小柳"cherry"昌法

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小柳"cherry"昌法
出生名 小柳昌法
生誕 (1959-10-23) 1959年10月23日(64歳)
出身地 日本の旗 日本 静岡県浜松市
ジャンル J-POP
職業 ドラマー
作曲家
担当楽器 ドラム
共同作業者 LINDBERG
GaGaalinG
ROLL-B DINOSAUR
Johnnie Fingers
Quarter Century
BOWWOW G2
公式サイト DRUMMER-CHERRY.com

小柳"cherry"昌法(こやなぎ・チェリー・まさのり、1959年10月23日 - )は、静岡県浜松市出身のドラマー作曲家血液型A型。身長184cm。

来歴[編集]

1985年4月ザ・モータースポーツ・ミュージックのドラマーとしてデビュー[1]

1988年平川達也の誘いにより、LINDBERGに加入。

1989年4月、LINDBERGデビュー。以後、ドラマーとしてだけでなく、作曲家としても、『Over The Top』や『GAMBAらなくちゃね』「この街で」など、多くの名曲を産み出した。

2002年8月のLINDBERG解散後、GaGaalinG、GLANZ、ECHOES[2]PANTA率いる「陽炎」やCHEAP PURPLEのメンバーとしての活動や様々なセッションに参加[3]洗足学園音楽大学R&Pコースの非常勤講師も務めている[3][4]

2003年 - 2004年三柴理 Electric Trioに参加(メンバーは、三柴理白船睦洋・小柳)。2004年、アルバム『SEGA ROCK』のために、ユニットSEGAROCKSを結成(メンバーは渡辺直樹・ルーク篁イトウシンタロウ寺沢功一・小柳)。

2005年4月13日GaGaalinGでデビュー。

2009年、LINDBERG一年間の期間限定で再始動。

2010年7月、GaGaalinG解散。

2011年2月、GLANZのドラマーとして、活動開始。6月、CHEAP PURPLEに加入。12月ECHOESに加入。

2013年1月、GLANZ活動休止[5]

2014年1月、LINDBERGが結成25周年を迎えるのに伴い、4年ぶりの再始動を発表[6]

2014年より日本を代表するハードロックバンドBOWWOWが山本恭司(ギター、ボーカル)と斉藤光浩(ギター、ボーカル)の2人で活動する事を決定、バンド名も"BOWWOWのギター2人"という意味の「BOWWOW G2」となるが、そのライヴメンバーに外道、SENSE OF WONDERの松本慎二(ベース)と共に抜擢され、現在に至るまでライヴ活動を行なっている。またBOWWOW G2は2024年7月5〜8日にスウェーデンで開催される『TIME TO ROCK FESTIVAL』に招聘され、3日目の7月7日に出演が決定している。BOWWOW G2ではなく BOW WOW名義での出演となる。

2015年7月、織田哲郎が結成したバンド「ROLL-B DINOSAUR」(ロール・ビー・ダイナソー)にドラマーとして参加[7]。7月21日、デビュー30周年記念配信シングル「DEVOTION〜WAKAN TANKA」を発表(2017年12月13日にCD発売)。10月17日、デビュー30周年イベントを予定し、GaGaalinG、CHEAP PURPLE、LINDBERG、PANTAらが参加する[8]

2020年7月1日、元晴晴゛寺田岳史と新ユニットQuarter Centuryを結成し、シングル『SPEED STAR』でデビュー[9]

人物[編集]

ニックネームのcherryの由来は漫画うる星やつら』の登場人物「錯乱坊(通称チェリー)」[10]

小学校時代に兄の影響で聴いていたザ・ベンチャーズのドラムに惹かれ、自己流ではじめる[10]

中学校時代、当時剣道部に所属していたため、竹刀をスティックの長さに折って、教科書をドラム代わりにして叩いていた[10]。中学3年生の時、初めてドラムセットを購入[10]

