尖閣神社
尖閣神社 | |
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所在地 | 沖縄県石垣市字登野城2392番地(尖閣諸島魚釣島) |
主祭神 | 天照大御神 |
創建 | 平成12年(2000年) |
尖閣神社(せんかくじんじゃ)は、沖縄県石垣市・尖閣諸島の魚釣島にある神社。祭神は伊勢神宮から勧請した天照大御神。
尖閣諸島の鎮護と東シナ海を航行するすべての船舶の安全を願い、2000年4月20日に創建された。尖閣神社創建の事業は日本青年社の主導で行なわれ、木造の祠が建設された。創建に際しての神事は、戦後では初めて魚釣島に神職が上陸して斎行された。毎年、日本青年社が島内の2箇所に建設した灯台の点検整備のため魚釣島を訪れる際、例祭ならびに船舶航行安全祈願祭が行なわれている。2基の灯台のうち、魚釣島灯台は日本青年社が所有権を放棄して政府に寄贈したため、現在では海上保安庁が管理する国有財産として登記され、海図にも記載されている。
2004年3月、日本の領海を侵犯し魚釣島に不法上陸した中国人により破壊された。この事件を日本青年社は沖縄県警察に訴え、被害届が受理された。日本青年社は、被害届が受理されたことは、尖閣諸島に日本の主権が及んでいる証拠と主張している[1]。
後日、尖閣諸島に上陸した日本青年社により祠が再建され、「尖閣神社」と揮毫された石板が設置された。祠と石板は、頑丈な花崗岩で造られている。
脚注
- ^ “中国人は魚釣島に不法上陸して、神社まで破壊していた! 日本青年社・滑川裕二顧問の所懐”. サイゾー (2011年1月18日). 2011年4月27日閲覧。