小椋寛子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小椋 寛子(おぐら ひろこ、1955年8月5日[1] - )は、日本歌手女優。別名、小椋 ひろ子(読み同じ)、美原 圭子静岡県浜松市中央区出身。

来歴・人物[編集]

1969年に、「劇団こまどり」に所属、NHK連続テレビ小説信子とおばあちゃん』、大河ドラマ樅ノ木は残った』などに出演。1972年に日本テレビ系『飛び出せ!青春』でレギュラーの大島妙子役を演じ、純情な高校生役で人気を得た。

その後は歌手に転向し、クラウンレコードから『恋算数 / さよならの手紙』で歌手デビュー、その後、美人系ポップス歌手として活躍、『あやとり』など数枚のシングルを残す。

1977年には「美原圭子(みはら けいこ)」と改名、演歌歌手として活躍するほか、NTVドラマ火曜劇場のテーマ曲を歌い、『太陽にほえろ!』にゲスト出演する。

1990年代は、時代劇俳優・小椋寛子としてテレビドラマや舞台にて活動。

現在は、浜松市中央区元浜町でスナック「ともだち」を経営し、2009年4月に「もう一度恋に・・・」「さよならに乾杯」で再デビューし、グランドホテル浜松で剛たつひと司会でディナーショーを開いた。さらに、地元テレビやラジオに出演、浜名湖競艇場でもイベントを展開し活動している。

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

舞台[編集]

  • 北島三郎新宿コマ特別公演「暴れ辰五郎 花の喧嘩纏」(1979年、新宿コマ劇場
  • 北島三郎新宿コマ特別公演「北海のはぐれ鳥」(1980年、新宿コマ劇場)

音楽[編集]

小椋ひろ子名義
  • 恋算数 / さよならの手紙(1973年 クラウンレコード
  • 初恋日記 / 女の子(1973年 クラウンレコード)
  • 春の桟橋 / ザビエルの夕陽(1974年 クラウンレコード)
  • しあわせの予感 / 冬の出来事(1974年 クラウンレコード)南こうせつ
  • あやとり / 花曇り(1975年 クラウンレコード)
  • 風見鳥のある町 / 夏の誘惑(1975年 クラウンレコード)
  • 雨の海岸通り / としごろ(1976年 クラウンレコード)
美原圭子名義
  • ふり向いてもう一度 / ひとひらの雪(1977年 クラウンレコード)
  • 失恋特急 / あの人の夏が始まる(1977年 クラウンレコード)
  • 風のグラフィティ / いつか奥香落へ・・・(1977年 クラウンレコード)
  • 越後のはなし / 夕日に浜名湖(1977年 クラウンレコード)
  • 風まくら,ほろほろふたり(1977年 アルバム「風まくら」「細川俊之」)
  • 函館坂町涙町 / それを愛というのなら(1978年 クラウンレコード)
  • 追いかけて涙町 / 二人だけの北の街(1978年 クラウンレコード)
  • 私は泣かない / つくり笑い(1979年 クラウンレコード)
  • 日暮れ花(1980年 クラウンレコード)
  • 夢しぐれ / ひとりまくら(1981年 クラウンレコード)
  • もういちど恋に… / さよならに乾杯(2009年 バップ
小椋寛子名義
  • 赤い橋 / 私の生命(2014年 クラウンレコード)

脚注[編集]

  1. ^ 映画情報 38(5)(249);5月号」国立国会図書館デジタルコレクション

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

https://web.archive.org/web/20160304094031/http://o-hiroko.music.coocan.jp/