中学・高校時代は、ディープ・パープルをよく聴いており、イアン・ペイスのドラミングからは多くのものを学んだと語っている[10]

高校に入学と同時にバンドを結成し、コンサートも積極的に行う[10]。高校卒業後、一度は就職したが、音楽をあきらめきれず、再びバンド活動を再開[10]

20歳頃に単身上京[11]スタジオ・ミュージシャンローディー、バンド活動、レコーディングやバックバンドの仕事などを経験[10]。その後、平川達也の誘いで、LINDBERGのメンバーに加入することになる[10]。LINDBERGのメンバーの中では唯一の血液型A型だった(他の3人はO型)。

東日本大震災後、T.M.Revolution西川貴教の呼びかけに賛同し「STAND UP! JAPAN 2011」に参加[12]。個人でも支援物資を募集。ファンクラブRHYTHM BOX CLUBやそれ以外でもチャリティーイベントを行う。自身のグッズCHERRY-Tシャツの収益金の10%を義援金として送る。

ドラムスクールRHYTHM BOX CLASSでマンツーマンでのレッスンを行っている(現在はドラム経験者、バンド経験者に限る)。不定期でメールマガジン「RHYTHM BOX NEWS」を発送。

ドラムはTAMAを使用[13]。叩いている時に楽しそうな笑顔を見せることから、一部ファンから「笑顔にホッコリする」とチェリースマイルの評判が高い。

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

  • DEVOTION~WAKAN TANKA(2017年12月13日)

ミニアルバム[編集]

  • BOYS of ISLAND(1994年7月25日)

DVD[編集]

  • 「CHERRY's RHYTHM BOX」

出演[編集]

テレビ[編集]

楽曲提供[編集]

LINDBERG以外

レコーディング参加[編集]

ライブサポート[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 参考サイト1参考サイト2 - 1985年4月5日に、シングル『ヴィーナス・ジーザス』でフォーライフからデビューしていたが、結局シングル1枚のみで解散している。
  2. ^ 今年いきなり、最高のロックギフト!!!ECHOES ROCK'N'ROLL ENGINE 2012~連帯の日~「そのうち愛がないなら、今すぐ僕らは手をつなげ!」1990年10月以来、22年ぶり!11回目の渋谷公会堂LIVE!!2012年5月8日(火)!! | エコーズ | ソニーミュージックオフィシャルサイト”. エコーズ | Sony Music. 2023年11月22日閲覧。
  3. ^ a b CHERRYツイッターの紹介文”. 2014年1月20日閲覧。
  4. ^ 洗足学園音楽大学、指導陣紹介ページ
  5. ^ GLANZ活動休止のお知らせ”. GLANZ OFFICIAL WEBSITE. 2014年1月20日閲覧。
  6. ^ LINDBERG、4年ぶり再始動で「音返し」”. オリコン. 2014年1月20日閲覧。
  7. ^ 織田哲郎×ダイアモンド☆ユカイ、新バンド結成 8・6初ライブ”. ORICON (2015年7月1日). 2015年7月1日閲覧。
  8. ^ ~Cherry's 55-30 years anniversary~” (2015年4月15日). 2015年4月15日閲覧。
  9. ^ Quarter Century『SPEED STAR』デビュー記念インタビュー” (2020年6月18日). 2020年6月18日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g h i CHERRY PROFILE”. DRUMMER-CHERRY.com. 2014年1月20日閲覧。
  11. ^ 宝島編集部『LINDBERG 虹を追いかけて』小柳昌法インタビュー
  12. ^ STAND UP! JAPAN 2011オフィシャルサイト
  13. ^ TAMAオフィシャルサイト「Always」
  14. ^ BEREEVE/NAKED MYSELF CDジャーナル
  15. ^ 公式サイトインフォメーション
  16. ^ オリコン関ジャニ∞の売り上げランキング
  17. ^ アゴアニキの巣”. agoaniki.blog57.fc2.com. 2023年11月22日閲覧。

外部リンク[編集]