 行き先
[27]屋慶名(大謝名)線 平敷屋・与那城・安慶名・平良川・コザ普天間真栄原・大謝名・牧港泊高橋 那覇バスターミナル
[52]与勝線 前原・与那城・赤道十字路・コザ高校前・渡口・普天間・真栄原・大謝名・牧港
[80]与那城線 前原・与那城・安慶名・平良川・コザ・普天間・真栄原・大謝名・牧港・泊高橋
[127]屋慶名(高速)線 平敷屋・与那城・安慶名・平良川・コザ・園田・沖縄南IC沖縄自動車道那覇IC・国場
[227]屋慶名おもろまち線 平敷屋・与那城・安慶名・平良川・コザ・普天間・真栄原・大謝名・牧港 おもろまち駅前広場
[61]前原線 前原・与那城・赤道十字路・コザ高校前・渡口・普天間・真栄原 真志喜駐車場
[93]屋慶名〜イオンモール線 平敷屋・与那城・安慶名・平良川・コザ イオンモール沖縄ライカム

隣のバス停

全路線
与那城庁舎前

脚注

  1. ^ a b 沖縄総合事務局陸運事務所『平成26年版運輸要覧 (PDF) 』、p.157

座標: 北緯26度19分38.8秒 東経127度54分20.7秒 / 北緯26.327444度 東経127.905750度 / 26.327444; 127.905750